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公開番号2024092762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208903
出願日2022-12-26
発明の名称情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06F 11/07 20060101AFI20240701BHJP(計算;計数)
要約【課題】ジョブフローを再起動する起点となるジョブを適切に設定し易くすること。
【解決手段】情報処理装置100は、ジョブ群の第1ジョブの異常を検出する。情報処理装置100は、記憶部122を参照して、第1ジョブに対応付けられたジョブフロー121を再起動する条件を特定し、検出した第1ジョブの異常が、特定した条件を満たすか否かを判定する。情報処理装置100は、条件を満たすと判定した場合、記憶部122を参照して、第1ジョブに対応付けられたジョブフロー121を再起動する起点とする1以上の第2ジョブを示す情報を取得する。情報処理装置100は、ジョブフロー121を再起動する起点とする1以上の第2ジョブを示す情報に基づいて、それぞれの第2ジョブを起点に、ジョブフロー121を再起動する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ジョブフローに実行順序が規定されたジョブ群の第1ジョブの異常を検出し、
前記ジョブ群の少なくともいずれかのジョブに対応付けて、前記ジョブフローを再起動する条件と、前記ジョブ群のうち、前記ジョブフローを再起動する起点とするジョブを示す情報とを記憶する記憶部を参照して、検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすか否かを判定し、
検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定した場合、前記記憶部を参照して、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する起点とする第2ジョブを示す情報に基づいて、前記第2ジョブを起点に、前記ジョブフローを再起動する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記記憶部は、前記第1ジョブに対応付けて、前記ジョブフローを再起動する条件と、前記ジョブ群のうち、前記ジョブフローを再起動する起点とする複数のジョブを示す情報とを記憶し、
前記再起動する処理は、
検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定した場合、前記記憶部を参照して、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する起点とする複数のジョブを示す情報に基づいて、前記複数のジョブのそれぞれのジョブを起点に、前記ジョブフローを再起動する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記条件は、前記第1ジョブの異常の種類を表し、
前記判定する処理は、
前記記憶部を参照して、検出した前記第1ジョブの異常の種類が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件が表す前記第1ジョブの異常の種類と一致する場合、検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記再起動する処理は、
検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定した場合、利用者の所定の操作入力を受け付けるまで待ってから、前記記憶部を参照して、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する起点とする第2ジョブを示す情報に基づいて、前記第2ジョブを起点に、前記ジョブフローを再起動する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
ジョブフローに実行順序が規定されたジョブ群の第1ジョブの異常を検出し、
前記ジョブ群の少なくともいずれかのジョブに対応付けて、前記ジョブフローを再起動する条件と、前記ジョブ群のうち、前記ジョブフローを再起動する起点とするジョブを示す情報とを記憶する記憶部を参照して、検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすか否かを判定し、
検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定した場合、前記記憶部を参照して、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する起点とする第2ジョブを示す情報に基づいて、前記第2ジョブを起点に、前記ジョブフローを再起動する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項6】
ジョブフローに実行順序が規定されたジョブ群の第1ジョブの異常を検出し、
前記ジョブ群の少なくともいずれかのジョブに対応付けて、前記ジョブフローを再起動する条件と、前記ジョブ群のうち、前記ジョブフローを再起動する起点とするジョブを示す情報とを記憶する記憶部を参照して、検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすか否かを判定し、
検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定した場合、前記記憶部を参照して、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する起点とする第2ジョブを示す情報に基づいて、前記第2ジョブを起点に、前記ジョブフローを再起動する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ジョブフローに従って、ジョブ群を実行するシステムがある。ジョブ群のいずれかのジョブに異常が発生し、当該いずれかのジョブが終了した場合、ジョブフロー全体も一旦終了してしまうため、ジョブフローを再起動することが望まれる。
【0003】
先行技術としては、例えば、ジョブの新規エラーを検知し、同時期に複数のリカバリー候補を特定した場合、優先対応順位に基づいて、ジョブのリカバリー処理を実行するものがある。また、例えば、対象のジョブに対応付けられた監視対象の監視により取得した監視情報に基づいて変更した基準時刻または基準時間に基づいて、対象のジョブの異常に関する判定を行う技術がある。また、例えば、イベントの通知元のジョブの特定情報に対応するイベントの通知先のジョブの特定情報によって特定されるジョブを再実行する技術がある。また、例えば、システムの状態を、対象ジョブと対象ジョブが実行された際の依存関係があるジョブとが実行される前の状態に戻す技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-160817号公報
特開2019-139262号公報
特開2015-204036号公報
特開2022-133010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、いずれかのジョブに異常が発生した場合、異常が発生したジョブ、異常が発生したジョブの1つ前のジョブ、または、ジョブフローの先頭に存在するジョブなどのうち予め設定された起点となるジョブから、ジョブフローを再起動する手法が考えられる。しかしながら、上記手法では、ジョブフローを再起動する起点となるジョブを適切に設定することが難しい。例えば、ジョブフローを再起動する起点として複数のジョブを設定することができない。
【0006】
1つの側面では、本発明は、ジョブフローを再起動する起点となるジョブを適切に設定し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様によれば、ジョブフローに実行順序が規定されたジョブ群の第1ジョブの異常を検出し、前記ジョブ群の少なくともいずれかのジョブに対応付けて、前記ジョブフローを再起動する条件と、前記ジョブ群のうち、前記ジョブフローを再起動する起点とするジョブを示す情報とを記憶する記憶部を参照して、検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすか否かを判定し、検出した前記第1ジョブの異常が、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する条件を満たすと判定した場合、前記記憶部を参照して、前記第1ジョブに対応付けられた前記ジョブフローを再起動する起点とする第2ジョブを示す情報に基づいて、前記第2ジョブを起点に、前記ジョブフローを再起動する情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置が提案される。
【発明の効果】
【0008】
一態様によれば、ジョブフローを再起動する起点となるジョブを適切に設定し易くすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかる情報処理方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200の一例を示す説明図である。
図3は、情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、情報処理装置100の機能的構成例を示すブロック図である。
図5は、ジョブフロー500の一例を示す説明図である。
図6は、ジョブフロー500を記憶する一例を示す説明図である。
図7は、再起動情報管理テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。
図8は、実行履歴管理テーブル800の記憶内容の一例を示す説明図である。
図9は、ジョブフロー500を再起動する一例を示す説明図である。
図10は、再起動処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照して、本発明にかかる情報処理プログラム、情報処理方法、および情報処理装置の実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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