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公開番号2024106452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023010704
出願日2023-01-27
発明の名称情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人KDDI株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20240801BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供する。
【解決手段】情報処理装置3は、特典コンテンツを示す情報と、付与施設とを関連付けて記憶する記憶部32と、ユーザが付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部331と、ユーザが付与施設を利用している場合に、ユーザ端末が撮像した撮像画像に対して付与施設に関連付けられている特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部334と、送信部334が表示情報を送信した場合に、送信部334が送信した表示情報に対応する通信容量をユーザに付与する付与部336と、付与部336がユーザに付与した通信容量に基づいて、施設管理者が通信事業者に支払う費用を算出する算出部337と、算出部337が算出した費用を示す情報を出力する出力部338と、を有する。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部と、
前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部と、
前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部と、
前記送信部が前記表示情報を送信した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する付与部と、
前記付与部が前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記費用を示す情報を出力する出力部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記付与施設は、対価を支払うことによって利用可能な施設であり、
前記取得部は、前記ユーザが決済した決済履歴を取得し、
前記送信部は、さらに、前記決済履歴を参照し、前記ユーザが前記付与施設に対して対価を支払った場合に、前記表示情報を送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記所定の通信サービスにおいて前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶し、
前記取得部は、前記ユーザ端末にインストールされているアプリケーションプログラムであって前記撮像画像に重畳して前記特典コンテンツを表示するための前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報に対応する前記決済履歴を取得する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記付与部は、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を、前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報によって特定される前記ユーザに付与する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得部は、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報を、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報として取得し、
前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれている場合に、前記表示情報を送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記取得部は、前記ユーザ端末が撮像した撮像画像を、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報として取得し、
前記情報処理装置は、前記撮像画像に含まれる被写体に基づいて、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれているか否かを判定する判定処理部をさらに有し、
前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれていると前記判定処理部が判定した場合に、前記表示情報を送信する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記取得部は、前記ユーザ端末が測定した前記ユーザ端末の位置座標を示す情報を、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報として取得し、
前記情報処理装置は、前記ユーザ端末の位置座標が前記付与施設に含まれているか否かを判定する判定処理部をさらに有し、
前記送信部は、前記ユーザ端末の位置座標が前記付与施設に含まれていると前記判定処理部が判定した場合に、前記表示情報を送信する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記付与部は、さらに、前記ユーザが前記所定の通信サービスを利用している場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得部は、前記送信部が前記表示情報を送信した後に、前記ユーザ端末が前記撮像画像に前記特典コンテンツを重畳して表示させたことを示す表示通知を取得し、
前記付与部は、さらに前記取得部が前記表示通知を取得した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得部は、前記送信部が前記表示情報を送信した後において、前記ユーザ端末が前記撮像画像に重畳して表示させた前記特典コンテンツに対してユーザが所定の操作を行ったことを示す操作通知を取得し、
前記付与部は、さらに前記取得部が前記操作通知を取得した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する、
請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遊園地においては、アトラクションの利用者が順番待ちの列に並んだ順に当該アトラクションが利用されている。特許文献1には、アトラクションの待ち時間を推定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-081615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
利用者は、自身の順番が来るまでの間、スマートフォンで映像をはじめとするデジタルコンテンツを利用する場合がある。この場合において、利用者の待ち時間が長くなると、デジタルコンテンツを利用する時間が長くなることに伴ってデジタルコンテンツを利用するために消費する通信容量が多くなってしまい、利用者が利用する通信サービスにおいて利用可能な通信容量として定められている通信残量が低下する度合いが高くなってしまう場合があった。このように、遊園地等のようなエリアにおいては、ユーザの通信残量が低下する度合いが高くなり得るため、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを構築することが求められている。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザの通信残量が低下する度合いを低くするための仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様にかかる情報処理装置は、ユーザに特典として所定の通信サービスで利用可能な通信容量を付与するための特典コンテンツを示す情報と、前記ユーザに前記特典コンテンツを付与するための条件として定められている付与施設とを関連付けて記憶する記憶部と、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報を取得する取得部と、前記ユーザが前記付与施設を利用している場合に、前記ユーザが使用するユーザ端末が撮像した撮像画像に対して前記付与施設に関連付けられている前記特典コンテンツを重畳して表示させるための表示情報を送信する送信部と、前記送信部が前記表示情報を送信した場合に、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を前記ユーザに付与する付与部と、前記付与部が前記ユーザに付与した前記通信容量に基づいて、前記付与施設を管理する施設管理者が前記所定の通信サービスの通信事業者に支払う費用を算出する算出部と、前記算出部が算出した前記費用を示す情報を出力する出力部と、を有する。
【0007】
前記付与施設は、対価を支払うことによって利用可能な施設であってもよいし、前記取得部は、前記ユーザが決済した決済履歴を取得してもよいし、前記送信部は、さらに、前記決済履歴を参照し、前記ユーザが前記付与施設に対して対価を支払った場合に、前記表示情報を送信してもよい。
【0008】
前記記憶部は、前記所定の通信サービスにおいて前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶してもよいし、前記取得部は、前記ユーザ端末にインストールされているアプリケーションプログラムであって前記撮像画像に重畳して前記特典コンテンツを表示するための前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報に対応する前記決済履歴を取得してもよい。
【0009】
前記付与部は、前記送信部が送信した前記表示情報に対応する前記通信容量を、前記アプリケーションプログラムにおいて設定されている前記ユーザ識別情報によって特定される前記ユーザに付与してもよい。
【0010】
前記取得部は、前記ユーザ端末の位置を特定するための情報を、前記ユーザが前記付与施設を利用しているか否かを示す情報として取得してもよいし、前記送信部は、前記ユーザ端末の位置が前記付与施設に含まれている場合に、前記表示情報を送信してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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