TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025005006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-16
出願番号2023104980
出願日2023-06-27
発明の名称太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの制御方法及び無給電表示装置
出願人神田工業株式会社
代理人弁理士法人レクシード・テック
主分類H10F 10/00 20250101AFI20250108BHJP()
要約【課題】本発明は、発電効率に優れる太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る太陽電池モジュール100は、平面視で格子状に配置され、電気的に接続された複数の太陽電池セル4を有する太陽電池モジュール100であって、太陽電池セル4の列を含む厚み方向断面において、光源20からの光が入射する側の表面全体に亘って液晶レンズ2が配置されており、液晶レンズ2は、略同間隔で配置された複数の電極を有する電極群と、前記電極群と対向して配置された共通電極と、前記電極群と前記共通電極により挟持された液晶層と、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
平面視で格子状に配置され、電気的に接続された複数の太陽電池セルを有する太陽電池モジュールであって、
前記太陽電池セルの列を含む厚み方向断面において、光源からの光が入射する側の表面全体に亘って液晶レンズが配置されており、
前記液晶レンズは、
略同間隔で配置された複数の電極を有する電極群と、
前記電極群と対向して配置された共通電極と、
前記電極群と前記共通電極により挟持された液晶層と、を含む、
太陽電池モジュール。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
平面視で格子状に配置され、電気的に接続された複数の太陽電池セルを有する太陽電池モジュールであって、
前記太陽電池セルの列を含む厚み方向断面において、光源からの光が入射する側の表面に、前記太陽電池セル毎に前記太陽電池セルと同数の液晶レンズが配置されており、
前記液晶レンズは、
略同間隔で配置された複数の電極を有する電極群と、
前記電極群と対向して配置された共通電極と、
前記電極群と前記共通電極により挟持された液晶層と、を含む、
太陽電池モジュール。
【請求項3】
請求項1に記載の太陽電池モジュールの前記太陽電池セルの列を含む厚み方向断面において、
前記液晶レンズを、前記太陽電池セルの前記光源からの光が入射する側に位置し、前記太陽電池セルの長さよりも若干長い第1の領域、隣接する前記第1の領域の間に位置する第2の領域、及び、前記液晶レンズの両端に位置する第3の領域の3種類の領域に分割し、
前記3種類の領域について、それぞれ、前記電極群の各電極に印加する電圧を調整する、
太陽電池モジュールの制御方法。
【請求項4】
メモリ性反射型表示部、制御部、及び、太陽電池モジュールがこの順で配置されており、前記太陽電池モジュールを電源として稼働する無給電表示装置であって、
前記制御部は、制御基板上に搭載されており、
前記太陽電池モジュールは、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールである、
無給電表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの制御方法及び無給電表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池モジュールは、光起電力効果を利用して、光エネルギーを電気エネルギーに変換するモジュールである。太陽電池モジュールは、電池交換、電源配線等が不要であるため、自立型電源として利用することができる。また、太陽電池モジュールは、化石燃料を消費しないため、環境負荷を軽減することができ、地球温暖化対策という観点からも有用である。
【0003】
太陽電池モジュールは、シリコン系、化合物系、及び有機系に大別される。例えば、シリコン系の太陽電池モジュールは、結晶シリコン、アモルファスシリコン等を用い、化合物系の太陽電池モジュールは、InGaAs、InGaAs等を用い、有機系の太陽電池モジュールは、有機色素、ペロブスカイト結晶等を用いる。特に、シリコン系太陽電池モジュールは、当該技術分野においてよく知られており、従来から広く用いられている。
【0004】
近年では、太陽電池モジュールを表示装置の表面に配置し、表示装置のための自立型電源として利用する、太陽電池モジュール付き表示装置が提案されている。例えば、電子表示装置と太陽電池とを、支持部材を中心に反対向きに貼り合わせて、太陽電池が電子表示装置に供給される電力を発電する掲示板が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-52077号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前述の表示装置等に電力を供給する太陽電池モジュールにおいて、発電効率の向上が求められている。
【0007】
本発明は、前述の点を考慮してなされたものであり、発電効率に優れる太陽電池モジュール、その制御方法及びそれを用いた無給電表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本発明の第1の太陽電池モジュールは、
平面視で格子状に配置され、電気的に接続された複数の太陽電池セルを有する太陽電池モジュールであって、
前記太陽電池セルの列を含む厚み方向断面において、光源からの光が入射する側の表面全体に亘って液晶レンズが配置されており、
前記液晶レンズは、
略同間隔で配置された複数の電極を有する電極群と、
前記電極群と対向して配置された共通電極と、
前記電極群と前記共通電極により挟持された液晶層と、を含む。
【0009】
また、本発明の第2の太陽電池モジュールは、
平面視で格子状に配置され、電気的に接続された複数の太陽電池セルを有する太陽電池モジュールであって、
前記太陽電池セルの列を含む厚み方向断面において、光源からの光が入射する側の表面に、前記太陽電池セル毎に前記太陽電池セルと同数の液晶レンズが配置されており、
前記液晶レンズは、
略同間隔で配置された複数の電極を有する電極群と、
前記電極群と対向して配置された共通電極と、
前記電極群と前記共通電極により挟持された液晶層と、を含む。
【0010】
そして、本発明の太陽電池モジュールの制御方法は、
本発明の第1の太陽電池モジュールの前記太陽電池セルの列を含む厚み方向断面において、
前記液晶レンズを、前記太陽電池セルの前記光源からの光が入射する側に位置し、前記太陽電池セルの長さよりも若干長い第1の領域、隣接する前記第1の領域の間に位置する第2の領域、及び、前記液晶レンズの両端に位置する第3の領域の3種類の領域に分割し、
前記3種類の領域について、それぞれ、前記電極群の各電極に印加する電圧を調整する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

神田工業株式会社
解錠システム
9日前
神田工業株式会社
太陽電池モジュール、太陽電池モジュールの制御方法及び無給電表示装置
6か月前
日亜化学工業株式会社
発光装置
16日前
東レ株式会社
圧電性材料の製造方法
17日前
個人
高性能高耐圧逆導通半導体装置
16日前
ローム株式会社
光センサ
10日前
マグネデザイン株式会社
GSRセンサ
11日前
個人
圧電素子及び摩擦発電共成デバイス
25日前
三菱電機株式会社
半導体装置
17日前
AGC株式会社
太陽電池モジュール
16日前
富士電機株式会社
半導体装置
23日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
16日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
11日前
東レ株式会社
転写体、機能性素子の製造方法
25日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
16日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
23日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
23日前
旭化成株式会社
紫外線発光素子
9日前
住友電気工業株式会社
半導体装置
10日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
23日前
ローム株式会社
半導体装置
16日前
株式会社半導体エネルギー研究所
発光デバイス
11日前
日亜化学工業株式会社
発光素子
26日前
富士電機株式会社
炭化珪素半導体装置
11日前
旭化成株式会社
発光素子及び発光装置
10日前
三菱ケミカル株式会社
積層圧電シート
12日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
19日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
16日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
16日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
11日前
日亜化学工業株式会社
発光装置
23日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
17日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
11日前
ルネサスエレクトロニクス株式会社
半導体装置
23日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
18日前
住友電気工業株式会社
炭化珪素半導体装置
11日前
続きを見る