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公開番号2025114341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008982
出願日2024-01-24
発明の名称連結構造およびグロメット
出願人トヨタ自動車株式会社,矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/06 20060101AFI20250729BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】グロメットの筒状部へのコルゲートチューブの挿入性を向上する技術を提供する。
【解決手段】連結構造10は、筒状部20を有するグロメット12と、筒状部20に挿入されるコルゲートチューブ14と、を備える。コルゲートチューブ14は、山部と谷部とを交互に有する。筒状部20は、内周面に環状に突出して形成された複数の凸部と、内周面に形成され、凸部と交互に配置される環状の凹部と、を有する。凸部は、谷部よりもピッチが大きくなるように形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状部を有するグロメットと、
前記筒状部に挿入されるコルゲートチューブと、を備え、
前記コルゲートチューブは、山部と谷部とを交互に有し、
前記筒状部は、
内周面に環状に突出して形成された複数の凸部と、
内周面に形成され、前記凸部と交互に配置される環状の凹部と、を有し、
前記凸部は、前記谷部よりもピッチが大きくなるように形成されることを特徴とする連結構造。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記筒状部は、前記コルゲートチューブよりも撓みやすく形成され、前記山部が前記凸部に当たることで拡径されることを特徴とする請求項1に記載の連結構造。
【請求項3】
前記グロメットは、
前記筒状部よりも小径に形成される小筒部と、
前記筒状部から前記小筒部に亘って形成される環状の段部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の連結構造。
【請求項4】
前記段部は、前記コルゲートチューブを前記筒状部に挿入した際に前記コルゲートチューブのストッパとして機能することを特徴とする請求項3に記載の連結構造。
【請求項5】
コルゲートチューブに連結されるグロメットであって、
前記コルゲートチューブを挿入される筒状部を備え、
前記筒状部は、
内周面に環状に突出して形成された複数の凸部と、
内周面に形成され、前記凸部と交互に配置される環状の凹部と、を有し、
前記凸部は、前記コルゲートチューブの谷部よりもピッチが大きくなるように形成されることを特徴とするグロメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コルゲートチューブをグロメットの筒状部に連結する技術に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コルゲートチューブに被せ付けられるグロメットが開示されている。このグロメットは、コルゲートチューブの外周側にシール状態で接続可能な筒状のコルゲート側端部と、コルゲート側端部の内周面において、コルゲートチューブの谷部に密着するように突条に設けられた複数のシール用リップとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-225339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、グロメットのシール用リップがコルゲートチューブの谷部に入り込み、その度にコルゲートチューブの山部を乗り越えることになり、挿入性の向上が望まれる。
【0005】
本発明の目的は、グロメットの筒状部へのコルゲートチューブの挿入性を向上する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の連結構造は、筒状部を有するグロメットと、筒状部に挿入されるコルゲートチューブと、を備える。コルゲートチューブは、山部と谷部とを交互に有する。筒状部は、内周面に環状に突出して形成された複数の凸部と、内周面に形成され、凸部と交互に配置される環状の凹部と、を有する。凸部は、谷部よりもピッチが大きくなるように形成される。
【0007】
本発明の別の態様は、コルゲートチューブに連結されるグロメットである。このグロメットは、コルゲートチューブを挿入される筒状部を備える。筒状部は、内周面に環状に突出して形成された複数の凸部と、内周面に形成され、凸部と交互に配置される環状の凹部と、を有する。凸部は、コルゲートチューブの谷部よりもピッチが大きくなるように形成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、グロメットの筒状部へのコルゲートチューブの挿入性を向上する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の連結構造の斜視図である。
実施例の連結構造の断面図である。
グロメットおよびコルゲートチューブの連結部分を拡大した断面図である。
グロメットおよびコルゲートチューブが連結するときの動作について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、実施例の連結構造10の斜視図である。また、図2は、実施例の連結構造10の断面図である。連結構造10は、グロメット12、コルゲートチューブ14およびバンド16を備える。連結構造10は、内部に貫通空間を有し、ハーネス、ワイヤなどの線部材を環囲して、線部材を保護するために用いられる。連結構造10の内部には水が入らないように、グロメット12およびコルゲートチューブ14の連結はシールされる。
(【0011】以降は省略されています)

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