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公開番号2024103066
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2023007201
出願日2023-01-20
発明の名称プログラム、評価方法および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人弁理士法人扶桑国際特許事務所
主分類G06F 16/90 20190101AFI20240725BHJP(計算;計数)
要約【課題】システム間の類似性を適切に評価できる。
【解決手段】記憶部11は、複数のシステムそれぞれのシステム構成の事例の自然言語による記述を含む事例情報11aを記憶する。処理部12は、記憶部11に記憶された事例情報11aに対する自然言語解析により、複数のシステムそれぞれにおける構成要素間の連携の特徴を示す事例特徴量D10a,…を生成する。処理部12は、システム20のシステム構成の自然言語による記述を含む検索情報D20が入力されると、検索情報D20に対する自然言語解析により、システム20における構成要素間の連携の特徴を示す検索特徴量D20aを生成する。処理部12は、検索特徴量D20aと事例特徴量D10a,…とに基づいて、システム20と事例情報11aにおける複数のシステムそれぞれとの類似性を評価する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のシステムそれぞれのシステム構成の事例の自然言語による記述を含む事例情報に対する自然言語解析により、前記複数のシステムそれぞれにおける構成要素間の連携の特徴を示す事例特徴量を生成し、
第1システムのシステム構成の自然言語による記述を含む検索情報が入力されると、前記検索情報に対する自然言語解析により、前記第1システムにおける構成要素間の連携の特徴を示す検索特徴量を生成し、
前記検索特徴量と前記複数のシステムそれぞれの前記事例特徴量とに基づいて、前記第1システムと前記複数のシステムそれぞれとの類似性を評価する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記類似性の評価では、前記検索特徴量と前記事例特徴量との距離が短いほど、前記第1システムと前記事例特徴量に対応するシステムとの類似度が高いと評価する、
処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載のプログラム。
【請求項3】
前記類似性の評価では、前記検索特徴量と前記複数のシステムそれぞれの前記事例特徴量との距離を算出し、前記距離が閾値よりも小さい前記事例特徴量に対応する前記事例を示す第1検索結果情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載のプログラム。
【請求項4】
前記検索情報に対応する検索キーワードを用いた前記事例情報に対するキーワード検索の結果である第2検索結果情報および前記第1検索結果情報の両方に含まれる前記事例を示す第3検索結果情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させる請求項3記載のプログラム。
【請求項5】
前記事例特徴量の生成では、前記構成要素の種別を表す単語が登録された第1辞書情報、および、前記構成要素間の連携関係を表す単語が登録された第2辞書情報に基づいて前記事例情報から前記複数のシステムそれぞれにおける前記構成要素間の連携関係を抽出し、
前記検索特徴量の生成では、前記第1辞書情報および前記第2辞書情報に基づいて前記検索情報から前記第1システムにおける前記構成要素間の連携関係を抽出する、
処理を前記コンピュータに実行させる請求項1記載のプログラム。
【請求項6】
コンピュータが、
複数のシステムそれぞれのシステム構成の事例の自然言語による記述を含む事例情報に対する自然言語解析により、前記複数のシステムそれぞれにおける構成要素間の連携の特徴を示す事例特徴量を生成し、
第1システムのシステム構成の自然言語による記述を含む検索情報が入力されると、前記検索情報に対する自然言語解析により、前記第1システムにおける構成要素間の連携の特徴を示す検索特徴量を生成し、
前記検索特徴量と前記複数のシステムそれぞれの前記事例特徴量とに基づいて、前記第1システムと前記複数のシステムそれぞれとの類似性を評価する、
評価方法。
【請求項7】
複数のシステムそれぞれのシステム構成の事例の自然言語による記述を含む事例情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記事例情報に対する自然言語解析により、前記複数のシステムそれぞれにおける構成要素間の連携の特徴を示す事例特徴量を生成し、第1システムのシステム構成の自然言語による記述を含む検索情報が入力されると、前記検索情報に対する自然言語解析により、前記第1システムにおける構成要素間の連携の特徴を示す検索特徴量を生成し、前記検索特徴量と前記複数のシステムそれぞれの前記事例特徴量とに基づいて、前記第1システムと前記複数のシステムそれぞれとの類似性を評価する処理部と、
を有する情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はプログラム、評価方法および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
情報処理システムの運用の現場では、サポート担当者が、情報処理システムで発生したトラブルなどの事象の調査時に、過去に他のシステムなどで同様な事象が発生したかを確認することがある。そこで、蓄積された過去のシステムの事例の情報を検索する装置が用いられることがある。
【0003】
例えば、事例データベースに蓄積された大量の対象事例から、検索ユーザが指定する検索事例に合致する、または最も類似する最適事例を検索する事例検索システムの提案がある。
【0004】
また、検索のためにユーザから受け付けたテキスト、音声等の言葉に基づいて、多数の文書データが記憶されている文書集合からの検索を行う検索方法の提案もある。提案の検索方法は、文脈の流れの中で意味が動的に変化する文書中の意味のまとまりの単位である文単位から、受け付けた言葉と意味合いが類似する文単位を直接的に検索する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-225120号公報
国際公開第2008/023470号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
データベースなどにおける過去のシステム事例の蓄積情報が自然言語で記述されている場合がある。この場合、システム事例の検索を行う装置は、キーワード検索の手法を用いて、自然言語で記述されているシステム事例の蓄積情報から、過去に発生した類似の事例を検索することがある。
【0007】
キーワード検索におけるキーワードには、現システムでの事象発生時のシステム環境やエラーメッセージなどの発生事象の内容を示す単語が用いられる。システム環境を示す単語には例えばソフトウェアやサーバ種別などのシステムの構成要素の名称が使用される。
【0008】
キーワード検索では、同様な事象か否かの判定は、過去の事例として登録されている発生事象やシステム環境の記述が、指定されたキーワードを含むか否かを基に行われる。このため、現システムと同一の構成要素をもつが、構成要素間の連携関係が現システムとは全く異なるシステム事例が検索結果として取得され得るという問題がある。
【0009】
1つの側面では、本発明は、システム間の類似性を適切に評価することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
1つの態様では、コンピュータに次の処理を実行させるプログラムが提供される。コンピュータは、複数のシステムそれぞれのシステム構成の事例の自然言語による記述を含む事例情報に対する自然言語解析により、複数のシステムそれぞれにおける構成要素間の連携の特徴を示す事例特徴量を生成する。コンピュータは、第1システムのシステム構成の自然言語による記述を含む検索情報が入力されると、検索情報に対する自然言語解析により、第1システムにおける構成要素間の連携の特徴を示す検索特徴量を生成する。コンピュータは、検索特徴量と複数のシステムそれぞれの事例特徴量とに基づいて、第1システムと複数のシステムそれぞれとの類似性を評価する。
(【0011】以降は省略されています)

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