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公開番号2025114517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2025010244
出願日2025-01-24
発明の名称高信頼性防水レセプタクルコネクタ
出願人アンフェノール イースト アジア エレクトロニック テクノロジー (シェンチェン) カンパニー リミテッド,Amphenol East Asia Electronic Technology (Shen Zhen) Co., Ltd.
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/6581 20110101AFI20250729BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高信頼性の耐水性レセプタクルコネクタを提供する。
【解決手段】端子アセンブリが、ハウジングの舌部によって保持された嵌合端部と、ハウジングの後部部分から延出するテールと、を有する導電性要素を含む。レセプタクルコネクタは、接続されたシェルによって包囲される。ハウジング上の導電性部材は、ハウジング内の遮蔽部材に接続される。第1のシェルは、舌部から第1の部分まで端子アセンブリを取り囲み、導電性部材に接続される。第1のシェルは、前部外側シール及び後部内側シールを有する。第2のシェルは、第1のシェル上に配設され、第1のシェルに接続される。第3のシェルは、ハウジングの後部部分上に配設された第2のシェルの一部分上に配設され、第2のシェルのその一部分に接続される。第2及び第3のシェルは両方とも、回路基板に装着することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
基板に装着し、前記基板の上方で鉛直方向に延在するように構成されたレセプタクルコネクタであって、
端子アセンブリと、導電性部材と、第1のシェルと、を備え、
前記端子アセンブリは、
複数の導電性要素であって、各々が、嵌合端部、テール、及び前記嵌合端部と前記テールとの間の中間部分を備える複数の導電性要素と、
前記複数の導電性要素の前記嵌合端部を保持する舌部、後部部分、及び前記舌部と前記後部部分との間の第1の部分を備え、前記舌部、前記後部部分、及び前記第1の部分の頂部表面が、互いから前記鉛直方向にオフセットしている、ハウジングと、
前記ハウジングによって保持された遮蔽部材であって、前記ハウジングの前記第1の部分から延出する1つ以上の突出部を備える遮蔽部材と、を備え、
前記導電性部材は、
前記端子アセンブリの前記ハウジングの前記第1の部分上に配設されており、
前記遮蔽部材の前記1つ以上の突出部を受容するように構成された1つ以上の開口部を備え、
前記第1のシェルは、
前記端子アセンブリの前記ハウジングの前記舌部から前記第1の部分まで前記端子アセンブリを取り囲んでおり、
第1の接合部分で前記導電性部材に接続されている、レセプタクルコネクタ。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
レセプタクルコネクタであって、
端子アセンブリと、導電性部材と、第1のシェルと、第2のシェルと、第3のシェルと、を備え、
前記端子アセンブリは、
複数の導電性要素であって、各々が、嵌合端部、テール、及び前記嵌合端部と前記テールとの間の中間部分を備える複数の導電性要素と、
前記複数の導電性要素の前記嵌合端部を保持する舌部、後部部分、及び前記舌部と前記後部部分との間の第1の部分を備え、前記舌部、前記後部部分、及び前記第1の部分の頂部表面が、互いから鉛直方向にオフセットしている、ハウジングと、を備え、
前記導電性部材は、前記端子アセンブリの前記ハウジングの前記第1の部分上に配設され、
前記第1のシェルは、
前記端子アセンブリの前記ハウジングの前記舌部から前記第1の部分まで前記端子アセンブリを取り囲んでおり、
第1の接合部分で前記導電性部材に接続され、
前記第2のシェルは、
前記第1のシェルの後部部分上に配設され、第2の接合部分で前記第1のシェルの前記後部部分に接続された第1の部分、前記端子アセンブリの前記ハウジングの前記後部部分上に配設された第2の部分、及び前記第1の部分と前記第2の部分とを接続する移行部分を備え、
前記第3のシェルは、
前記第2のシェルの前記第2の部分上に配設され、第3の接合部分で前記第2のシェルの前記第2の部分に接続された水平部分、並びに前記水平部分の両側に配設された第1及び第2の装着部分であって、これらの各々が、ねじ穴を備える、第1及び第2の装着部分を備える、レセプタクルコネクタ。
【請求項3】
前記端子アセンブリは、
前記ハウジングによって保持された遮蔽部材であって、前記ハウジングの前記第1の部分から延出する1つ以上の突出部を備える、遮蔽部材を備える、請求項2に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項4】
前記第1の接合部分は、複数の第1の接合点を備える、請求項1又は3に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項5】
前記複数の第1の接合点は、線形アレイ状に配列されている、請求項4に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項6】
前記第1のシェルは、前記導電性部材を介して、前記端子アセンブリの前記遮蔽部材に電気的に結合されている、請求項1又は3に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項7】
第2のシェルを備え、
前記第2のシェルは、
前記第1のシェルの後部部分上に配設され、第2の接合部分で前記第1のシェルの前記後部部分に接続された第1の部分と、
前記端子アセンブリの前記ハウジングの前記後部部分上に配設された第2の部分と、
前記第1の部分と前記第2の部分とを接続する移行部分と、を備える、請求項1に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項8】
前記第2の接合部分は、複数の第2の接合点を備える、請求項3又は7に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項9】
前記複数の第2の接合点は、2つの対称群を備える、請求項8に記載のレセプタクルコネクタ。
【請求項10】
前記2つの対称群の各々における前記第2の接合点は、L字形アレイ状に配列されている、請求項9に記載のレセプタクルコネクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2024年1月24日付けで出願された、中国特許出願第202420181269.3号の優先権及び利益を主張し、その内容は参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,500 文字)【0002】
(発明の分野)
本出願は、電子アセンブリを相互接続するように構成された電気コネクタを含むものなどの、相互接続システムに関する。
【背景技術】
【0003】
電気コネクタは、多くの電子システムにおいて使用されている。システムを、電気コネクタと一緒に接合され得る、プリント回路基板(Printed Circuit Board、PCB)などの別個の電子サブアセンブリとして製造することは、一般的に、より容易であり、かつ費用効果がより高い。分離可能なコネクタを有することは、異なる製造業者によって製造された電子システムの構成要素が容易に組み立てられることを可能にする。分離可能なコネクタはまた、システムが組み立てられた後に、欠陥のある構成要素を交換すること、又はより高性能の構成要素でシステムをアップグレードすることのいずれかのために、構成要素が容易に交換されることを可能にする。
【0004】
いくつかの電子サブアセンブリを接合するための既知の構成は、1つのプリント回路基板をバックプレーンとして機能させることである。既知のバックプレーンは、多くのコネクタが装着され得るPCBである。バックプレーン内の導電トレースは、信号がコネクタ間でルーティングされ得るように、コネクタ内の信号導体に電気的に接続され得る。「ドーターボード(daughterboard)」、「ドーターカード(daughtercard)」、又は「中間基板(midboard)」と呼ばれる他のプリント回路基板は、バックプレーンを介して接続され得る。例えば、ドーターカードは、またその上に装着されたコネクタを有し得る。ドーターカード上に装着されたコネクタは、バックプレーン上に装着されたコネクタに差し込まれ得る。このようにして、信号は、コネクタ及びバックプレーンを介して、ドーターカード間でルーティングされ得る。ドーターカードは、バックプレーン内へと直角に差し込まれ得る。したがって、これらの用途に使用されるコネクタは、直角屈曲を含み得、「直角コネクタ」と呼ばれることが多い。
【0005】
コネクタはまた、電子アセンブリを相互接続するための他の構成で、使用され得る。場合によっては、電子部品を搭載し、かつドーターボードを相互接続する、「マザーボード」と呼ばれる別のプリント回路基板に、1つ以上のプリント回路基板が接続される場合もある。このような構成では、マザーボードに接続されたプリント回路基板は、ドーターボードと呼ばれ得る。ドーターボードは、マザーボードよりも小さい場合が多く、時折、マザーボードに平行に位置合わせされ得る。この構成に使用されるコネクタは、「スタッキングコネクタ(stacking connector)」又は「メザニンコネクタ(mezzanine connector)」と呼ばれることが多い。他のシステムでは、ドーターボードは、マザーボードに対して垂直であり得る。
【0006】
コネクタはまた、マザーボードが、プロセッサと、プロセッサとプリンタ又はメモリデバイスなどの周辺機器との間でデータを渡すように構成されたバスと、を有し得るコンピュータにおいて使用され得る。コネクタは、マザーボードに装着され、バスに接続され得る。これらのコネクタの嵌合インターフェースは、多くの場合、ケーブルを介して周辺機器に取り付けられるコネクタが、マザーボード上のコネクタ内へと挿入されるように、コンピュータ用の筐体の開口部から露出され得る。この構成により、周辺機器をコンピュータに容易に接続することができる。
【0007】
周辺機器の可用性を増強させるために、バス、及びバスを介して周辺機器を物理的に接続するために使用されるコネクタが規格化され得る。このようにして、多数の製造業者から入手可能な多数の周辺機器が存在し得る。これらの製品は全て規格に準拠したものである限り、規格に準拠したバスを有するコンピュータにおいて使用され得る。このような規格の例としては、コンピュータで一般的に使用されるユニバーサルシリアルバス(Universal Serial Bus、USB)が挙げられる。規格は、複数の改訂を経て、経時的に、コンピュータに期待されるより高い性能に適合してきた。例えば、ポータブル電子デバイスは、USBレセプタクルコネクタをUSBプラグコネクタと接続することによる充電及び/又は別の電子デバイスとのデータ交換などの様々な目的のために、USBタイプCレセプタクルコネクタを含むことが多い。
【0008】
いくつかのUSBコネクタは、耐水性である。これらのコネクタは、コンピュータの筐体の外側からの水が、コネクタのために残された開口部を通ってコンピュータの筐体に入ることを遮断する、封止部を含み得る。
【発明の概要】
【0009】
本出願の態様は、高信頼性防水レセプタクルコネクタに関する。
【0010】
いくつかの実施形態は、基板に装着し、基板の上方で鉛直方向に延在するように構成されている、レセプタクルコネクタに関する。レセプタクルコネクタは、端子アセンブリであって、複数の導電性要素であって、各々が、嵌合端部、テール、及び嵌合端部とテールとの間の中間部分を備える、複数の導電性要素と、複数の導電性要素の嵌合端部を保持する舌部、後部部分、及び舌部と後部部分との間の第1の部分を備え、舌部、後部部分、及び第1の部分の頂部表面が互いから鉛直方向にオフセットしている、ハウジングと、ハウジングによって保持され、ハウジングの第1の部分から延出する1つ以上の突出部を備える、遮蔽部材と、を備える、端子アセンブリと、端子アセンブリのハウジングの第1の部分上に配設された導電性部材であって、遮蔽部材の1つ以上の突出部を受容するように構成された1つ以上の開口部を備える、導電性部材と、端子アセンブリのハウジングの舌部から第1の部分まで端子アセンブリを取り囲み、第1の接合部分で導電性部材に接続された第1のシェルと、を備え得る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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