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公開番号2024106429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-08
出願番号2023010669
出願日2023-01-27
発明の名称伝送路切替システム
出願人三菱電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 36/24 20090101AFI20240801BHJP(電気通信技術)
要約【課題】車上局および地上局の双方にとって適切な伝送路を選択する伝送路切替システムを提供する。
【解決手段】伝送路切替システムは、列車に搭載された車上局1と、地上に設置された地上局2と、車上局1と地上局2との間でデータを伝送するための複数の伝送路L1~Lpと、を備える。当該伝送路切替システムは、車上局1および地上局2のうちの送信側から送信され複数の伝送路L1~Lpのそれぞれを通して受信側で受信された各データを用いた複数の伝送路L1~Lpの通信評価を行う。当該通信評価に基づいて、複数の伝送路L1~Lpのうちから送信側がデータを送信するための伝送路が決定される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
列車に搭載された車上局と、
地上に設置された地上局と、
前記車上局と前記地上局との間でデータを伝送するための複数の伝送路と、
を備え、
前記車上局および前記地上局のうちの送信側から送信され前記複数の伝送路のそれぞれを通して受信側で受信された各データを用いた前記複数の伝送路の通信評価に基づいて、前記複数の伝送路のうちから前記送信側がデータを送信するための伝送路が決定される、
伝送路切替システム。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記複数の伝送路の前記通信評価は、前記列車の走行区間ごとに行われ、
前記列車の現在の位置に対応する走行区間の前記通信評価に基づいて、前記送信側がデータを送信するための伝送路が決定される、
請求項1記載の伝送路切替システム。
【請求項3】
前記列車の走行区間が変わるときに新たな走行区間に他の列車が存在する場合、前記他の列車に搭載された他の車上局が使用している伝送路が、前記送信側がデータを送信するための伝送路として選択される、
請求項2記載の伝送路切替システム。
【請求項4】
前記列車の複数回の前記通信評価に基づいて、前記送信側がデータを送信するための伝送路が決定される、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の伝送路切替システム。
【請求項5】
複数の前記列車に搭載された複数の前記車上局から送信された各データを用いた前記複数の伝送路の前記通信評価に基づいて、前記送信側がデータを送信するための伝送路が決定される、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の伝送路切替システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、列車に搭載される車上局と地上に設置される地上局との間の通信で用いる伝送路の切り替えを行う伝送路切替システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
複数の伝送路を選択的に用いて通信を行う通信システムには、伝送路の切り替えを行う伝送路切替システムが設けられる。例えば、列車に搭載された車上局と地上に設置された地上局との間で通信を行う列車無線通信システムに設けられる従来の伝送路切替システムでは、車上局から地上局へデータを送信するときは、車上局が送信データの情報等に基づいて伝送路を選択し、地上局から車上局へデータを送信するときは、地上局が送信データの情報等に基づいて伝送路を選択していた。
【0003】
また、下記の特許文献1には、送信装置のルータが、フレームごとに既定の許容遅延時間と、伝送路についてのフレームごとの伝送時間と、に基づいて、伝送の完了までの時間的余裕を示す余裕時間をフレームごと且つ伝送路ごとにそれぞれ算出し、算出された余裕時間が最も大きい伝送路をフレームごとに選択することで、使用する伝送路を決定する伝送路切替システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-195023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のように、列車無線通信システムにおける従来の伝送路切替システムでは、車上局および地上局のうちの送信側が、その送信側の情報のみに基づいて伝送路を選択していた。そのため、選択された伝送路が受信側にとって適切なものではないことがある。
【0006】
本開示は以上のような課題を解決するためになされたものであり、車上局および地上局の双方にとって適切な伝送路を選択する伝送路切替システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る伝送路切替システムは、列車に搭載された車上局と、地上に設置された地上局と、前記車上局と前記地上局との間でデータを伝送するための複数の伝送路と、を備え、前記車上局および前記地上局のうちの送信側から送信され前記複数の伝送路のそれぞれを通して受信側で受信された各データを用いた前記複数の伝送路の通信評価に基づいて、前記複数の伝送路のうちから前記送信側がデータを送信するための伝送路が決定される。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る伝送路切替システムによれば、車上局および地上局の双方にとって適切な伝送路が選択される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る伝送路切替システムの構成および地上局から車上局へデータを送信する際のデータの流れを示す図である。
実施の形態1に係る伝送路切替システムの構成および車上局から地上局へデータを送信する際のデータの流れを示す図である。
実施の形態1に係る伝送路切替システムが伝送路を決定する動作を示すフローチャートである。
伝送路の通信評価データの例を示す図である。
伝送路の通信評価項目の例を示す図である。
実施の形態2に係る伝送路切替システムの構成および車上局から地上局へデータを送信する際のデータの流れを示す図である。
実施の形態2に係る伝送路切替システムが伝送路を決定する動作を示すフローチャートである。
実施の形態2において、列車の新たな走行区間に他の列車が存在しない場合の車上局と地上局の関係を示す図である。
実施の形態2において、列車の新たな走行区間に他の列車が存在する場合の車上局と地上局の関係を示す図である。
実施の形態3に係る伝送路切替システムが伝送路を決定する動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施の形態1>
本開示に係る伝送路切替システムは、列車に搭載される無線装置である車上局と、地上に設置される無線装置である地上局との間で、通話・通告、旅客サービスなどの複数のアプリケーションのデータを複数の伝送路を選択的に用いて送受信する列車無線通信システムにおいて、伝送路の切り替えを行うものである。
(【0011】以降は省略されています)

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