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公開番号
2024163537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079252
出願日
2023-05-12
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社高尾
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20241115BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】LED等の発光手段の輝度、音量を変更可能な構成であって、該輝度レベル、音量レベルがどのように変更されていても、待機状態時に行われるデモ演出を好適に実施する遊技機を提案する。
【解決手段】遊技者により操作可能に設けられた輝度調整手段、音量調整手段によって輝度レベル、音量レベルが設定変更された状態でも、デモ演出が実施される際は予め設定された輝度レベル、音量レベルに変更して実施し、デモ演出が終了すると変更前の輝度レベル、音量レベルの設定内容、またはデフォルトの輝度レベル、音量レベルに変更される。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技を行うことが可能な遊技機において、
操作により音量レベルを調整できる音量調整手段と、操作により輝度レベルを調整できる輝度調整手段とを備え、
遊技が行われていない待機状態を条件に、デモ演出が実行可能な構成で、
前記デモ演出は、前記音量レベルがいずれのレベルに調整されていても予め定められた音量レベルで出力するとともに、前記輝度レベルがいずれのレベルに調整されていても輝度レベルを最大にして演出を実行する遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技者が音量調節や輝度調節が可能な弾球式遊技機や回胴式遊技機などの遊技機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
従来、この種の遊技機としては、液晶画面での演出表示やスピーカからの音の出力、LEDランプの発光などにより、遊技の進行に伴う各種演出を行うものにおいて、スピーカの音量や、液晶画面やLEDランプの輝度などを遊技者に選択させるものが知られている。例えば、特許文献1の遊技機では、スピーカから出力される音量のレベルを遊技者の操作により調整(選択)可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-229766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した遊技機では、遊技者が音量、輝度レベルを調整できることから、遊技機毎に音量、輝度レベルが異なる状況になることがある。その状況で遊技していないお客に対して遊技意欲を喚起させようとするデモ演出などを実施すると、音量、輝度レベルの設定次第では有効に効果を発揮することができない場合がある。
【0005】
本発明の遊技機は、音量、輝度調整を遊技者が自由に設定できるとともに、特定の演出については音量、輝度の設定内容に関係なく効果を発揮できるものを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の遊技機は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本発明の遊技機は、
遊技を行うことが可能な遊技機において、
操作により音量レベルを調整できる音量調整手段と、操作により輝度レベルを調整できる輝度調整手段とを備え、
遊技が行われていない待機状態を条件にデモ演出が実行可能な構成で、
前記デモ演出は、前記音量レベルがいずれのレベルに調整されていても予め定められた音量レベルで出力するとともに、前記輝度レベルがいずれのレベルに調整されていても輝度レベルを最大にして演出を実行することを特徴とする。
【0008】
デモ演出とは、待機状態になって所定時間経過すると演出を実施することにより遊技をしていないお客や他の遊技機で遊技している遊技者にアピールをして遊技を促すことを目的とするものや、計時手段を備えて所定の時間になると複数台で一斉に同一の演出を行うことにより、遊技機としての演出力の向上を目的とするものなどがある。
音量調整手段や輝度調整手段は専用の操作装置を遊技機に設けていてもよいし、同様に遊技機に設けられたシステムキーや演出用操作装置で操作ができる構成でもよい。
音量レベルの最小レベルは消音状態としてもよい。また、輝度レベルの最小レベルは消灯状態としてもよい。
また、音量レベルや輝度レベルは、一旦レベルを設定されたらそのままの状態を維持する構成でもよいし、待機状態になって所定時間経過すると初期値に戻る構成や、待機状態になってデモ演出が行われると初期値に戻る構成、待機状態になると初期値に戻る構成などでもよい。
【0009】
本発明は遊技者が設定した音量レベル、輝度レベルがいかなる設定内容だったとしても輝度レベルを最大レベルにすることが好ましい。例えば輝度レベルを最小レベルに設定された状態でデモ演出を実行する際に、そのまま最小レベルで実行しても遊技をしていないお客の目に留まりにくいが、輝度を最大レベルで実行すれば目に留まりやすくなる。その際に、音量レベルはその時に設定されている音量レベルで出力してもよいし、予め設定した音量レベルで出力してもよい。遊技が行われていない遊技機から大音量が出力するのは隣で遊技をしている遊技者に迷惑をかけることになるから、あまり遊技の邪魔にならない音量レベルで出力する設定であることが望ましい。
隣の遊技者に最大限配慮する構成としては、音量レベルは最小レベル、または無音とすることも考えられる。あくまで遠くの遊技していないお客にアピールするために輝度レベルを最大レベルにするのは、遠くからでも気づきやすくなる効果を奏するが、音量で同様な効果を奏しようとすると大音量にする必要があり、隣で遊技している遊技者に迷惑をかける事になる。そのため、デモ演出は演出表示装置やLED等、光で行ない、音を用いないことが考えられる。
【0010】
第1特徴の遊技機は、デモ演出にて、周りの遊技者に配慮しつつ遠くの遊技をしていないお客に好適にアピールすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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