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公開番号
2025107293
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025075051,2022502334
出願日
2025-04-29,2021-02-15
発明の名称
発光デバイス、発光装置および電子機器
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10K
50/19 20230101AFI20250710BHJP()
要約
【課題】利便性、有用性または信頼性に優れた新規な発光デバイスを提供する。
【解決手段】第1の電極と、第2の電極と、ユニットと、第1の層と、を有する発光デバイスであって、第2の電極は第1の電極と重なる領域を備え、ユニットは第1の電極および第2の電極の間に挟まれる領域を備え、ユニットは第2の層および第3の層を備える。第2の層は第1の電極との間に第3の層を挟む領域を備え、第2の層は発光性の材料を含む。第1の層は第3の層および第1の電極の間に挟まれる領域を備える。第1の層はアクセプタ性を有する材料および第1の材料を含み、第1の層は、第1の領域および第2の領域を備える。第1の領域は第2の領域および第1の電極の間に挟まれる領域を備え、第1の領域は第1の濃度でアクセプタ性を有する材料を含み、第2の領域は第2の濃度でアクセプタ性を有する材料を含む。なお、第2の濃度は、ゼロより高く第1の濃度より低い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の電極と、第2の電極と、第1のユニットと、第2のユニットと、中間層と、を有し、
前記第1のユニットは、前記第1の電極と前記中間層との間に位置し、
前記中間層は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの間に位置し、
前記第2のユニットは、前記中間層と前記第2の電極との間に位置し、
前記中間層は、第1の層と、第2の層と、を有し、
前記第1の層は、前記第1のユニットと前記第2の層との間に位置し、
前記第2の層は、前記第1の層と前記第2のユニットとの間に位置し、
前記第1のユニットは、第1の発光層を有し、
前記第2のユニットは、第2の発光層と、第3の層と、第4の層と、を有し、
前記第3の層は、前記第2の層と前記第2の発光層との間に位置し、
前記第2の発光層は、前記第3の層と前記第4の層との間に位置し、
前記第4の層は、前記第2の発光層と前記第2の電極との間に位置し、
前記第1の層は、第1の材料を有し、
前記第2の層は、ハロゲン基またはシアノ基を有する第1の化合物と、第2の材料と、を有し、
前記第3の層は、第3の材料を有し、
前記第4の層は、第4の材料を有し、
前記第2の層は、第1の領域と、第2の領域と、を有し、
前記第1の領域は、前記第1の層と前記第2の領域との間に位置し、
前記第1の領域は、第1の濃度で前記第1の化合物を含み、
前記第2の領域は、第2の濃度で前記第1の化合物を含み、
前記第2の濃度は、ゼロより高く前記第1の濃度より低い、発光デバイス。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
第1の電極と、第2の電極と、第1のユニットと、第2のユニットと、中間層と、を有し、
前記第1のユニットは、前記第1の電極と前記中間層との間に位置し、
前記中間層は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの間に位置し、
前記第2のユニットは、前記中間層と前記第2の電極との間に位置し、
前記中間層は、第1の層と、第2の層と、を有し、
前記第1の層は、前記第1のユニットと前記第2の層との間に位置し、
前記第2の層は、前記第1の層と前記第2のユニットとの間に位置し、
前記第1のユニットは、第1の発光層を有し、
前記第2のユニットは、第2の発光層と、第3の層と、第4の層と、を有し、
前記第3の層は、前記第2の層と前記第2の発光層との間に位置し、
前記第2の発光層は、前記第3の層と前記第4の層との間に位置し、
前記第4の層は、前記第2の発光層と前記第2の電極との間に位置し、
前記第1の層は、第1の材料を有し、
前記第2の層は、ハロゲン基またはシアノ基を有する第1の化合物と、第2の材料と、を有し、
前記第2の層は、第1の領域と、第2の領域と、を有し、
前記第1の領域は、前記第1の層と前記第2の領域との間に位置し、
前記第1の領域は、第1の濃度で前記第1の化合物を含み、
前記第2の領域は、第2の濃度で前記第1の化合物を含み、
前記第2の濃度は、ゼロより高く前記第1の濃度より低く、
前記第3の層は、第3の領域と、第4の領域と、を有し、
前記第3の領域は、前記第2の層と前記第4の領域との間に位置し、
前記第4の領域は、前記第3の領域と前記第2の発光層との間に位置し、
前記第4の領域は、第3の材料を有し、
前記第4の層は、第4の材料を有し、
前記第1の材料のHOMO準位は、-5.7eV以上-5.4eV以下であり、
前記第3の材料のHOMO準位は、前記第1の材料のHOMO準位に対して、-0.2eV以上0eV以下の範囲にある、発光デバイス。
【請求項3】
第1の電極と、第2の電極と、第1のユニットと、第2のユニットと、中間層と、を有し、
前記第1のユニットは、前記第1の電極と前記中間層との間に位置し、
前記中間層は、前記第1のユニットと前記第2のユニットとの間に位置し、
前記第2のユニットは、前記中間層と前記第2の電極との間に位置し、
前記中間層は、第1の層と、第2の層と、を有し、
前記第1の層は、前記第1のユニットと前記第2の層との間に位置し、
前記第2の層は、前記第1の層と前記第2のユニットとの間に位置し、
前記第1のユニットは、第1の発光層を有し、
前記第2のユニットは、第2の発光層と、第3の層と、第4の層と、を有し、
前記第3の層は、前記第2の層と前記第2の発光層との間に位置し、
前記第2の発光層は、前記第3の層と前記第4の層との間に位置し、
前記第4の層は、前記第2の発光層と前記第2の電極との間に位置し、
前記第1の層は、第1の材料を有し、
前記第2の層は、ハロゲン基またはシアノ基を有する第1の化合物と、第2の材料と、を有し、
前記第2の層は、第1の領域と、第2の領域と、を有し、
前記第1の領域は、前記第1の層と前記第2の領域との間に位置し、
前記第1の領域は、第1の濃度で前記第1の化合物を含み、
前記第2の領域は、第2の濃度で前記第1の化合物を含み、
前記第2の濃度は、ゼロより高く前記第1の濃度より低く、
前記第3の層は、第3の領域と、第4の領域と、を有し、
前記第3の領域は、前記第2の層と前記第4の領域との間に位置し、
前記第4の領域は、前記第3の領域と前記第2の発光層との間に位置し、
前記第4の領域は、第3の材料を有し、
前記第1の材料のHOMO準位は、-5.7eV以上-5.4eV以下であり、
前記第3の材料のHOMO準位は、前記第1の材料のHOMO準位に対して、-0.2eV以上0eV以下の範囲にあり、
前記第4の層は、第5の領域と、第6の領域と、を有し、
前記第5の領域は、前記第2の発光層と前記第6の領域との間に位置し、
前記第5の領域は、第5の材料を有し、
前記第6の領域は、第4の材料を有し、
前記第2の発光層は、発光性の材料と、第6の材料と、を有し、
前記第5の材料のLUMO準位は、前記第6の材料のLUMO準位に対して、-0.4eV以上-0.1eV以下の範囲にある、発光デバイス。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
前記第4の材料は、アルカリ金属の有機錯体またはアルカリ土類金属の有機錯体である、発光デバイス。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記第1の領域は、前記第1の化合物のみを有する、発光デバイス。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の発光デバイスと、トランジスタと、を有する発光装置。
【請求項7】
請求項6に記載の発光装置と、センサ、操作ボタン、スピーカ、または、マイクと、を有する電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、発光デバイス、発光装置、電子機器または照明装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【0002】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。そのため、より具体的に本明細書で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、記憶装置、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【0003】
有機化合物を用いたエレクトロルミネッセンス(EL:Electroluminescence)を利用する発光デバイス(有機EL素子)の実用化が進んでいる。これら発光デバイスの基本的な構成は、一対の電極間に発光材料を含む有機化合物層(EL層)を挟んだものである。この素子に電圧を印加して、キャリアを注入し、当該キャリアの再結合エネルギーを利用することにより、発光材料からの発光を得ることができる。
【0004】
このような発光デバイスは自発光型であるため、液晶ディスプレイに比べ視認性が高くディスプレイの画素として好適である。また、このような発光デバイスを用いたディスプレイは、バックライトが不要であり薄型軽量に作製できることも大きな利点である。さらに非常に応答速度が速いことも特徴の一つである。
【0005】
また、これらの発光デバイスは発光層を二次元に連続して形成することが可能であるため、面状に発光を得ることができる。これは、白熱電球またはLEDに代表される点光源、あるいは蛍光灯に代表される線光源では得難い特色であるため、照明等に応用できる面光源としての利用価値も高い。
【0006】
このように発光デバイスを用いたディスプレイまたは照明装置はさまざまな電子機器に適用好適であるが、より良好な効率、寿命を有する発光デバイスを求めて研究開発が進められている。
【0007】
発光デバイスの特性は、目覚ましく向上してきたが効率および耐久性をはじめ、あらゆる特性に対する高度な要求に対応するには未だ不十分と言わざるを得ない。特に、EL特有の問題として未だあげつらわれる焼き付きなどの問題を解決する為には、劣化による効率の低下は小さければ小さいほど都合が良い。
【0008】
特許文献1では正孔注入層に接する第1の正孔輸送層と、発光層との間に、第1の正孔注入層の最高占有分子軌道(HOMO:Highest Occupied Molecular Orbital)準位とホスト材料のHOMO準位の間のHOMO準位を有する正孔輸送性材料を設ける構成が開示されている。
【0009】
発光デバイスの特性は、目覚ましく向上してきたが効率または耐久性をはじめ、あらゆる特性に対する高度な要求に対応するには未だ不十分と言わざるを得ない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
国際公開第2011/065136号パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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