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公開番号2024090292
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206092
出願日2022-12-22
発明の名称インセンティブ決定方法およびインセンティブ決定プログラム
出願人富士通株式会社
代理人個人
主分類G06Q 30/0207 20230101AFI20240627BHJP(計算;計数)
要約【課題】混雑スポットを減らしつつ、閑散スポットの活性化を図ること。
【解決手段】インセンティブ決定装置201は、対象地域(例えば、○○島)に含まれる複数のスポットのうちユーザが訪問した各訪問スポット(例えば、観光スポットA,D,E)における滞在時間帯を特定する。インセンティブ決定装置201は、複数のスポットの各スポットの時間帯ごとの混雑度に基づいて、当該混雑度が低いほど高くなるように、対象地域の訪問に対するインセンティブの決定に用いられる、各スポットの時間帯ごとの評価値を算出する。インセンティブ決定装置201は、算出した各スポットの時間帯ごとの評価値に基づいて、特定した各訪問スポットにおける滞在時間帯に対応する評価値に応じて、各訪問スポットの訪問に対するインセンティブ値を算出し、算出したインセンティブ値を合算した結果に基づいて、ユーザに付与するインセンティブを決定する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
対象地域に含まれる複数のスポットのうちユーザが訪問した各訪問スポットにおける滞在時間帯を特定し、
前記複数のスポットの各スポットの時間帯ごとの混雑度に基づいて、当該混雑度が低いほど高くなるように、前記対象地域の訪問に対するインセンティブの決定に用いられる、前記各スポットの時間帯ごとの評価値を算出し、
算出した前記各スポットの時間帯ごとの評価値に基づいて、特定した前記各訪問スポットにおける滞在時間帯に対応する評価値に応じて、前記各訪問スポットの訪問に対するインセンティブ値を算出し、
算出した前記インセンティブ値を合算した結果に基づいて、前記ユーザに付与するインセンティブを決定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするインセンティブ決定方法。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記各スポットの時間帯ごとの混雑度は、前記各スポットの定員に対する前記各スポットの時間帯ごとの滞在人数の割合によって表され、
前記各スポットの時間帯ごとの評価値を算出する処理は、
前記混雑度が閾値より大きい場合は、当該混雑度が高いほど低くなるように、負の値である前記評価値を算出し、
前記混雑度が前記閾値以下の場合は、当該混雑度が低いほど高くなるように、正の値である前記評価値を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載のインセンティブ決定方法。
【請求項3】
前記インセンティブ値を算出する処理は、
前記各スポットの時間帯ごとの評価値に基づいて、前記滞在時間帯に含まれる時間帯の評価値を合算することにより、前記インセンティブ値を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載のインセンティブ決定方法。
【請求項4】
前記対象地域に滞在中の前記ユーザに、前記各スポットの混雑度を特定可能な混雑情報を通知する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項1に記載のインセンティブ決定方法。
【請求項5】
前記ユーザが前記訪問スポットに滞在中に、当該訪問スポットの混雑度が第1の閾値未満となった場合、前記訪問スポットに滞在し続けると、前記インセンティブが上がる旨の情報を前記ユーザに通知する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項1に記載のインセンティブ決定方法。
【請求項6】
前記対象地域を前記ユーザが訪問した際に、前記複数のスポットのうち空いているスポットに長時間滞在するほど、前記対象地域の訪問に対するインセンティブが高くなる旨の情報を前記ユーザに通知する、
処理を前記コンピュータが実行することを特徴とする請求項1~5のいずれか一つに記載のインセンティブ決定方法。
【請求項7】
対象地域に含まれる複数のスポットのうちユーザが訪問した各訪問スポットにおける滞在時間帯を特定し、
前記複数のスポットの各スポットの時間帯ごとの混雑度に基づいて、当該混雑度が低いほど高くなるように、前記対象地域の訪問に対するインセンティブの決定に用いられる、前記各スポットの時間帯ごとの評価値を算出し、
算出した前記各スポットの時間帯ごとの評価値に基づいて、特定した前記各訪問スポットにおける滞在時間帯に対応する評価値に応じて、前記各訪問スポットの訪問に対するインセンティブ値(評価値)を算出し、
算出した前記インセンティブ値を合算した結果に基づいて、前記ユーザに付与するインセンティブを決定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするインセンティブ決定プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インセンティブ決定方法およびインセンティブ決定プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、観光地において観光スポットに観光客が局所的に集中することによって、その近辺が混雑し、住民の生活に支障が生じる場合がある。一方、観光を生業とする住民もいるため、単純に観光客を制限するといった対策を取ることは好ましくない。
【0003】
先行技術としては、セルフ端末の利用に伴い、当該利用の時期および利用先のセルフ端末に関する各予測混雑度を予測テーブルで特定し、この各予測混雑度に応じた顧客向けのインセンティブをインセンティブ定義テーブルで特定し付与を実行するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-22377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、複数のスポットを含む観光地などにおいて、混雑スポットを減らしつつ、閑散スポットの活性化を図ることが難しい。
【0006】
一つの側面では、本発明は、混雑スポットを減らしつつ、閑散スポットの活性化を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの実施態様では、対象地域に含まれる複数のスポットのうちユーザが訪問した各訪問スポットにおける滞在時間帯を特定し、前記複数のスポットの各スポットの時間帯ごとの混雑度に基づいて、当該混雑度が低いほど高くなるように、前記対象地域の訪問に対するインセンティブの決定に用いられる、前記各スポットの時間帯ごとの評価値を算出し、算出した前記各スポットの時間帯ごとの評価値に基づいて、特定した前記各訪問スポットにおける滞在時間帯に対応する評価値に応じて、前記各訪問スポットの訪問に対するインセンティブ値を算出し、算出した前記インセンティブ値を合算した結果に基づいて、前記ユーザに付与するインセンティブを決定する、インセンティブ決定方法が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一側面によれば、混雑スポットを減らしつつ、閑散スポットの活性化を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態にかかるインセンティブ決定方法の一実施例を示す説明図である。
図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。
図3は、インセンティブ決定装置201のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図4は、ユーザ端末202のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図5は、定員情報テーブル220の記憶内容の一例を示す説明図である。
図6は、混雑状況DB230の記憶内容の一例を示す説明図である。
図7は、スポット滞在時間DB240の記憶内容の一例を示す説明図である。
図8は、インセンティブ決定装置201の機能的構成例を示すブロック図である。
図9は、スポットの時間帯ごとの混雑度の一例を示す説明図(その1)である。
図10は、スポットの時間帯ごとの混雑度の一例を示す説明図(その2)である。
図11は、キャンペーン情報および混雑情報の通知例を示す説明図である。
図12は、インセンティブの通知例を示す説明図である。
図13は、ユーザ端末202の情報処理手順の一例を示すフローチャートである。
図14は、インセンティブ決定装置201の混雑状況更新処理手順の一例を示すフローチャートである。
図15は、インセンティブ決定装置201のインセンティブ決定処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に図面を参照して、本発明にかかるインセンティブ決定方法およびインセンティブ決定プログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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