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公開番号2025095487
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211520
出願日2023-12-14
発明の名称熱源ユニット
出願人ダイキン工業株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F24F 1/56 20110101AFI20250619BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】熱源ユニットのメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】熱源ユニット(1)は、並んで配置される複数のハウジング部(42)と、前記複数のハウジング部(42)の各々に設けられる空気熱交換器(12A,12B,12C,12D)とを備え、前記複数のハウジング部(42)のうちのいずれかのハウジング部(42)である第1ハウジング部(42A)は、第1板部(Fe21)と第2板部(Fe22)とを含む第1仕切り板(Fe2)を備え、前記第1板部(Fe21)は、前記第1ハウジング部(42A)の内部空間(S2A)に対し、前記複数のハウジング部(42)が並ぶ方向である第1方向に対して垂直な第2方向に対向し、前記第1ハウジング部(42A)のフレーム(Fa5, Fa6)に締結され、前記第2板部(Fe22)は、前記第1ハウジング部(42A)の内部空間(S2A)に対し、前記第1方向に対向する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
並んで配置される複数のハウジング部（42）と、
前記複数のハウジング部（42）の各々に設けられる空気熱交換器（12A,12B,12C,12D）と
を備え、
前記複数のハウジング部（42）のうちのいずれかのハウジング部（42）である第１ハウジング部（42A）は、第１板部（Fe21）と第２板部（Fe22）とを含む第１仕切り板（Fe2）を備え、
前記第１板部（Fe21）は、前記第１ハウジング部（42A）の内部空間（S2A）に対し、前記複数のハウジング部（42）が並ぶ方向である第１方向に対して垂直な第２方向に対向し、前記第１ハウジング部（42A）のフレーム（Fa5, Fa6）に締結され、
前記第２板部（Fe22）は、前記第１ハウジング部（42A）の内部空間（S2A）に対し、前記第１方向に対向する、熱源ユニット。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記第２板部（Fe22）は、前記第１板部（Fe21）から前記第２方向の一方向側へ延びる形状を有し、
前記第１板部（Fe21）は、前記第２方向の他方向側から、前記第１ハウジング部（42A）のフレーム（Fa5, Fa6）に着脱可能に締結される、請求項１に記載の熱源ユニット。
【請求項３】
前記内部空間（S2A）に対し、前記第１方向及び前記第２方向に対し垂直な第３方向の一方向側に配置されるファン（5A,5B）を備え、
前記第１ハウジング部（42A）は、前記ファン（5A,5B）又は前記ファン（5A,5B）が収容される筐体（43A）を前記第３方向の他方向側から支持する柱部（Fc2）を含み、
前記第２板部（Fe22）は、前記柱部（Fc2）に取り付けられる、請求項１又は請求項２に記載の熱源ユニット。
【請求項４】
前記第２板部（Fe22）は、前記柱部（Fc2）と、前記第２方向に対向し、
前記第２板部（Fe22）のうち前記柱部（Fc2）と対向する面には、第１係合部（Fe22c）が設けられ、
前記柱部（Fc2）のうち前記第２板部（Fe22）と対向する面には、前記第１係合部（Fe22c）と係合する第２係合部（Fc21）が設けられる、請求項３に記載の熱源ユニット。
【請求項５】
前記第１ハウジング部（42A）の空気熱交換器（12A）は、前記第３方向に対して傾斜し、
前記第１仕切り板（Fe2）の第１板部（Fe21）は、前記第１ハウジング部（42A）の空気熱交換器（12A）の傾斜方向に沿って延びる、請求項３に記載の熱源ユニット。
【請求項６】
前記柱部（Fc2）は、前記第３方向に沿って延びる形状を有し、
前記第２板部（Fe22）は、前記第３方向の他方向側に向かう程、前記第２方向の寸法が小さくなる、請求項５に記載の熱源ユニット。
【請求項７】
前記第１ハウジング部（42A）の空気熱交換器（12A）と、前記第１仕切り板（Fe2）と、前記柱部（Fc2）とは、前記第１方向に沿って、前記第１ハウジング部（42A）の空気熱交換器（12A）、前記第１仕切り板（Fe2）、及び前記柱部（Fc2）の順番に配置される、請求項３に記載の熱源ユニット。
【請求項８】
前記空気熱交換器（12A,12B,12C,12D）は、Ｌ字形状を有する、請求項１又は請求項２に記載の熱源ユニット。
【請求項９】
前記第１ハウジング部（42A）の内部空間（S2A）に配置されるサーミスタを備え、
前記サーミスタは、前記第１ハウジング部（42A）から前記第１仕切り板（Fe2）が取り外された状態で前記第１ハウジング部（42A）の外部から視認可能な場所に位置する、請求項１又は請求項２に記載の熱源ユニット。
【請求項１０】
前記複数のハウジング部（42）は、前記第１ハウジング部（42A）に対し前記第１方向に隣り合う第２ハウジング部（42B）を含み、
前記第２ハウジング部（42B）は、第２ハウジング部（42B）の内部空間（S2B）と前記第１方向に対向し、かつ前記第２方向に対向する第２仕切り板（Fe1）を有し、
前記第１仕切り板（Fe2）と前記第２仕切り板（Fe1）とが、前記第１方向に対向する、請求項１又は請求項２に記載の熱源ユニット。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、熱源ユニットに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
冷水を生成する熱源ユニットが知られている。
【０００３】
特許文献１の熱源ユニットは、冷媒と外気とを熱交換する空気熱交換器と、空気熱交換器が設けられるハウジング部と、冷凍サイクルを行う冷媒回路と、冷媒回路の冷媒と水を熱交換する水熱交換器とを有する。特許文献１の熱源ユニットにおいては、複数のハウジング部が並んで配置される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第７２２４４７５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
ハウジング部から外板である仕切り板を取り外して、ハウジング部の内部のメンテナンスを行う際に、隣のハウジング部が邪魔になり、ハウジング部からの仕切り板の取り外し作業が繁雑になることで、熱源ユニットのメンテナンス性が低下する可能性がある。
【０００６】
本開示は、メンテナンス性を向上させることができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
第１の態様は、熱源ユニットを対象とする。熱源ユニットは、並んで配置される複数のハウジング部（42）と、前記複数のハウジング部（42）の各々に設けられる空気熱交換器（12A,12B,12C,12D）とを備え、前記複数のハウジング部（42）のうちのいずれかのハウジング部（42）である第１ハウジング部（42A）は、第１板部（Fe21）と第２板部（Fe22）とを含む第１仕切り板（Fe2）を備え、前記第１板部（Fe21）は、前記第１ハウジング部（42A）の内部空間（S2A）に対し、前記複数のハウジング部（42）が並ぶ方向である第１方向に対して垂直な第２方向に対向し、前記第１ハウジング部（42A）のフレーム（Fa5, Fa6）に締結され、前記第２板部（Fe22）は、前記第１ハウジング部（42A）の内部空間（S2A）に対し、前記第１方向に対向する。
【０００８】
第１の態様では、第１ハウジング部（42A）から第１仕切り板（Fe2）を取り外して、第１ハウジング部（42A）の内部空間（S2A）のメンテナンス作業を行う際に、第１板部（Fe21）が内部空間（S2A）と第２方向に対向することから第２方向側から第１仕切り板（Fe2）の取り外し作業を行うことができる。これにより、第１仕切り板（Fe2）の取り外し作業時に第１方向に沿って隣り合う隣のハウジング部（42）の干渉を受けることを抑制でき、メンテナンス性を向上させることができる。
【０００９】
第２の態様は、第１の態様において、前記第２板部（Fe22）は、前記第１板部（Fe21）から前記第２方向の一方向側へ延びる形状を有し、前記第１板部（Fe21）は、前記第２方向の他方向側から、前記第１ハウジング部（42A）のフレーム（Fa5, Fa6）に着脱可能に締結される。
【００１０】
第２の態様では、第１ハウジング部（42A）のフレーム（Fa5, Fa6）に第１仕切り板（Fe2）の第１板部（Fe21）を着脱する際に第２方向の他方向側から第１板部（Fe21）を着脱することができるので、第１方向に沿って隣り合う隣のハウジング部（42）の干渉を受けることを抑制でき、第１板部（Fe21）を容易に着脱することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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