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公開番号2025115142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009508
出願日2024-01-25
発明の名称電池パック構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/204 20210101AFI20250730BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】干渉時の短絡を防止するとともに、パッケージ効率がよい電池パック構造を提供すること。
【解決手段】電池パック構造は、積層された複数の電池セルからなる第1の電池モジュールが、第1のケースと前記第1のケースを上方から密閉する第1のカバーとに収容されている第1の電池パックと、前記第1の電池パックの下方に位置し、積層された複数の電池セルからなる第2の電池モジュールが、第2のケースと前記第2のケースを下方から密閉する第2のカバーとに収容されている第2の電池パックと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
積層された複数の電池セルからなる第１の電池モジュールが、第１のケースと前記第１のケースを上方から密閉する第１のカバーとに収容されている第１の電池パックと、
前記第１の電池パックの下方に位置し、積層された複数の電池セルからなる第２の電池モジュールが、第２のケースと前記第２のケースを下方から密閉する第２のカバーとに収容されている第２の電池パックと、
を備える電池パック構造。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記第１の電池パックと前記第２の電池パックとの間に配置されており、前記第１の電池モジュール及び前記第２の電池モジュールを冷却する冷却器を備える請求項１に記載の電池パック構造。
【請求項３】
前記第２のカバーの剛性は、前記第１のカバーの剛性より大きい請求項１記載の電池パック構造。
【請求項４】
前記第１のケースと前記第２のケースとは、同一の材料からなるとともに同一の形状をなし、開口部が互いの反対側に位置するように配置されている請求項１に記載の電池パック構造。
【請求項５】
前記第２のカバーと前記第２の電池モジュールとの間の距離は、前記第１のカバーと前記第１の電池モジュールとの間の距離よりも大きい請求項１に記載の電池パック構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パック構造に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電池パックの天面同士が対向する姿勢で上下に積み上げられている電源装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－１１５２８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の電源装置では、下端面に熱交換媒体が通る通路を設けており、路面側からの干渉時に液漏れが発生して短絡する恐れがある。
【０００５】
また、特許文献１の電源装置では、熱交換媒体が通る通路と、電池パックから発生したガスの排出経路とを上下両端面に設けており、パッケージ効率がよくない。
【０００６】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、干渉時の短絡を防止するとともに、パッケージ効率がよい電池パック構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示に係る電池パック構造は、積層された複数の電池セルからなる第１の電池モジュールが、第１のケースと前記第１のケースを上方から密閉する第１のカバーとに収容されている第１の電池パックと、前記第１の電池パックの下方に位置し、積層された複数の電池セルからなる第２の電池モジュールが、第２のケースと前記第２のケースを下方から密閉する第２のカバーとに収容されている第２の電池パックと、を備える。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、干渉時の短絡を防止するとともに、パッケージ効率がよい電池パック構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１は、実施形態に係る電池パック構造の概略的な構成図である。
図２は、実施例に係る電池パック構造の構成図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
本開示の実施形態に係る電池パック構造について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
（【００１１】以降は省略されています）

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