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公開番号2024068283
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178605
出願日2022-11-08
発明の名称物品取得ゲーム装置
出願人株式会社セガ
代理人弁理士法人インターブレイン
主分類A63F 9/30 20060101AFI20240513BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】クレーンゲーム装置において落下口への景品の落下を簡易な構成にて検出する。
【解決手段】クレーンゲーム装置は、景品などの各種物品が配置される載置領域と、物品が通過する落下口と、プレイヤによる操作にしたがってクレーンを駆動する移動制御部と、物品の落下を検出する複数のセンサと、落下口を通過する物品が「景品」であるか否かを判定する獲得判定部と、落下口を物品が通過したときに反応するセンサの数を通過反応数として、ユーザからの指示にしたがって景品に対応する通過反応数の範囲を示す獲得範囲を設定する設定部と、を備える。獲得判定部は、落下口を物品が通過したときの通過反応数が上記の獲得範囲内にあるとき、景品獲得と判定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
プレイ空間に設けられ、物品が配置される載置領域と、物品が通過する落下口とを含むゲームフィールドと、
前記物品を獲得する獲得機構と、
プレイヤからの操作を受け付ける操作部と、
前記操作にしたがって、前記獲得機構を駆動する移動制御部と、
前記落下口に配列され、物品の通過を検出する複数のセンサと、
前記落下口を通過する物品が、獲得対象となる第1物品であるか否かを判定する獲得判定部と、
前記落下口を物品が通過したときに反応するセンサの数を通過反応数として、ユーザからの指示にしたがって第1物品に対応する通過反応数の範囲を示す獲得範囲を設定する設定部と、を備え、
前記獲得判定部は、前記落下口を物品が通過したときの通過反応数が前記獲得範囲内にあるとき、前記通過した物品が第1物品であると判定する、物品取得ゲーム装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
設定画面を表示させる表示部、を更に備え、
前記設定部は、前記設定画面においてユーザにより第1物品のサイズの入力を受け付け、前記入力されたサイズに応じて前記獲得範囲を設定する、請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項3】
前記設定部は、更に、前記設定画面においてユーザにより、獲得対象外となる第2物品のサイズの入力を受け付け、前記入力されたサイズに応じて前記第2物品の通過反応数の範囲を示す不要範囲を設定し、
前記獲得判定部は、前記落下口を物品が通過したときの通過反応数が前記不要範囲内にあるとき、前記通過した物品が第2物品であると判定する、請求項2に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項4】
前記ゲームフィールドの前記載置領域には、獲得対象となる第1物品と、獲得対象外となる第2物品が載置され、
前記獲得判定部は、前記落下口を物品が通過したときの通過反応数が前記獲得範囲外にあるとき、前記通過した物品が第2物品であると判定する、請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項5】
前記設定部は、設定モードにおいて、ユーザが第1物品を前記落下口へ落下させたときの通過反応数に基づいて、前記獲得範囲を設定する、請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項6】
前記落下口は、少なくとも対向する2辺を2組有する矩形形状にて構成され、
前記落下口の第1辺には複数の発光素子が配列され、前記第1辺に対向する第3辺には前記発光素子の光を検出する複数の受光素子が前記第1辺の複数の発光素子と対向する位置に配列され、
前記落下口の第2辺には複数の発光素子が配列され、前記第2辺に対向する第4辺には前記発光素子の光を検出する複数の受光素子が前記第2辺の複数の発光素子と対向する位置に配列され、
前記獲得判定部は、前記第3辺および前記第4辺に配列される受光素子のうち、前記落下口を通過する物品により遮光された受光素子の数を通過反応数として特定する請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項7】
前記複数のセンサは、前記落下口を物品が通過するときに複数回の計測を実行し、
前記獲得判定部は、複数の時点それぞれにおける通過反応数に基づいて、前記落下口を通過した物品が第1物品であるか否かを判定する、請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項8】
前記獲得判定部により第1物品の通過が検出されたとき、前記ゲームフィールドにおける第1物品の残存数を更新する在庫管理部と、
前記残存数が所定の閾値以下となったとき、第1物品の補充を要求する補充要求部と、を更に備える請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。
【請求項9】
前記ゲームフィールドの前記載置領域は1以上のパネルにより構成され、
前記落下口は前記ゲームフィールドのうちパネルに覆われない部分として構成され、
前記落下口には、センサユニットが設置され、
前記センサユニットは、複数の発光素子が配列される第1検出部と、複数の受光素子が前記複数の発光素子と対向するように配列される第2検出部を含み、
前記獲得判定部は、前記落下口を通過する物品により遮光された受光素子の数を通過反応数として特定する請求項1に記載の物品取得ゲーム装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、景品等の物品を移動させて獲得する物品取得ゲームに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
多くのゲームセンターには、クレーンゲーム装置(物品取得ゲーム装置)が設置されている。クレーンゲーム装置の筐体内にはステージ(ゲームフィールド)が設けられ、ぬいぐるみやお菓子などの景品(物品)が載置される。プレイヤは、操作桿あるいは各種ボタンを駆使してクレーン(獲得機構)を操作する。クレーンで景品を掴み、落下口に景品を移動できれば、プレイヤは景品を獲得できる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-145937号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クレーンゲーム装置においては、景品の下にクレーンのアームの先端が入り込める隙間をつくるために、ボール等の隙間構成用の部材をステージにあらかじめ敷き詰めておくことがある。敷き詰められた多数のボールの上に、景品が乗せられる。このような構成の場合、クレーンが景品ではなくボールを掴んで運搬し、落下口にボールを落下させてしまうこともある。オペレータ(ユーザ)は、経営上、クレーンゲーム装置のペイアウト率を認識しておく必要があるため、落下口に景品または景品以外の物体のどちらが落下したのかを認識できることが望ましい。また、クレーンゲーム装置に投入される景品はさまざまであるため、多様な景品にも柔軟に対応できる必要がある。
【0005】
本発明は、本発明者らによる上記課題認識に基づいて完成された発明であり、その主たる目的は、クレーンゲーム装置において落下口に落下した物体が景品であるか否かを簡易に検出するための技術、を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様における物品取得ゲーム装置は、プレイ空間に設けられ、物品が配置される載置領域と、物品が通過する落下口とを含むゲームフィールドと、物品を獲得する獲得機構と、プレイヤからの操作を受け付ける操作部と、操作にしたがって、獲得機構を駆動する移動制御部と、落下口に配列され、物品の通過を検出する複数のセンサと、落下口を通過する物品が、獲得対象となる第1物品であるか否かを判定する獲得判定部と、落下口を物品が通過したときに反応するセンサの数を通過反応数として、ユーザからの指示にしたがって第1物品に対応する通過反応数の範囲を示す獲得範囲を設定する設定部と、を備える。
獲得判定部は、落下口を物品が通過したときの通過反応数が獲得範囲内にあるとき、通過した物品が第1物品であると判定する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、物品取得ゲーム装置において、景品の落下を簡易な構成にて検出しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
クレーンゲーム装置の斜視図である。
クレーンゲーム装置の機能ブロック図である。
載置領域における景品の載置状態を示す模式図である。
基台の斜視図である。
プライズセンサの斜視図である。
プライズセンサの正面図である。
景品およびカラーボールの検出方法を説明するための模式図である。
設定画面の画面図である。
物体が落下口を通過したときの処理過程を示すフローチャートである。
変形例における不要物品と景品のサイズの関係を示す模式図である。
変形例におけるプライズセンサの斜視図である。
変形例における通過反応数の時間変化を示すグラフである。
変形例におけるプライズセンサの正面図である。
複数のパネルにより構成される景品載置台の第1の上面図である。
複数のパネルにより構成される景品載置台の第2の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、クレーンゲーム装置100の斜視図である。
クレーンゲーム装置100は、一般的には、遊園地やゲームセンターなどの遊戯施設に設置される。図1に示すように、プレイヤから見たときのクレーンゲーム装置100の左右方向をX方向、前後方向をY方向、上下方向をZ方向として説明する。
【0010】
クレーンゲーム装置100は、直方体形状の基台102と、基台102上に設けられた箱型の景品収容部104を備える。景品収容部104の内方にプレイ空間Sが形成され、景品載置台106(ゲームフィールド)が設けられる。景品載置台106上には、ぬいぐるみや雑貨等の景品のほか、景品載置台106を装飾するためのカラーボールが配置される(後述)。景品載置台106の上方にはクレーン108が設けられる。クレーン108は、プレイ空間Sの前後左右および上下に移動でき、景品を把持/解放する。
(【0011】以降は省略されています)

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