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公開番号2024068847
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179457
出願日2022-11-09
発明の名称電子処方箋システム、電子処方箋管理方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G16H 40/20 20180101AFI20240514BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】よりセキュリティの高い電子処方箋システム、電子処方箋管理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】電子処方箋システム100において、電子処方箋管理装置1は、マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいてマイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を病院管理装置から取得し、IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録する。そしてマイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいてマイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を薬局管理装置5から取得し、IDに紐づいて記録されている電子処方箋データを薬局管理装置5へ送信する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
病院管理装置と薬局管理装置とが電子処方箋管理装置と通信接続して構成された電子処方箋システムの前記電子処方箋管理装置が、
マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を前記病院管理装置から取得し、前記IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録する記録手段と、
前記マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を前記薬局管理装置から取得し、前記IDに紐づいて記録されている前記電子処方箋データを前記薬局管理装置へ送信する処方箋管理手段と、
を備える電子処方箋システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記病院管理装置が病院端末と通信接続し、
前記病院管理装置が、
前記生体情報に対応する患者の選択情報であって電子処方箋または紙処方箋の何れかを示す選択情報を前記病院端末から取得する取得手段と、
当該選択情報が電子処方箋を示す場合に、前記格納要求を前記電子処方箋管理装置へ送信する格納要求手段と、
を備える請求項1に記載の電子処方箋システム。
【請求項3】
前記病院端末は、
前記マイナンバーカードの保険証としての利用またはマイナンバーカードとしての利用の何れの利用を行うかを示す利用態様の入力を促す情報を出力する出力手段と、
前記利用態様に関し前記マイナンバーカードとしての利用を行うことを示す情報が入力された場合に、前記格納要求を行う為の前記選択情報と前記IDとを含む処理要求を前記病院管理装置へ送信する送信手段と、
を備える請求項2に記載の電子処方箋システム。
【請求項4】
前記病院端末または前記病院管理装置は、前記利用態様に関し前記保険証としての利用を行うことを示す情報が前記病院端末に入力された場合に、前記格納要求の送信を停止する管理手段と、
を備える請求項3に記載の電子処方箋システム。
【請求項5】
前記薬局管理装置が薬局端末と通信接続し、
前記薬局管理装置が、
前記薬局端末から前記生体情報に対応する患者の選択情報であって電子処方箋または紙処方箋の何れかを示す選択情報を取得する取得手段と、
当該選択情報が電子処方箋を示す場合に、前記取得要求を前記電子処方箋管理装置へ送信する取得要求手段と、
を備える請求項1に記載の電子処方箋システム。
【請求項6】
前記薬局端末は、
前記マイナンバーカードの保険証としての利用またはマイナンバーカードとしての利用の何れの利用を行うかを示す利用態様の入力を促す情報を出力する出力手段と、
前記利用態様に関し前記マイナンバーカードとしての利用を行うことを示す情報が入力された場合に、前記取得要求を行う為の前記選択情報と前記IDとを含む処理要求を前記薬局管理装置へ送信する送信手段と、
を備える請求項5に記載の電子処方箋システム。
【請求項7】
前記薬局端末または前記薬局管理装置は、前記利用態様に関し前記保険証としての利用を行うことを示す情報が前記薬局端末に入力された場合に、前記取得要求の送信を停止する管理手段と、
を備える請求項6に記載の電子処方箋システム。
【請求項8】
前記薬局端末の前記出力手段は、過去の電子処方箋データの利用可否の入力を促す情報を出力し、前記薬局端末に設定された院内薬局か否かを示す情報に基づいて、当該情報が院内薬局を示す場合に前記過去の電子処方箋データの利用可否の入力を促す情報の出力を停止する
請求項6に記載の電子処方箋システム。
【請求項9】
病院管理装置と薬局管理装置とが電子処方箋管理装置と通信接続して構成された電子処方箋システムの前記電子処方箋管理装置が、
マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を前記病院管理装置から取得し、前記IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録し、
前記マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を前記薬局管理装置から取得し、前記IDに紐づいて記録されている前記電子処方箋データを前記薬局管理装置へ送信する
電子処方箋管理方法。
【請求項10】
病院管理装置と薬局管理装置とが電子処方箋管理装置と通信接続して構成された電子処方箋システムの前記電子処方箋管理装置のコンピュータを、
マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を前記病院管理装置から取得し、前記IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録する記録手段、
前記マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を前記薬局管理装置から取得し、前記IDに紐づいて記録されている前記電子処方箋データを前記薬局管理装置へ送信する処方箋管理手段、
として機能させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子処方箋システム、電子処方箋管理方法、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
日本国においては個人番号や保有者の顔写真が印刷され、当該個人番号や顔写真を記憶部に記憶するメモリ等の記憶部を回路構成に含むIC(Integrated Circuit)チップを備えたマイナンバーカード(個人番号カード:Individual Number Card)が、国民に広く発行されている。当該マイナンバーカードに保険証の機能を持たせることが検討されている。
【0003】
マイナンバーカードが保険証の機能を備えた場合、マイナンバーカードを保険証として利用し診察を受けた医療機関の発行する電子処方箋が、当該マイナンバーカードに備わるICチップのメモリ等の記憶部に格納されることが想定できる。特許文献1には、電子処方箋情報をマイナンバーカードに書き込む技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-118236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、電子処方箋の情報をマイナンバーカードに記録した場合、当該マイナンバーカードを紛失し、不正に読み取られる可能性もある。秘密性の高い処方箋の情報をマイナンバーカードに記録することは好ましくない。従って、よりセキュリティの高い電子処方箋システムを提供することが求められている。
【0006】
そこでこの発明は、上述の課題を解決する電子処方箋システム、電子処方箋管理方法、プログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一の態様によれば、電子処方箋システムは、病院管理装置と薬局管理装置とが電子処方箋管理装置と通信接続して構成された電子処方箋システムの前記電子処方箋管理装置が、マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を前記病院管理装置から取得し、前記IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録する記録手段と、前記マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を前記薬局管理装置から取得し、前記IDに紐づいて記録されている前記電子処方箋データを前記薬局管理装置へ送信する処方箋管理手段と、を備える。
【0008】
本発明の第二の態様によれば、電子処方箋管理方法は、病院管理装置と薬局管理装置とが電子処方箋管理装置と通信接続して構成された電子処方箋システムの前記電子処方箋管理装置が、マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を前記病院管理装置から取得し、前記IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録し、前記マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を前記薬局管理装置から取得し、前記IDに紐づいて記録されている前記電子処方箋データを前記薬局管理装置へ送信する。
【0009】
本発明の第三の態様によれば、プログラムは、病院管理装置と薬局管理装置とが電子処方箋管理装置と通信接続して構成された電子処方箋システムの前記電子処方箋管理装置のコンピュータを、マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDと、電子処方箋データとを含む格納要求を前記病院管理装置から取得し、前記IDと前記電子処方箋データとを紐づけて記録する記録手段、前記マイナンバーカードに記録された生体情報を用いた認証の成功に基づいて前記マイナンバーカードから読み取られたIDを少なくとも含む取得要求を前記薬局管理装置から取得し、前記IDに紐づいて記録されている前記電子処方箋データを前記薬局管理装置へ送信する処方箋管理手段、として機能させる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、よりセキュリティの高い電子処方箋システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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