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公開番号
2025066030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2024041828
出願日
2024-03-18
発明の名称
ウェアラブル温度調節装置
出願人
合同会社メカリンク
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
13/005 20060101AFI20250415BHJP(衣類)
要約
【課題】本発明は主に高温/低温環境で活動する人の体感温度を改善し、作業効率を高めて熱/冷環境が人体に対する傷害を防止する。
【解決手段】装着本体はファン取付部と冷熱源取付部を有し、ファン取付部はファンを取り付けるためのもので、冷熱源取付部は冷熱源を取り付けためのものであり、冷熱源は前記ファンが蓄熱領域に導入する気流を冷却または加熱する。装着本体はチャンバーエアダクトを自発的に形成するチャンバー構造であり、吸込口、冷熱源を設置した後のチャンバーが形成する前記蓄熱領域、耐圧エアダクト及び少なくとも一つの吹出口を有し、耐圧エアダクトは少なくともチャンバーエアダクトの一部のチャンバーセグメントに設置され、チャンバーエアダクトが押圧される状態で、耐圧エアダクトはその所在するチャンバーセグメントの貫通を保証する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ウェアラブル温度調節装置であって、
前記ウェアラブル温度調節装置は装着本体を含み、
前記装着本体は、
ファン(4)を取り付けるためのファン取付部(1-4)と、
前記ファン(4)によって蓄熱領域に導入された気流に対し冷却または加熱を行う冷熱源を取り付けるための冷熱源取付部(1-16)とを有し、
前記装着本体はチャンバーエアダクト(11)を自発的に形成するチャンバー構造であって、吸込口(13)と、冷熱源を設置した後のチャンバーに形成される前記蓄熱領域と、少なくとも一つの吹出口(12)とを有し、空気は前記ファンによって前記吸込口(13)から前記チャンバーエアダクト(11)に導入され、前記冷熱源を通った後に冷却または加熱されて温度調節気流を形成し、前記温度調節気流は前記チャンバーエアダクトによって前記吹出口(12)まで誘導されて、装着者に作用し、
前記チャンバーエアダクト(11)は耐圧エアダクト(14)をさらに含み、前記耐圧エアダクト(14)は少なくとも前記チャンバーエアダクト(11)の一部のチャンバーセグメントに設置され、前記チャンバーエアダクト(11)が押圧された状態で、前記耐圧エアダクト(14)はその所在するチャンバーセグメントの貫通を保証することを特徴とする、ウェアラブル温度調節装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記チャンバーエアダクト(11)は前記吸込口(13)から前記蓄熱領域を経由して前記吹出口(12)まで連通し、前記吹出口(12)は装着者の温度調節領域に向けて配置されることを特徴とする、請求項1に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項3】
前記ファン取付部(1-4)の位置は前記吸込口(13)に設置され、または前記チャンバーエアダクト(11)内の前記吸込口(13)と所定距離を有する位置に設置されることを特徴とする、請求項2に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項4】
前記吹出口(12)は第1組の吹出口(12A)と第2組の吹出口(12B)を含み、前記温度調節領域は第1の温度調節領域と第2の温度調節領域を含み、前記第1組の吹出口(12A)は装着者の第1の温度調節領域に向けて配置され、前記第2組の吹出口(12B)は装着者の第2の温度調節領域に向けて配置され、前記第1組の吹出口(12A)と第2組の吹出口(12B)は熱対流方式によって温度伝達を実現することを特徴とする、請求項2に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項5】
前記第1の温度調節領域は装着者の頭頸部であり、前記第2の温度調節領域は装着者の脇下部であることを特徴とする、請求項4に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項6】
前記装着本体内に温度感知領域(10)が形成され、前記温度感知領域は装着者の第3の温度調節領域と接触して、装着本体が温度伝達方式によって装着者の前記第3の温度調節領域と温度伝達を実現することを特徴とする、請求項1に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項7】
前記第3の温度調節領域は装着者の肩部、背部及び腰部の少なくとも一つであることを特徴とする、請求項6に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項8】
前記チャンバー構造内に支持体(9)が設置され、
前記支持体(9)は一定の高さを有し、かつ、前記耐圧エアダクト(14)と隣接して配置されて、前記耐圧エアダクト(14)を支持することを特徴とする、請求項1に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項9】
前記支持体(9)は多孔質支持構造であり、前記支持体(9)は内部通気孔(8)によって前記蓄熱領域または前記チャンバーエアダクトに連通して、冷熱源を通った温度調節気体を前記支持体の多孔質構造内に均一に拡散させ、かつ温度感知領域(10)まで伝導させることを特徴とする、請求項8に記載のウェアラブル温度調節装置。
【請求項10】
前記支持体(9)の幅は前記装着本体の対応する位置の幅より小さく、前記支持体(9)の側壁と前記装着本体の対応する側のチャンバーの内壁との間に隙間を有し、前記隙間は前記耐圧エアダクト(14)の少なくとも一部を形成することを特徴とする、請求項8に記載のウェアラブル温度調節装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は人体に装着する包装体または服装分野に関し、特にウェアラブル温度調節装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、異常気象が増え続ける中、ウェアラブル式の空気及び温度調節装置(冷却ウェア等)に対する需要は高まりつつある。特に極端な高温条件において作業や活動を行う人々、及びアウトドアスポーツの愛好家、ひいては夏季の外出者にとって、比較的に安価で、軽便かつ有効で、かつ応用範囲の広いウェアラブル冷却製品は、長い間期待されてきた。
【0003】
従来のウェアラブル式の空気及び温度調節装置として、主にファンを装着した空調服があり、冷却水を循環させて冷却する水冷式リュックサック(ベスト)、ペルチェ素子を用いた電子方法で冷却を行うベスト(またはリュックサック)等幾つかの形式がある。現在、多くのウェアラブル式の空気及び温度調節装置は一般的に価格が高く、且つ実際の使用効果が芳しくなく、例えば、冷却加熱効果の効率が比較的に低く、または使用時間が短く、または使用前後の準備作業が煩雑で、または使用シーンが制限される等、ユーザに十分な温度調節感覚をもたらすことができず、ユーザの前記の一般的なニーズを満たすことができない。
【0004】
そのうち、ファンを装着した空調服の作業原理は大風量の風通しによって、汗を蒸発させて冷却効果を果たすことに限られ、以下の欠点が存在する:1.発汗自体はユーザの体力を消耗させ、かつ、気温が摂氏35度を超える時に感じる熱風は快適ではなく、ユーザのイライラ感を増加させる;2.ファンの大風量使用による騒音は大きい;3.送風によって服装が膨張して外観に影響を及ぼし、かつ動作にもある程度の支障をきたす;4.落下防止ベルトと併用できず、荷物を背負った時、または背もたれ付きの椅子(例えば、クレーン、フォークリフト、ブルドーザ、トラクター等の作業車両の座席)に座った時、エアダクトがブロックされて使用結果に大きな影響を与え、ユーザの普段着等と合わせて使用することができない等。
【0005】
従来のウェアラブル温度調節装置にも、冷却水循環の方式で温度を下げる方法(例えば、水冷リュックサック、ベスト)が存在し、同じく以下の欠点が存在する:1.使用時間が短く、冷媒がない場合は完全に使用不能になる;2.冷却チューブの接触面積が小さく、かつ、冷却面積が集中しているため、体の異なる部分の温度差が激しくなる;3.結露しやすく、体の不快感が強くなる。
【0006】
ペルチェ素子を使った電子方式で温度が下げるベスト(またはリュックサック)の欠点は:1.価格が高い;2.使用時間が短く、動作持続のために大容量の充電電池が必要である;3.領域が小さすぎて十分な温度調節効果が得られない。
【0007】
総じて言うと、ウェアラブル式の空気及び温度調節服の分野において、一部顕著な進歩もあるが、依然としてチャレンジに直面している。今後の発展可能性として、更なる低コスト化、更に広い応用範囲で、及び更に良好な使用効果の面での設計改善が含まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
以上に鑑み、本発明の実施例は、従来技術に存在する1つまたはより多くの欠点を解消または改善するウェアラブル温度調節装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の技術方案は以下の通りである。
【0010】
ウェアラブル温度調節装置であって、前記ウェアラブル温度調節装置は装着本体を含み、前記装着本体は、ファンを取り付けるためのファン取付部と、前記ファンによって蓄熱領域に導入された気流に対し冷却または加熱を行う冷熱源を取り付けるための冷熱源取付部とを有し、前記装着本体はチャンバーエアダクトを自発的に形成するチャンバー構造であって、吸込口と、冷熱源を設置した後のチャンバーに形成される前記蓄熱領域と、少なくとも一つの吹出口とを有し、空気は前記ファンによって前記吸込口から前記チャンバーエアダクトに導入され、前記冷熱源を通った後に冷却または加熱されて温度調節気流を形成し、前記温度調節気流は前記チャンバーエアダクトによって前記吹出口まで誘導されて、装着者に作用し、前記チャンバーエアダクトは耐圧エアダクトをさらに含み、前記耐圧エアダクトは少なくとも前記チャンバーエアダクトの一部のチャンバーセグメントに設置され、前記チャンバーエアダクトが押圧された状態で、前記耐圧エアダクトはその所在するチャンバーセグメントの貫通を保証する。
(【0011】以降は省略されています)
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