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公開番号
2025099033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215373
出願日
2023-12-21
発明の名称
発光装置及び発光装置の製造方法
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
弁理士法人レクスト国際特許事務所
主分類
H10H
20/854 20250101AFI20250626BHJP()
要約
【課題】出射光の高コントラスト化を達成しつつ、製造時に発光素子にダメージが及ぶことを抑制することが可能な発光装置及び発光装置の製造方法を提供する。
【解決手段】
基板と、基板上に配された発光層を含む発光素子と、発光素子上に配され、発光層から放出される光によって励起されて蛍光を発する蛍光体を含み且つ下面の大きさが発光素子の上面よりも大きい蛍光体部と、基板上において発光素子及び蛍光体部の側面を連続して覆う被覆体と、を有し、被覆体は、被覆体の上面の蛍光体の上面の外縁に沿った領域の少なくとも一部に形成され、かつ可視光領域の波長の光に対しての吸収性が他の部分よりも高い光吸収部を有し、蛍光体部を上から見た上面視において、光吸収部と蛍光体部とは離隔している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板上に配された発光層を含む発光素子と、
前記発光素子上に配され、前記発光層から放出される光によって励起されて蛍光を発する蛍光体を含み且つ下面の大きさが前記発光素子の上面よりも大きい蛍光体部と、
前記基板上において前記発光素子及び前記蛍光体部の側面を連続して覆う被覆体と、を有し、
前記被覆体は、前記被覆体の上面の前記蛍光体の上面の外縁に沿った領域の少なくとも一部に形成され、かつ可視光領域の波長の光に対しての吸収性が他の部分よりも高い光吸収部を有し、
前記蛍光体部を上から見た上面視において、前記光吸収部と前記蛍光体部とは離隔していることを特徴とする発光装置。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記被覆体は、内部に複数の粒子が分散された樹脂体からなり、
前記複数の粒子は、前記光吸収部に分散された第1の粒子と前記被覆体の前記光吸収部以外の他の部分に分散されかつ前記第1の粒子よりもバンドギャップエネルギーが大きい第2の粒子とを含むことを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数の粒子の各々は、酸化チタン又は酸化亜鉛からなることを特徴とする請求項2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記蛍光体部は矩形の上面形状を有し、
前記光吸収部は、前記蛍光体の上面の少なくとも一辺に沿って延在していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項5】
前記光吸収部は、上面視において前記蛍光体の上面を挟んで互いに対向するように形成されていることを特徴とする請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記光吸収部は、上面視において前記蛍光体部を囲むように連続して形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項7】
前記光吸収部と前記蛍光体部とは0.1mm以上離隔していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項8】
前記発光素子は、前記基板にフリップチップ接合されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の発光装置。
【請求項9】
基板に発光素子を実装する素子実装ステップと、
前記発光素子に蛍光体部を接着する蛍光体部接着ステップと、
前記基板上において前記発光素子及び前記蛍光体部の側面を連続して覆うように被覆体を形成する被覆体形成ステップと、
前記被覆体の上面の前記蛍光体部の外縁から離隔した領域に所定の強度のレーザ光を照射し、可視光領域の波長の光に対しての吸収性が前記被覆体の他の部分よりも高い光吸収部を形成する光吸収部形成ステップと、
を含むことを特徴とする発光装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光装置及び発光装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
基板上に実装された発光素子及び被覆部材を備える発光装置が開示されている。例えば、特許文献1には、発光素子と発光素子の上面に接着された光透過部材と発光素子及び光透過部材の側面を覆う被覆部材とを有する発光装置が開示されている。また、特許文献1には、発光装置の出射光の高コントラスト化のために、例えば被覆部材の外表面全体を黒色に着色することも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-219324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている発光装置において、被覆部材の外表面を黒色化する場合には、例えば被覆部材の外表面にレーザ光を照射する方法が用いられる。このような方法を用いた場合、レーザ光の照射エネルギーが被覆部材を伝播して発光素子にまで達し、当該エネルギーによるダメージによって発光素子が故障してしまう恐れがある。
【0005】
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、出射光の高コントラスト化を達成しつつ、製造時に発光素子にダメージが及ぶことを抑制することが可能な発光装置及び発光装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による発光装置は、基板と、基板上に配された発光層を含む発光素子と、発光素子上に配され、発光層から放出される光によって励起されて蛍光を発する蛍光体を含み且つ下面の大きさが発光素子の上面よりも大きい蛍光体部と、基板上において発光素子及び蛍光体部の側面を連続して覆う被覆体と、を有し、被覆体は、被覆体の上面の蛍光体の上面の外縁に沿った領域の少なくとも一部に形成され、かつ可視光領域の波長の光に対しての吸収性が他の部分よりも高い光吸収部を有し、蛍光体部を上から見た上面視において、光吸収部と蛍光体部とは離隔していることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1に係る発光装置の上面図である。
実施例1に係る発光装置の断面図である。
実施例1に係る発光装置の断面の一部を拡大した拡大図である。
実施例1に係る発光装置の製造工程を示す断面図である。
実施例1に係る発光装置の製造工程を示す断面図である。
実施例1に係る発光装置の製造工程を示す断面図である。
実施例1の変形例に係る発光装置の断面図である。
実施例2に係る発光装置の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施例について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、図面において同一の構成要素については同一の符号を付け、重複する構成要素の説明は省略する。
【実施例】
【0009】
[発光装置100の概要]
図1及び図2を用いて、実施例1に係る発光装置100の構成について説明する。図1は、発光装置100の上面図である。図2は、図1に示した発光装置100の2-2線に沿った断面図である。
【0010】
発光装置100は、図2に示すように、支持基板11と支持基板11上に配された発光素子13と発光素子13上に配された蛍光体部15と発光素子13及び蛍光体部15の側面を覆う被覆体17とを含んで構成される。
(【0011】以降は省略されています)
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