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公開番号2025098084
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-01
出願番号2025042102,2021543720
出願日2025-03-17,2020-08-27
発明の名称端末装置および通信システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 68/00 20090101AFI20250624BHJP(電気通信技術)
要約【課題】迅速なNW接続を可能とする技術を提供する。
【解決手段】通信システムは、通信端末と、通信端末と無線通信可能に構成された複数のネットワークとを備える。通信端末は、通信端末へ複数のネットワークからそれぞれ送信される複数のページングのうちで衝突するものがあるか否かを判断する(ST1615)。通信端末は、ページングの衝突を検出した場合、衝突を起こすページングを送信するネットワークのうちの少なくとも1つに対して、ページングの衝突を通知する(ST1629)。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
複数のSIM(Subscriber Identity Module)を有する端末装置であって、
前記端末装置は、前記複数のSIMを用いて複数のネットワークに接続するように構成され、
前記端末装置は、前記複数のネットワークの間のページング衝突を判定するように構成される、
端末装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記端末装置は、前記ページング衝突を回避するための手続きを実行するように構成される、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記複数のネットワークは、AMF(Access and Mobility Management Function)を含む第1のネットワークと、第2のネットワークとを含み、
前記端末装置は、前記手続きにおいて、前記第2のネットワークとの前記ページング衝突を回避するための情報を含む第1のNAS(Non-Access Stream)シグナリングを、前記AMFに送信するように構成される、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記情報は、前記端末装置を識別するための識別情報を含む、
請求項3に記載の端末装置。
【請求項5】
前記識別情報は、前記AMFによって割り当てられた5G-GUTI(5G Globally Unique Temporary Identifier)である、
請求項4に記載の端末装置。
【請求項6】
前記端末装置は、前記手続きにおいて、前記AMFから、前記AMFによって変更された前記識別情報を含む第2のNASシグナリングを受信するように構成され、
前記変更された識別情報に基づいて、前記第1のネットワークによるページングのタイミングが変更される、
請求項4に記載の端末装置。
【請求項7】
前記端末装置は、前記第2のNASシグナリングの受信に応じて、前記AMFに対して、前記手続きの完了を示す第3のNASシグナリングを送信するように構成される、
請求項6に記載の端末装置。
【請求項8】
前記複数のネットワークは、第1のネットワークと、第2のネットワークとを含み、
前記端末装置は、前記手続きにおいて、前記第2のネットワークとの前記ページング衝突を回避するための情報を含むシグナリングを、前記第1のネットワークにおける基地局装置に送信するように構成される、
請求項2に記載の端末装置。
【請求項9】
複数のSIM(Subscriber Identity Module)を有し、前記複数のSIMを用いて複数のネットワークに接続するように構成された端末装置を備える通信システムであって、
前記端末装置は、前記複数のネットワークの間のページング衝突を判定するように構成される、
通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、無線通信技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)と称し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(以下、まとめて、ネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される通信方式が検討されている(例えば、非特許文献1~5)。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
【0003】
LTEのアクセス方式としては、下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC-FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が用いられる。また、LTEは、W-CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)とは異なり、回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
【0004】
非特許文献1(5章)に記載される、3GPPでの、LTEシステムにおけるフレーム構成に関する決定事項について、図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムで使用される無線フレームの構成を示す説明図である。図1において、1つの無線フレーム(Radio frame)は10msである。無線フレームは10個の等しい大きさのサブフレーム(Subframe)に分割される。サブフレームは、2個の等しい大きさのスロット(slot)に分割される。無線フレーム毎に1番目および6番目のサブフレームに下り同期信号(Downlink Synchronization Signal)が含まれる。同期信号には、第一同期信号(Primary Synchronization Signal:P-SS)と、第二同期信号(Secondary Synchronization Signal:S-SS)とがある。
【0005】
3GPPでの、LTEシステムにおけるチャネル構成に関する決定事項が、非特許文献1(5章)に記載されている。CSG(Closed Subscriber Group)セルにおいてもnon-CSGセルと同じチャネル構成が用いられると想定されている。
【0006】
物理報知チャネル(Physical Broadcast Channel:PBCH)は、基地局装置(以下、単に「基地局」という場合がある)から移動端末装置(以下、単に「移動端末」という場合がある)などの通信端末装置(以下、単に「通信端末」という場合がある)への下り送信用のチャネルである。BCHトランスポートブロック(transport block)は、40ms間隔中の4個のサブフレームにマッピングされる。40msタイミングの明白なシグナリングはない。
【0007】
物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel:PCFICH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PCFICHは、PDCCHsのために用いるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの数を、基地局から通信端末へ通知する。PCFICHは、サブフレーム毎に送信される。
【0008】
物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDCCHは、後述のトランスポートチャネルの1つである下り共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL-SCH)のリソース割り当て(allocation)情報、後述のトランスポートチャネルの1つであるページングチャネル(Paging Channel:PCH)のリソース割り当て(allocation)情報、DL-SCHに関するHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)情報を通知する。PDCCHは、上りスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)を運ぶ。PDCCHは、上り送信に対する応答信号であるAck(Acknowledgement)/Nack(Negative Acknowledgement)を運ぶ。PDCCHは、L1/L2制御信号とも呼ばれる。
【0009】
物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDSCHには、トランスポートチャネルである下り共有チャネル(DL-SCH)、およびトランスポートチャネルであるPCHがマッピングされている。
【0010】
物理マルチキャストチャネル(Physical Multicast Channel:PMCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PMCHには、トランスポートチャネルであるマルチキャストチャネル(Multicast Channel:MCH)がマッピングされている。
(【0011】以降は省略されています)

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