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公開番号
2025106427
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-15
出願番号
2025063257,2021566377
出願日
2025-04-07,2020-12-15
発明の名称
記憶装置の作製方法
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
H10B
12/00 20230101AFI20250708BHJP()
要約
【課題】信頼性の高い記憶装置を提供する。
【解決手段】基板上に第1の絶縁体を形成し、第1の絶縁体上に第2の絶縁体を形成し、第2の絶縁体上に第3の絶縁体を形成し、第1の絶縁体、第2の絶縁体、および第3の絶縁体を貫通する開口を形成し、開口内で、第1の絶縁体の側面、第2の絶縁体の側面、および第3の絶縁体の側面の内側に第4の絶縁体を形成し、第4の絶縁体の内側に酸化物半導体を形成し、第2の絶縁体を除去し、第1の絶縁体と第3の絶縁体の間に導電体を形成し、第4の絶縁体は、基板が配置されたチャンバーに、シリコンを含むガスと、酸化性ガスを供給する第1の工程と、チャンバーへのシリコンを含むガスの供給を停止する第2の工程と、チャンバー内に、酸化性ガスを含むプラズマを生成する第3の工程と、を含むサイクルを複数回行うことで形成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基板上に第1のトランジスタと、第2のトランジスタと、容量素子と、を有し、
前記第1のトランジスタのゲート電極は、前記第2のトランジスタのソース電極及びドレイン電極の一方と、前記容量素子と、に電気的に接続される記憶装置の作製方法であって、
前記第1のトランジスタは、ゲート絶縁膜としての機能を有する絶縁体を有し、
前記絶縁体は、
前記基板が配置されたチャンバーに、シリコンを含むガスと、酸化性ガスと、を供給する第1の工程と、
前記チャンバーへの前記シリコンを含むガスの供給を停止する第2の工程と、
前記チャンバー内で前記酸化性ガスを含むプラズマを生成する第3の工程と、
を含むサイクルを、複数回行うことで形成される、
記憶装置の作製方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、半導体装置およびその作製方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【0002】
なお本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
【0003】
なお、本明細書等において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうるもの全般を指す。よって、トランジスタやダイオードなどの半導体素子や、半導体素子を含む回路は半導体装置である。また、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、記憶装置、撮像装置、通信装置、情報処理装置および電子機器などは、半導体素子や半導体回路を含む場合がある。また、表示装置、発光装置、照明装置、電気光学装置、記憶装置、撮像装置、通信装置および電子機器なども、半導体装置と呼ばれる場合がある。本発明の一態様は、特に記憶装置およびその作製方法に関する。
【背景技術】
【0004】
近年、扱われるデータ量の増大に伴って、より大きな記憶容量を有する半導体装置が求められている。単位面積あたりの記憶容量を増加させるためには、メモリセルを積層して形成することが有効である(特許文献1、特許文献2参照)。メモリセルを積層して設けることにより、単位面積当たりの記憶容量をメモリセルの積層数に応じて増加させることができる。特許文献3および特許文献4では、酸化物半導体を用いた記憶装置が開示されている。特許文献5では、電荷格納層として酸化物半導体を用いた半導体メモリが開示されている。
【0005】
また、非特許文献1では、結晶性酸化物半導体として、CAAC-IGZOが開示されている。また、非特許文献1では、CAAC-IGZOの成長メカニズムなども開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許公開2011/0065270A1公報
米国特許第9634097B2公報
特開2018-207038号公報
特開2019-8862号公報
特開2018-157205号公報
【非特許文献】
【0007】
Noboru Kimizuka and Shunpei Yamazaki、「PHYSICS AND TECHNOLOGY OF CRYSTALLINE OXIDE SEMICONDUCTOR CAAC-IGZO」 FUNDAMENTALS(米国)、Wiley-SID Series in Display Technology、2017、p.94-97
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1、および特許文献2においては、記憶素子(メモリセルともいう)が複数積層しており、これらが直列に接続することで、三次元構造のメモリセルアレイ(メモリストリングともいう)を構成している。
【0009】
特許文献1においては、柱状に設けられた半導体が、電荷蓄積層を有する絶縁体と接している。特許文献2においては、柱状に設けられた半導体が、トンネル誘電体として機能する絶縁体と接している。特許文献1および特許文献2ともに、メモリセルへの情報の書き込みは、絶縁体を介して電荷の引き抜きおよび注入によって行われる。この場合、半導体と絶縁体が接する界面に、トラップセンターが形成される場合がある。トラップセンターは、電子を捕獲し、トランジスタのしきい値電圧を変動させる場合がある。また、電荷の引き抜きおよび注入により、絶縁体内部および半導体と絶縁体が接する界面の一方、または両方が劣化し、電荷蓄積層に保持された電荷がリークして消失する場合がある。よって、記憶装置の信頼性に悪影響を及ぼす恐れがある。
【0010】
そこで、本発明の一形態は、半導体との界面において、トラップセンターの形成が抑制された絶縁体、およびその形成方法を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、メモリセルへの情報の書き込みにおいて、絶縁体を介さずに電荷の引き抜きおよび注入を行うことができる記憶装置、およびその形成方法を提供することを課題の一とする。
(【0011】以降は省略されています)
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