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公開番号
2025105480
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2024202303
出願日
2024-11-20
発明の名称
発光素子及びこれを含む発光表示装置
出願人
エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H10K
50/12 20230101AFI20250703BHJP()
要約
【課題】発光効率及び寿命を一緒に向上させることができる発光表示装置を提供する。
【解決手段】本明細書の一実施例による発光素子は、互いに対向する第1電極及び第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に備えられる電子阻止層、第1発光及び電子輸送層と、を含み、前記第1発光層は、第1p型ホスト、第2p型ホスト、第n型ホスト及びドーパントを含む。そして、前記第1p型ホストのHOMOエネルギー準位が前記第2p型ホストのHOMOエネルギー準位よりも低く、前記第2p型ホストの正孔移動度が前記第1p型ホストの正孔移動度よりも大きくなり得る。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
互いに対向する第1電極及び第2電極と、
前記第1電極と前記第2電極との間に備えられる電子阻止層、第1発光層及び電子輸送層と、を含み、
前記第1発光層は、第1p型ホスト、第2p型ホスト、第n型ホスト及びドーパントを含み、
前記第1p型ホストのHOMOエネルギー準位は、前記第2p型ホストのHOMOエネルギー準位よりも低く、
前記第2p型ホストの正孔移動度は、前記第1p型ホストの正孔移動度よりも大きい、発光素子。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1発光層の混合ホストのHOMOエネルギー準位は、前記第2p型ホストのHOMOエネルギー準位よりも前記第1p型ホストのHOMOエネルギー準位に近く、
前記第1発光層の混合ホストのLUMOエネルギー準位は、前記第1p型ホスト、前記第2p型ホスト及び前記第n型ホストのうちで前記第n型ホストのLUMOエネルギー準位に最も近い、請求項1に記載の発光素子。
【請求項3】
前記第1発光層の混合ホストのLUMOエネルギー準位と前記第1発光層の混合ホストのHOMOエネルギー準位との間の差は2.29eV~2.31eVである、請求項2に記載の発光素子。
【請求項4】
前記ドーパントは赤色ドーパントであり、
前記第1発光層の混合ホストのHOMOエネルギー準位は、前記ドーパントのHOMOのエネルギー準位よりも低く、
前記第1発光層の混合ホストのLUMOエネルギー準位は、前記ドーパントのLUMOエネルギー準位よりも高い、請求項2に記載の発光素子。
【請求項5】
前記第1p型ホストのLUMOエネルギー準位の絶対値は、前記第1p型ホストの三重項エネルギー準位よりも大きく、
前記第2p型ホストのLUMOエネルギー準位の絶対値は、前記第2p型ホストの三重項エネルギー準位よりも小さい、請求項1に記載の発光素子。
【請求項6】
前記電子阻止層の三重項エネルギー準位は、前記第1p型ホスト及び前記第2p型ホストのそれぞれの三重項エネルギー準位よりも0.1eV~0.7eV大きい、請求項1に記載の発光素子。
【請求項7】
前記第2p型ホストのエネルギーバンドギャップは、前記第1p型ホストのエネルギーバンドギャップよりも大きい、請求項1に記載の発光素子。
【請求項8】
前記第n型ホスト、前記第2p型ホスト、前記第1p型ホスト及び前記ドーパントの順にエネルギーバンドギャップが小さい、請求項1に記載の発光素子。
【請求項9】
前記ドーパントは、600nm~650nmの波長で発光ピークを有する、請求項1に記載の発光素子。
【請求項10】
前記第1発光層と前記電子輸送層との間に正孔阻止層をさらに含む、請求項1に記載の発光素子。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は発光素子に関し、より詳しくは、発光効率及び寿命を一緒に向上させることができる発光表示装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
本格的な情報化時代に入るのに伴って、電気的情報信号を視覚的に表現するディスプレイ(display)分野が急速に発展して来た。これに応じて、薄型化、軽量化、低消費電力化に優れた性能を有する多くの多様な表示装置(Display Device)が開発されている。
【0003】
このうち、別個の光源を要求せず、装置のコンパクト化及び鮮明なカラー表示のために別個の光源を備えず、発光素子を表示パネル内に有する発光表示装置が競争力あるアプリケーション(application)として考慮されている。
【0004】
発光素子は、電極として互いに対向するアノード及びカソードを含み、アノードとカソードとの間に発光層を含み、発光層に正孔及び電子を伝達する共通層を含むことができる。
【0005】
一方、発光素子は色表現のための相異なる波長の光を発光する発光材料を用いるが、波長別に発光材料の効率及び寿命の差が発生し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本明細書の発光素子及びこれを含む発光表示装置は、発光層の内部に含まれた材料を変更して、発光素子の効率及び寿命を同時に改善し、第1及び第2電極の間の発光層を含む中問層の寄生容量を減らし、中問層の容量スレショルド電圧を増やして信頼性を向上させようとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書の一実施例による発光素子は、発光層が、正孔輸送を制御するp型ホストとして低いHOMOエネルギー準位を有する第1p型ホスト及び高い正孔移動度を有する第2p型ホストと、高い電子移動度を有する第n型ホストと、を含み、駆動電圧を低め、長寿命化を図るとともに素子の信頼性のために容量スレショルド電圧を高めることができる。
【0008】
本明細書の一実施例による発光素子は、互いに対向する第1電極及び第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に備えられる電子阻止層、第1発光及び電子輸送層と、を含み、前記第1発光層は、第1p型ホスト、第2p型ホスト、第n型ホスト及びドーパントを含む。そして、前記第1p型ホストのHOMOエネルギー準位が前記第2p型ホストのHOMOエネルギー準位よりも低く、前記第2p型ホストの正孔移動度が前記第1p型ホストの正孔移動度よりも大きくなり得る。
【発明の効果】
【0009】
本明細書の実施例による発光素子は、発光層が、正孔輸送を制御するp型ホストとして低いHOMOエネルギー準位を有する第1p型ホスト及び高い正孔移動度を有する第2p型ホストと、高い電子移動度を有する第n型ホストと、を含むように構成される。
【0010】
低いHOMOエネルギー準位を有する第1p型ホストを介して電子阻止層とのエネルギーバランスを維持し、発光層内の電荷トラッピング効率を高めて、発光素子で発光層の静電容量スレショルド電圧を維持又は増加させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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