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公開番号2024067779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178104
出願日2022-11-07
発明の名称発電設備及び発電方法
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F03B 13/26 20060101AFI20240510BHJP(液体用機械または機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの)
要約【課題】再生可能エネルギを効率的に利用することができる発電設備及び発電方法を提供する。
【解決手段】磁界の方向と交差する方向において対向するように配置された一対の電極の間に水が流れることによって電極間に起電力を発生させる発電部110と、電極での水の電気分解で生じた水素を回収する水素回収部120と、を備えている。また、係留された状態で水面に浮かぶ浮体160を備え、発電部110は、浮体160に設けられている。また、発電部110の数は、複数とされ、各発電部110は、互いに連結されていてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
磁界の方向と交差する方向において対向するように配置された一対の電極の間に水が流れることによって前記電極間に起電力を発生させる発電部と、
前記電極での水の電気分解で生じた水素を回収する水素回収部と、
を備えている発電設備。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
係留された状態で水面に浮かぶ浮体を備え、
前記発電部は、前記浮体に設けられている
請求項1に記載の発電設備。
【請求項3】
前記発電部の数は、複数とされ、
各前記発電部は、互いに連結されている
請求項1に記載の発電設備。
【請求項4】
各前記発電部は、前記電極を包囲するとともに水が流れる流路が内側に形成されたダクトを有し、
複数の前記発電部は、それぞれが有する前記流路が一列に並んだ連続流路を形成するように互いに連結され、
前記水素回収部の数は、複数とされ、
前記水素回収部は、前記連続流路の両端と隣り合うように前記発電部と連結されている
請求項3に記載の発電設備。
【請求項5】
各前記発電部は、前記電極を包囲するとともに水が流れる流路が形成されたダクトを有し、
前記流路に向かって流路断面積が縮小する絞り流路が内側に形成された絞りダクトを備えている
請求項1に記載の発電設備。
【請求項6】
前記浮体は、水中に没したキールを有している
請求項2に記載の発電設備。
【請求項7】
磁界の方向と交差する方向において対向するように配置された一対の電極の間に水を流すことによって前記電極間に起電力を発生させ、前記電極での水の電気分解で生じた水素を回収する
発電方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水流によって発電を行う発電設備及び発電方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
再生可能エネルギを利用した発電方法の例として潮流発電が挙げられる。
潮流発電には、例えば、海中に没した回転翼を用いて動力を回収する方法や、例えば特許文献1に開示されている潮流MHD発電装置を用いた方法がある。
これらの発電方法は、例えば海と広く接している国や地域において有用な発電方法である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-72675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
潮流発電に回転翼を用いて動力を回収する方法では、動力の伝達ロス、摺動部品の故障のリスク、大型化の困難性が伴う懸念がある。
また、特許文献1に開示されているような方法では、上記のような懸念はないものの、効率は回転翼を用いて動力を回収する方法よりも劣る可能性がある。つまり、再生可能エネルギを効率的に利用することができない可能性がある。
【0005】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、再生可能エネルギを効率的に利用することができる発電設備及び発電方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示の発電設備及び発電方法は、以下の手段を採用する。
すなわち、本開示の一態様に係る発電設備は、磁界の方向と交差する方向において対向するように配置された一対の電極の間に水が流れることによって前記電極間に起電力を発生させる発電部と、前記電極での水の電気分解で生じた水素を回収する水素回収部と、を備えている。
【0007】
また、本開示の一態様に係る発電方法は、磁界の方向と交差する方向において対向するように配置された一対の電極の間に水を流すことによって前記電極間に起電力を発生させ、前記電極での水の電気分解で生じた水素を回収する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、再生可能エネルギを効率的に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る発電装置の概略構成図である。
発電部の側面図である。
図2に示す矢印Aから平面視した発電部である。
発電部の側面図である。
図4に示す切断線V-Vにおける横断面図である。
図4に示す切断線VI-VIにおける横断面図である。
図1に示す切断線VII-VIIにおける横断面図である。
変形例1に係るダクトの側面図である。
変形例2に係る第2の発電部の概略構成図である。
変形例3に係る浮体の平面図である。
変形例3に係る浮体の平面図である。
変形例4に係る浮体の平面図である。
変形例4に係る浮体の側面図である。
変形例4に係る浮体の平面図である。
第2実施形態に係る発電装置の概略構成図である。
発電装置の平面図である。
発電装置の平面図である(メンテナンス時)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
以下、本開示の第1実施形態に係る発電設備について図面を参照しながら説明する。
なお、各図に示されている白抜きの矢印は、水流や水流の向きを意味している。
(【0011】以降は省略されています)

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