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公開番号2024078247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190670
出願日2022-11-29
発明の名称小型風水力発電装置
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類F03B 7/00 20060101AFI20240603BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】水流・水量・風力等の変化に対応できると共に、故障の発生を抑制することができる小型風水力発電装置を提供する。
【解決手段】小型風水力発電装置は、回転翼と、第1プーリ5と、第1ベルト10と、第2プーリ6と、第2軸8と、第3プーリ9と、第2ベルト21と、第4プーリ22と、第3軸12と、発電機と、トーションバー、及び/又は、トーションスプリングと、を備える。小型風水力発電装置では、回転翼に空気ノズルを近接して設け、水と空気の供給を、制御する供給装置を付設し、この供給装置の送風機、自然風、及び/又は、水力の働きを介して制御可能とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水路に付設した第1軸に設けた小型でなる回転翼と、この第1軸の両端に設けた各第1回転媒体と、この各第1回転媒体に一方を懸架した各第1懸架体と、この第1懸架体の他方に懸架した各第2回転媒体と、この各第2回転媒体を軸支する第2軸と、この第2軸の両端に設けた各第3回転媒体と、この各第3回転媒体に一方を懸架した各第2懸架体と、この各第2懸架体の他方に懸架した各第4回転媒体と、この各第4回転媒体を軸支する第3軸と、この第3軸が設けられる発電機と、
前記第1軸、又は前記第2軸の何れか一つには、トーションバー、及び/又は、トーションスプリングと、を備え、
前記回転翼に空気ノズルを近接して設け、
水と空気の供給を、制御する供給装置を付設し、
この供給装置の送風機、自然風、及び/又は、水力の働きを介して制御可能とする、小型風水力発電装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記送風機、自然風、及び/又は、水力の働きは、自然条件、又は人工手段を介して制御可能とする、請求項1に記載の小型風水力発電装置。
【請求項3】
前記送風機、自然風、及び/又は、水力の働きは、センサーのONを利用可能とする、請求項1又は2に記載の小型風水力発電装置。
【請求項4】
前記回転翼に対し、水流用の樋、又は前記空気ノズルを配し、この樋、又はこの空気ノズルは可動式であって、水流、風の噴出し方向を可変可能とする、請求項1又は2に記載の小型風水力発電装置。
【請求項5】
前記水は、溜枡に導き、水位により、水の流れる方向を制御し、前記回転翼の稼働を調整可能とする、請求項1又は2に記載の小型風水力発電装置。
【請求項6】
前記送風機、自然風の送風方向を制御し、前記回転翼の稼働を調整可能とする、請求項1又は2に記載の小型風水力発電装置。
【請求項7】
前記送風機、自然風の選択は、ドローンの計測を基に判断する、請求項1又は2に記載の小型風水力発電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、小型風水力発電装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
小型風水力発電装置における、先行技術に関し説明する。
【0003】
例えば、特許文献1、2で開示されている構造は、下記である。
【0004】
先ず、特許文献1には、「梃子棒と水位調整用の油圧式上下装置、及び油圧式固定、及び解除機を介して、設けた前記梃子棒を介して制御されるピストンを備え、このピストンを介して、圧縮空気を圧縮タンクに導き、前記圧縮空気と波力水を介して発電する機構」が開示されている。
【0005】
また、特許文献2には、「漏斗状で底面が奥方向に向かって高くなり、かつ波導入口は底面のみに波導入板を設け、波導入板が前記底面の傾斜よりも急傾斜の角度で斜め下前方に向けて連設されている波導入箱と、波導入箱における奥端に上向きに連結したノズル状の圧縮空気噴出口を有し、この圧縮空気通気管と、圧縮空気噴出口に距離をおいて配置された羽根を有する羽根風車と、発電機とからなる波力発電機構において、波を波導入口から導入可能に前記波導入箱を設置し、波導入箱内に導入される波は、急傾斜の波導入板を介して波導入口より波導入箱の底面の傾斜に導入されることで、自然界での波のように段波を形成し、かつ高速高圧の流れとなって波導入箱内の奥端へ押し寄せ、波が波導入箱内の空気を圧縮し、圧縮空気は圧縮空気通気管に吹き込み、圧縮空気噴出口から噴出して羽根風車を回転子、発電する波力発電機構」が開示されている。従って、風水力発電とは、構造が異なる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第3962954号公報
特許第6373330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
例えば、特許文献1では、搖動可能な梃子棒を設置することを特徴とするが、梃子棒の力点調整と水流変化を考えた場合、水流・水量等の変化を考えると、対応可能な構造、保守管理の問題、メンテナンスの面での改良の余地が考えられる。また、特許文献2では、多数個で、かつ多数段の波導入箱を備えることを特徴とするが、構造が複雑となり、保守管理の問題と、メンテナンスの面での改良と、簡略化において、改良の余地が考えられる。したがって、水流・水量・風力等の変化に対応できて、故障の発生が少なくすることができる小型風水力発電装置が求められる。
【0008】
本発明は、上述の事情の下になされたもので、水流・水量・風力等の変化に対応できると共に、故障の発生を抑制することができる小型風水力発電装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するために、本発明に係る小型風水力発電装置は、
水路に付設した第1軸に設けた小型でなる回転翼と、この第1軸の両端に設けた各第1回転媒体と、この各第1回転媒体に一方を懸架した各第1懸架体と、この第1懸架体の他方に懸架した各第2回転媒体と、この各第2回転媒体を軸支する第2軸と、この第2軸の両端に設けた各第3回転媒体と、この各第3回転媒体に一方を懸架した各第2懸架体と、この各第2懸架体の他方に懸架した各第4回転媒体と、この各第4回転媒体を軸支する第3軸と、この第3軸が設けられる発電機と、
前記第1軸、又は前記第2軸の何れか一つには、トーションバー、及び/又は、トーションスプリングと、を備え、
前記回転翼に空気ノズルを近接して設け、
水と空気の供給を、制御する供給装置を付設し、
この供給装置の送風機、自然風、及び/又は、水力の働きを介して制御可能とする。
【0010】
従って、水力と風力を融合した、簡易で効率の良い小型風水力発電装置を提供でき、かつ地域に根付いた小型風水力発電装置を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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