TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025100416
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024216044
出願日2024-12-10
発明の名称電池パック及び電動車両
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人
主分類H01M 50/291 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電池パック及びその電池パックを組み込んだ電動車両を提供する。
【解決手段】電池パック100は、下部筐体底板13を含む箱体1と、複数のパウチ型電池セル23を積層して形成されるセルスタック2と、セルスタックと下部筐体底板との間に配置される熱伝導性構造接着剤と、セルスタックの積層方向の両端に配置され、両端のパウチ型電池セルの本体表面に貼り合される側板24と、パウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある側板の表面に配置された治具適合部と、を含む。前記技術策によれば、パウチ型電池セルに基づいてソフトパックCTP型電池パックを構成することができ、パウチ型電池セルを積層して形成されたセルスタックは組立てが容易であり、セルスタックを箱内に配置するのも容易である。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
下部筐体底板を含む箱体と、
複数のパウチ型電池セルを積層して形成され、前記箱体内に配置されるセルスタックと、
前記セルスタックと前記下部筐体底板との間に配置され、前記セルスタックと前記下部筐体底板とを接着固定する熱伝導性構造接着剤と、
前記セルスタックの積層方向の両端に配置され、前記セルスタックの積層方向の両端の2つの前記パウチ型電池セルの本体表面に貼り合される側板と、
を備え、
前記側板の前記パウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある表面には、外部治具が前記側板をクランプするための治具適合部が配置される、
ことを特徴とする、電池パック。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記治具適合部は、前記側板の前記パウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある表面に配置された凹溝である、
ことを特徴とする、請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記凹溝は複数であり、複数の前記凹溝は、前記側板の長さ方向において前記側板に等間隔で配置される、
ことを特徴とする、請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記凹溝は、前記側板の前記下部筐体底板の反対側にある一端に開口する、
ことを特徴とする、請求項2又は3に記載の電池パック。
【請求項5】
前記凹溝は、前記下部筐体底板に対して垂直に配置される、
ことを特徴とする、請求項4に記載の電池パック。
【請求項6】
前記側板の前記パウチ型電池セルの本体表面に貼り合される側の表面の平面積は、前記パウチ型電池セルの本体表面の平面積よりも大きい、
ことを特徴とする、請求項2に記載の電池パック。
【請求項7】
前記側板の前記パウチ型電池セルの本体表面に貼り合される側の表面には、外縁制限部がさらに突設され、
前記外縁制限部は、前記パウチ型電池セルの本体形状と対応し、前記側板と前記パウチ型電池セルの相対的位置を制限する、
ことを特徴とする、請求項2に記載の電池パック。
【請求項8】
前記側板の前記パウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある表面の前記凹溝が配置されていない箇所には、第1補強リブが配置される、
ことを特徴とする、請求項2に記載の電池パック。
【請求項9】
前記凹溝には第2補強リブが配置され、前記第2補強リブのリブ高さは前記第1補強リブよりも低く、前記第2補強リブの密度は前記第1補強リブよりも小さい、
ことを特徴とする、請求項8に記載の電池パック。
【請求項10】
前記箱体は長側梁をさらに含み、前記長側梁は前記側板に対応して前記下部筐体底板に配置され、
前記長側梁には位置決め柱が配置され、
前記側板の前記パウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある表面には前記位置決め柱と合う位置決め溝が配置される、
ことを特徴とする、請求項2に記載の電池パック。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、動力電池の技術分野に関し、特に、電池パック及びその電池パックを組み込んだ電動車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
二次電池単体の動作電圧は約2.5V~4.5Vである。大容量及び高電圧出力を必要とする電動車両又はエネルギー貯蔵システムでは、通常、複数のセル(cell)を直列及び/又は並列に接続して電池モジュール(module)を形成し、次に電池モジュールを直列に接続及び/又は接続して電池パック(pack)を形成し、さらに、電池パックを電動車両に電力を供給するエネルギーシステム又はエネルギー貯蔵システムとして使用する必要がある。電池パックを構成するために使用される電池モジュールの数、形状、及び電池モジュールを構成するために使用されるセルの数、形状等は、実際の必要に応じて柔軟に変更することができる。
【0003】
電動車両に使用される動力電池の分野では、電動車両のフル充電持続時間と充電速度を向上させるために、電池パックのエネルギー密度と冷却性能をさらに向上させる必要がある。エネルギー密度を高める解決策として、CTP(セル・トゥ・パック)型電池パックは、セルを直列及び/又は並列に接続して電池モジュールを形成する工程を省略し、セルを電池パックに直接一体化することにより、電池モジュールの形成に必要な構造部品と電気コネクタが不要になり、セル自体に残される空間が増加する。
【0004】
現在、一般的な電池セルは、構造の違いにより、円筒形セル、角形セル、及びパウチ型電池セル等に分類される。角形セルを使用したCTP型電池パックが広く使用されているが、パウチ型電池セルは、外部衝撃に耐えるのが難しく、組み立て性能が低いため、CTP型電池パックに統合する工程中に依然として一連の問題に直面することになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来技術においてソフトパックCTP型電池パックに一体化されたパウチ型電池セルが直面する複数の課題のうちの少なくとも1つを解決する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、下部筐体底板を含む箱体と、複数のパウチ型電池セルを積層して形成され、箱体内に配置されるセルスタックと、セルスタックと下部筐体底板との間に配置され、セルスタックと下部筐体底板とを接着固定する熱伝導性構造接着剤と、セルスタックの積層方向の両端に配置され、セルスタックの積層方向の両端の2つのパウチ型電池セルの本体表面に貼り合される側板と、を備え、側板のパウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある表面には、外部治具が側板をクランプするための治具適合部が配置される電池パックを提供する。
【0007】
任意に、本発明が提供する電池パックにおいて、治具適合部は、側板のパウチ型電池セルと対向する表面の反対側にある表面に配置された凹溝である。
【0008】
任意に、本発明が提供する電池パックにおいて、凹溝は複数であり、複数の凹溝は、側板の長さ方向において側板に等間隔で配置される。
【0009】
任意に、本発明が提供する電池パックにおいて、凹溝は、側板の下部筐体底板の反対側にある一端に開口する。
【0010】
任意に、本発明が提供する電池パックにおいて、凹溝は、下部筐体底板に対して垂直に配置される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ExH
電流開閉装置
1日前
個人
鉄心用材料とその製造方法
6日前
エイブリック株式会社
半導体装置
1日前
株式会社メルビル
ステージ
8日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
6日前
オムロン株式会社
電磁継電器
2日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
今日
トヨタ自動車株式会社
電源装置
1日前
住友電装株式会社
端子台
今日
中国電力株式会社
断路器操作構造
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1日前
エドワーズ株式会社
冷却システム
6日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
1日前
東洋電装株式会社
操作装置
2日前
住友電装株式会社
コネクタ
6日前
ローム株式会社
チップ部品
1日前
株式会社村田製作所
二次電池
6日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
1日前
株式会社アイシン
回転電機駆動装置
7日前
太陽誘電株式会社
コイル部品
今日
株式会社ミトリカ
フラッシュランプ
今日
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
今日
三菱電機株式会社
ミラー
2日前
株式会社レゾナック
半導体装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
今日
ローム株式会社
半導体発光装置
6日前
ローム株式会社
半導体発光装置
6日前
トヨタバッテリー株式会社
電池パック
8日前
トヨタ自動車株式会社
交換式バッテリ
今日
TDK株式会社
電源装置
6日前
続きを見る