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公開番号2025101877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023218954
出願日2023-12-26
発明の名称収穫機および収穫方法
出願人株式会社ササキコーポレーション
代理人個人,個人,個人
主分類A01D 17/10 20060101AFI20250701BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】種々の作業体系に柔軟に対応できる収穫機を提供する。
【解決手段】地中の作物を持上げるソイラ部11と、ソイラ部11より後方の作物を搬送する第1搬送部21と、第1搬送部21の後端に対して下方に位置し、第1搬送部21の後端から落下した作物を搬送可能、または、拾い上げた圃場に落下した作物を搬送可能な第2搬送部51と、第1搬送部21の後端から落下した作物を第2搬送部51の前方に落下させる非搬送状態と、第1搬送部21の後端から落下した作物を上方且つ後方に搬送する搬送状態のいずれかに切り替え可能な切替部(切替板)と、第2搬送部51の下方には非搬送状態で落下した作物より前方の土を寄せ分けて圃場に溝を形成するドーザ部41と、第2搬送部51の前端部には第1搬送部21の後端から落下した作物を受け止めるとともに貯留可能な貯留部31とを備えた収穫機A。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
地中の作物を持上げるソイラ部と、
前記ソイラ部より後方の作物を搬送する第1搬送部と、
前記第1搬送部の後端に対して下方に位置し、前記第1搬送部の後端から落下した作物を搬送可能、または、拾い上げた圃場に落下した作物を搬送可能な第2搬送部と、
前記第1搬送部の後端から落下した作物を前記第2搬送部の前方に落下させる非搬送状態と、前記第1搬送部の後端から落下した作物を上方且つ後方に搬送する搬送状態のいずれかに切り替え可能な切替部と、
を備えたことを特徴とする収穫機。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
圃場に落下した作物は、前記第1搬送部の後端から落下した作物である、請求項1記載の収穫機。
【請求項3】
切替部が板状体からなる請求項2記載の収穫機。
【請求項4】
前記第2搬送部の下方には前記非搬送状態で落下した作物より前方の土を寄せ分けて圃場に溝を形成するドーザ部と、
を備えたことを特徴とする請求項3に記載の収穫機。
【請求項5】
前記ドーザ部は左右対称に形成することで形成した溝の両脇に土手を形成する、
ことを特徴とする請求項4に記載の収穫機。
【請求項6】
前記第2搬送部の前端部には前記第1搬送部の後端から落下した作物を受け止めるとともに貯留可能な貯留部と、を備え、
前記切替部は前記貯留部に設ける、
ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の収穫機。
【請求項7】
地中の作物を持上げる持上げ工程と、
前記持上げ工程で持上げた作物を搬送する第1搬送工程と、
前記第1搬送工程後に作物を圃場上に落下させる落下工程と、
を含むことを特徴とする収穫方法。
【請求項8】
前記落下工程で落下する作物より前方の土を寄せ分けて圃場に溝を形成する溝形成工程と、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の収穫方法。
【請求項9】
前記第1搬送工程を終了後に前記落下工程を経ずに作物を受領して搬送する第2搬送工程と、
を含むことを特徴とする請求項7に記載の収穫方法。
【請求項10】
前記落下工程によって拾上げ工程と、
前記拾上げ工程で拾い上げた作物を搬送する第1拾上げ搬送工程と、
前記第1拾上げ搬送工程を終了後に作物を受領して搬送する第2拾上げ搬送工程と、
を含むことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の収穫方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は収穫機および収穫方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
地下に埋まっている収穫対象物である作物を、圃場から掘り起こしたのちに一時的に圃場上に載置する堀上げ作業と、堀上げ作業後に圃場に載置された作物を拾い上げて収納容器等に回収する回収作業をおこなう作業体系が存在する。例えば、堀上げ工程は特許文献1に記載の装置を使用して圃場上に一時載置し、その後、特許文献2に記載の装置を使用して回収工程をおこなうように、作業ごとに別の作業機を使用する作業方法が知られている。
【0003】
他方、同じ収穫する作物でも、一時的に圃場上に載置することなく、掘り起こすとともに他の作業を経由することなく一気に収納容器に回収する収穫作業をおこなう作業体系も存在する。この場合、例えば、特許文献3に記載の装置を使用する収穫方法が知られている。
【0004】
さらに、本願特許出願人の出願に係る特開2020-198847「地下茎作物の掘り取り装置」が知られている。同発明は、本願発明における第1搬送部と第2搬送部を有するが、第1搬送部で搬送後一旦圃場に作物を置くものではなく、貯留部に切替板を有するものではない。
本願特許出願人の出願に係る特開2021-138461「搬送装置及びこれを備えた作業機」は、本願発明における第1搬送部を有するものである。
本願特許出願人の出願に係る特開2020-137499(特願2019-037725)「地下茎作物収穫機」は、本願発明における第2搬送部を有するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021―185846号公報
特開2005―021038号公報
特開2017―079669号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の作業体系の違いは多種多様に存在する。これらは、作物を栽培する地域の慣習や、地域や収穫時期の気候環境、作業者が保有する設備状況に起因する。作業体系の違いや、作業手順の違い、作業方法の違い等に対応するように、それぞれの作業方法に対して別の作業機を使用することは、機械を使用する作業者にとって経済的な負担となる。すなわち、それぞれの作業体系が望む形態に適応する収穫機であれば、作業者の負担は軽減できるものと考えられる。
【0007】
本発明は、上記課題に着眼してなされたものであり、種々の作業体系に柔軟に対応できる収穫機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、
地中の作物を持上げるソイラ部と、
前記ソイラ部より後方の作物を搬送する第1搬送部と、
前記第1搬送部の後端に対して下方に位置し、前記第1搬送部の後端から落下した作物を搬送可能、または、拾い上げた圃場に落下した作物を搬送可能な第2搬送部と、
前記第1搬送部の後端から落下した作物を前記第2搬送部の前方に落下させる非搬送状態と、前記第1搬送部の後端から落下した作物を上方且つ後方に搬送する搬送状態のいずれかに切り替え可能な切替部と、
を備えたことを特徴とする収穫機、
に係る。
【0009】
この発明は、更に、
圃場に落下した作物は、前記第1搬送部の後端から落下した作物である、収穫機、
に係る。
【0010】
この発明は、更に、
切替部が板状体からなる収穫機、
に係る。
(【0011】以降は省略されています)

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