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公開番号2024071159
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181963
出願日2022-11-14
発明の名称光学センサ付き液晶表示装置
出願人株式会社ジャパンディスプレイ
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G02F 1/133 20060101AFI20240517BHJP(光学)
要約【課題】 狭額縁化を実現可能な光学センサ付き液晶表示装置を提供すること。
【解決手段】 一実施形態に係る光学センサ付き液晶表示装置は、表示パネルと、ドライバICと、を備える。表示パネルは、画素を含む表示領域と、表示領域を囲む周辺領域と、周辺領域に設けられる周辺回路と、入射する光に応じた検出信号を出力する光学センサと、を備える。周辺回路は、シフトレジスタと、シフトレジスタと接続し、第1ゲートスイッチおよび第2ゲートスイッチを含むゲートスイッチ群と、を備える。第1ゲートスイッチは、走査線を介して、画素を駆動するためのスイッチング素子に接続される。第2ゲートスイッチは、センサ用走査線を介して、光学センサを駆動するためのセンサ回路に含まれるスイッチング素子に接続される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板の間に位置する液晶層と、を備える表示パネルと、
ドライバICと、を具備し、
前記表示パネルは、
マトリクス状に配列された複数の画素を含む表示領域と、
前記表示領域を囲む周辺領域と、
前記ドライバICと接続し、前記周辺領域のうち、前記表示領域の左右に位置する領域に設けられる周辺回路と、
前記複数の画素のうちの少なくとも一部に配置され、前記液晶層側から入射する光に応じた検出信号を出力する光電変換素子を備えた光学センサと、を備え、
前記周辺回路は、
シフトレジスタと、
前記シフトレジスタと接続し、第1ゲートスイッチおよび第2ゲートスイッチを含むゲートスイッチ群と、を備え、
前記第1ゲートスイッチは、走査線を介して、前記画素を駆動するためのスイッチング素子に接続され、
前記第2ゲートスイッチは、センサ用走査線を介して、前記光学センサを駆動するためのセンサ回路に含まれるスイッチング素子に接続される、
光学センサ付き液晶表示装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板の間に位置する液晶層と、を備える表示パネルと、
ドライバICと、を具備し、
前記表示パネルは、
マトリクス状に配列された複数の画素を含む表示領域と、
前記表示領域を囲む周辺領域と、
前記ドライバICと接続し、前記周辺領域のうち、前記表示領域の左右に位置する領域に設けられる第1周辺回路および第2周辺回路と、
前記複数の画素のうちの少なくとも一部に配置され、前記液晶層側から入射する光に応じた検出信号を出力する光電変換素子を備えた光学センサと、を備え、
前記第1周辺回路および前記第2周辺回路は、
シフトレジスタと、
前記シフトレジスタと接続し、第1ゲートスイッチおよび第2ゲートスイッチを含むゲートスイッチ群と、をそれぞれ備え、
前記各第1ゲートスイッチは、走査線を介して、前記画素を駆動するための第1スイッチング素子に接続され、
前記第1周辺回路に含まれる前記第2ゲートスイッチは、センサ用第1走査線を介して、前記光学センサを駆動するためのセンサ回路に含まれる第2スイッチング素子に接続され、
前記第2周辺回路に含まれる前記第2ゲートスイッチは、センサ用第2走査線を介して、前記光学センサを駆動するためのセンサ回路に含まれる第3スイッチング素子に接続される、
光学センサ付き液晶表示装置。
【請求項3】
前記各第1ゲートスイッチは、前記表示領域に画像を表示する第1期間にオンとなり、前記第1スイッチング素子に表示用走査信号を供給し、
前記第1周辺回路に含まれる前記第2ゲートスイッチは、前記光学センサの電位をリセットする第2期間にオンとなり、前記第2スイッチング素子にセンサ用第1走査信号を供給し、
前記第2周辺回路に含まれる前記第2ゲートスイッチは、前記第2期間、および、前記光学センサから前記検出信号を読み出す第3期間にオンとなり、前記第3スイッチング素子にセンサ用第2走査信号を供給する、
請求項2に記載の光学センサ付き液晶表示装置。
【請求項4】
前記各第1ゲートスイッチおよび前記各第2ゲートスイッチは、前記シフトレジスタから出力される制御信号に基づき切替制御される、
請求項3に記載の光学センサ付き液晶表示装置。
【請求項5】
前記各第1ゲートスイッチは、前記表示用走査信号を前記走査線に出力するための第1制御信号を供給する配線に接続され、
前記第1周辺回路に含まれる前記第2ゲートスイッチは、前記センサ用第1走査信号を前記センサ用第1走査線に出力するための第2制御信号を供給する配線に接続され、
前記第2周辺回路に含まれる前記第2ゲートスイッチは、前記センサ用第2走査信号を前記センサ用第2走査線に出力するための第3制御信号を供給する配線に接続され、
前記各第1ゲートスイッチおよび前記各第2ゲートスイッチは、前記第1制御信号、前記第2制御信号および前記第3制御信号より電位の低い低電位電圧を供給する配線にそれぞれ接続される、
請求項3に記載の光学センサ付き液晶表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、光学センサ付き液晶表示装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、指紋センサや静脈センサ等、生体情報を検出するセンサが内蔵された液晶表示装置(生体認証装置)が開発されている。この種のセンサとしては、例えば光電変換素子を用いた光学センサが用いられる。光学センサは、例えばバックライト等の光源から発せられ、対象物にて反射された光を検出することで、当該対象物の生体情報を検出する。
【0003】
一般的な液晶表示装置において狭額縁化が要望されるように、このような光学センサ付き液晶表示装置においても、狭額縁化の要望がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2020/0265207号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、狭額縁化を実現可能な光学センサ付き液晶表示装置を提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る光学センサ付き液晶表示装置は、第1基板と、前記第1基板に対向する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板の間に位置する液晶層と、を備える表示パネルと、ドライバICと、を具備する。前記表示パネルは、マトリクス状に配列された複数の画素を含む表示領域と、前記表示領域を囲む周辺領域と、前記ドライバICと接続し、前記周辺領域のうち、前記表示領域の左右に位置する領域に設けられる周辺回路と、前記複数の画素のうちの少なくとも一部に配置され、前記液晶層側から入射する光に応じた検出信号を出力する光電変換素子を備えた光学センサと、を備える。前記周辺回路は、シフトレジスタと、前記シフトレジスタと接続し、第1ゲートスイッチおよび第2ゲートスイッチを含むゲートスイッチ群と、を備える。前記第1ゲートスイッチは、走査線を介して、前記画素を駆動するためのスイッチング素子に接続される。前記第2ゲートスイッチは、センサ用走査線を介して、前記光学センサを駆動するためのセンサ回路に含まれるスイッチング素子に接続される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る表示装置を模式的に示す図である。
図2は、同実施形態に係る表示装置を概略的に示す平面図である。
図3は、同実施形態に係る表示装置に実装されるタッチセンサの一構成例を示す平面図である。
図4は、同実施形態に係る光学センサと、光学センサに接続されるセンサ回路とを示す等価回路図である。
図5は、同実施形態に係る光学センサと、光学センサに接続されるセンサ回路との動作例を説明するための図である。
図6は、同実施形態に係る走査線/第1走査線駆動回路の構成例を示す図である。
図7は、同実施形態に係る走査線/第2走査線駆動回路の構成例を示す図である。
図8は、図6に示す走査線/第1走査線駆動回路に含まれるゲートスイッチ群の構成例を示す図である。
図9は、図7に示す走査線/第2走査線駆動回路に含まれるゲートスイッチ群の構成例を示す図である。
図10は、同実施形態に係るゲートスイッチの構成例を示す図である。
図11は、同実施形態に係る走査線/第1走査線駆動回路および走査線/第2走査線駆動回路の動作例を示すタイミングチャートである。
図12は、図11に示す表示期間における走査線/第1走査線駆動回路および走査線/第2走査線駆動回路の動作例を示すタイミングチャートである。
図13は、図11に示すリセット期間における走査線/第1走査線駆動回路および走査線/第2走査線駆動回路の動作例を示すタイミングチャートである。
図14は、図11に示すリード期間における走査線/第1走査線駆動回路および走査線/第2走査線駆動回路の動作例を示すタイミングチャートである。
図15は、第1比較例に係る表示装置を概略的に示す平面図である。
図16は、第2比較例に係る表示装置を概略的に示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
なお、開示はあくまで一例に過ぎず、当業者において、発明の趣旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は、説明をより明確にするため、実施の態様に比べて模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同一または類似した機能を発揮する構成要素には同一の参照符号を付し、重複する詳細な説明を省略することがある。
【0009】
なお、図面には、必要に応じて理解を容易にするために、互いに直交するX軸、Y軸、および、Z軸を記載する。X軸に沿った方向をX方向または第1方向と称し、Y軸に沿った方向をY方向または第2方向と称し、Z軸に沿った方向をZ方向、第3方向または厚さ方向と称する。X軸およびY軸によって規定される面をX-Y平面と称し、X軸およびZ軸によって規定される面をX-Z平面と称する。X-Y平面を見ることを平面視という。
【0010】
図1は、一実施形態に係る表示装置DSPを模式的に示す図である。詳細については後述するが、表示装置DSPは光学センサ付き液晶表示装置であり、生体認証装置と称されてもよい。表示装置DSPは、表示パネルPNLと、カバー部材CMと、第1偏光板PLZ1と、第2偏光板PLZ2と、照明装置ILとを備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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