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公開番号
2025110562
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004461
出願日
2024-01-16
発明の名称
光走査装置、物体検出装置
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
弁理士法人むつきパートナーズ
主分類
G01S
7/481 20060101AFI20250722BHJP(測定;試験)
要約
【課題】測定視野角をより広くすること。
【解決手段】光を照射してその反射光を受光することにより物体検出を行う装置に用いられる光走査装置であって、偏向器と、第1光を出射する第1発光部並びに前記第1光とは光学特性の異なる第2光を出射する第2発光部を少なくとも有する光源と、前記第1発光部から出射する前記第1光が入射するように配置されており、前記第1光を反射して前記偏向器へ入射させる第1光学素子と、前記第2発光部から出射する前記第2光が入射するように配置されており、前記第2光を反射して前記偏向器へ入射させる第2光学素子と、を含み、前記第1光学素子は、前記第1光を反射し前記第2光を透過させる光学特性を有し、前記第2光学素子は、前記第2光を反射し前記第1光を透過させる光学特性を有する、光走査装置である。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
光を照射してその反射光を受光することにより物体検出を行う装置に用いられる光走査装置であって、
偏向器と、
第1光を出射する第1発光部並びに前記第1光とは光学特性の異なる第2光を出射する第2発光部を少なくとも有する光源と、
前記第1発光部から出射する前記第1光が入射するように配置されており、前記第1光を反射して前記偏向器へ入射させる第1光学素子と、
前記第2発光部から出射する前記第2光が入射するように配置されており、前記第2光を反射して前記偏向器へ入射させる第2光学素子と、
を含み、
前記第1光学素子は、前記第1光を反射し前記第2光を透過させる光学特性を有し、
前記第2光学素子は、前記第2光を反射し前記第1光を透過させる光学特性を有する、
光走査装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1光と前記第2光は、前記光学特性として波長が異なっており、
前記第1光学素子は、前記第1光を反射し前記第2光を透過させる第1ダイクロイックミラーであり、
前記第2光学素子は、前記第2光を反射し前記第1光を透過させる第2ダイクロイックミラーである、
請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記第1光と前記第2光は、前記光学特性として波長が異なっており、
前記第1光学素子は、前記第1光を反射し前記第2光を透過させる第1バンドパスフィルタであり、
前記第2光学素子は、前記第2光を反射し前記第1光を透過させる第2バンドパスフィルタである、
請求項1に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記第1光と前記第2光との波長の差が50nm以上である、
請求項2又は3に記載の光走査装置。
【請求項5】
前記第1光と前記第2光は、前記光学特性として偏光方向が異なっており、
前記第1光学素子は、前記第1光を反射し前記第2光を透過させる第1反射型偏光板であり、
前記第2光学素子は、前記第2光を反射し前記第1光を透過させる第2反射型偏光板である、
請求項1に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記第1光と前記第2光との偏光方向の差が略90°である、
請求項5に記載の光走査装置。
【請求項7】
前記第1発光部は、前記第1光として直線偏光を出射するものであり、
前記第2発光部は、前記第2光として直線偏光を出射するものである、
請求項5に記載の光走査装置。
【請求項8】
光を照射してその反射光を受光することにより物体検出を行う装置に用いられる光走査装置であって、
偏向器と、
第1の直線偏光を出射する第1発光部および第2発光部を少なくとも有する光源と、
前記第1発光部から出射する前記第1直線偏光が入射するように配置されており、前記第1発光部からの前記第1光を反射して前記第1光と偏光方向が略90°異なる第2直線偏光を透過させる第1反射型偏光板と、
前記第2発光部から出射する前記第1直線偏光が入射するように配置されており、前記第2発光部からの前記第1直線偏光を反射して前記第1光と偏光方向が略90°異なる第2直線偏光を透過させる第2反射型偏光板と、
前記第1反射型偏光板と前記偏向器との間に配置される第1の1/4波長板と、
前記第2反射型偏光板と前記偏向器との間に配置される第2の1/4波長板と、
を含み、
前記第1反射型偏光板により反射した前記第1直線偏光は、前記第1の1/4波長板を透過して円偏光に変換されて前記偏向器へ入射及び反射した後、前記第2の1/4波長板に入射及び透過することにより前記第2直線偏光に変換され、前記第2反射型偏光板に入射及び透過し、
前記第2反射型偏光板により反射した前記第1直線偏光は、前記第2の1/4波長板を透過して円偏光に変換されて前記偏向器へ入射および反射した後、前記第1の1/4波長板に入射及び透過することにより前記第2直線偏光に変換され、前記第1反射型偏光板に入射および透過する
光走査装置。
【請求項9】
請求項1又は請求項8に記載の光走査装置と、
前記光走査装置から出射する照射光による反射光を検出して当該反射光の強度に応じた受光信号を生成する受光部と、
前記光走査装置の動作を制御するとともに前記受光信号に基づいて点群情報を生成する制御部と、
を含む、物体検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、光走査装置、物体検出装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
光走査装置及び物体検出装置の従来例は、例えば特開2010-151958号公報(特許文献1)に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-151958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る具体的態様は、光走査装置等における測定視野角をより広くすることを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
[1]本開示に係る一態様の光走査装置は、
光を照射してその反射光を受光することにより物体検出を行う装置に用いられる光走査装置であって、
偏向器と、
第1光を出射する第1発光部並びに前記第1光とは光学特性の異なる第2光を出射する第2発光部を少なくとも有する光源と、
前記第1発光部から出射する前記第1光が入射するように配置されており、前記第1光を反射して前記偏向器へ入射させる第1光学素子と、
前記第2発光部から出射する前記第2光が入射するように配置されており、前記第2光を反射して前記偏向器へ入射させる第2光学素子と、
を含み、
前記第1光学素子は、前記第1光を反射し前記第2光を透過させる光学特性を有し、
前記第2光学素子は、前記第2光を反射し前記第1光を透過させる光学特性を有する、
光走査装置である。
[2]本開示に係る一態様の物体検出装置は、
前記[1]に記載の光走査装置と、
前記光走査装置から出射する照射光による反射光を検出して当該反射光の強度に応じた受光信号を生成する受光部と、
前記光走査装置の動作を制御するとともに前記受光信号に基づいて点群情報を生成する制御部と、
を含む、物体検出装置である。
【0006】
上記構成によれば、光走査装置及びこれを備える物体検出装置における測定視野角をより広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態の物体検出装置の構成を示す図である。
図2は、走査光源部の筐体内でのレイアウト例を説明するための図である。
図3は、各ダイクロイックミラーとMEMSミラーの配置を詳細に説明するための図である。
図4(A)及び図4(B)は、各ダイクロイックミラーをレーザ光が透過する場合における各ダイクロイックミラーとレーザ光の軌跡との関係をより詳細に説明するための図である。
図5は、各ダイクロイックミラーの透過/反射特性と各発光部の波長との組み合わせ例を示す図である。
図6は、実施形態の光走査装置を前提にして測定視野角を光学計算した例を示す図である。
図7(A)及び図7(B)は、変形実施例1における各反射型偏光板をレーザ光が透過する場合における各反射型偏光板とレーザ光の軌跡との関係をより詳細に説明するための図である。
図8は、変形実施例1における各反射型偏光板の透過/反射特性と各発光部の波長との組み合わせ例を示す図である。
図9は、変形実施例2の走査光源部の筐体内でのレイアウト例を説明するための図である。
図10は、変形実施例2における各反射型偏光板をレーザ光が透過する場合における各反射型偏光板とレーザ光の軌跡との関係をより詳細に説明するための図である。
図11は、変形実施例2における各反射型偏光板の透過/反射特性と各発光部の波長との組み合わせ例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、一実施形態の物体検出装置の構成を示す図である。本実施形態の物体検出装置は、複数のレーザ光(検出用光)を用いて対象空間へ光走査を行って反射光を受光し、当該反射光を用いて対象空間に存在する物体の位置や相対距離などを示す点群情報を検出するためのものであり、コントローラ1、走査光源部(光走査装置)2、受光部3を含んで構成されている。この物体検出装置は、例えば車両に搭載されて車両周辺の物体(他車両、歩行者等)を検出するために用いられる。この場合、物体検出装置は、例えば車両のルーフ、エンブレム付近、ルームミラー付近、ヘッドランプ内などに配置することができる。
【0009】
コントローラ1は、物体検出装置の全体動作を制御するものであり、測定制御部10、偏向制御部11、点灯制御部12、距離測定部13、通信部14を含んで構成されている。このコントローラ1は、例えばCPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータシステムを用い、当該コンピュータシステムに所定の動作プログラムを実行させることによって実現することが可能である。
【0010】
測定制御部10は、偏向制御部11、点灯制御部12及び距離測定部13を動作させる制御を行うとともに、通信部14を制御して距離測定部13の測定結果である点群情報を(図示しない)外部装置へ送信させる。
(【0011】以降は省略されています)
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