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公開番号2024058725
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-30
出願番号2022166000
出願日2022-10-17
発明の名称情報処理システムおよび情報処理装置
出願人株式会社セガ
代理人弁理士法人インターブレイン
主分類A63F 9/30 20060101AFI20240422BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 物品取得ゲーム装置に収容される景品を特定する手段について実効性を高める技術を提供することにある。
【解決手段】 情報処理システムは、物品取得ゲーム装置において獲得対象となる物品の情報を記憶するデータベースから、物品IDおよび物品IDにより特定される物品の宣伝画像を取得する宣伝画像取得部と、物品IDを目的変数とし、宣伝画像を説明変数とする第1の教師データに基づいて、物品の撮影画像から物品IDを特定する判定モデルを生成するモデル学習部と、物品取得ゲーム装置の内部に収容されている物品の撮影画像および判定モデルに基づいて、収容されている物品の物品IDを特定する物品特定部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
物品取得ゲーム装置において獲得対象となる物品の情報を記憶するデータベースから、物品IDおよび前記物品IDにより特定される前記物品の宣伝画像を取得する宣伝画像取得部と、
前記物品IDを目的変数とし、前記宣伝画像を説明変数とする第1の教師データに基づいて、前記物品の撮影画像から前記物品IDを特定する判定モデルを生成するモデル学習部と、
前記物品取得ゲーム装置の内部に収容されている物品の撮影画像および前記判定モデルに基づいて、前記収容されている物品の前記物品IDを特定する物品特定部と、を備えることを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記宣伝画像を加工することにより派生画像を生成するデータ加工部、を更に備え、
前記モデル学習部は、更に、加工された前記宣伝画像に対応する前記物品IDを目的変数とし、前記派生画像を説明変数とする第2の教師データに基づいて、前記判定モデルを学習させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記データ加工部は、前記宣伝画像における物品領域以外の背景画像を加工し、かつ/または前記宣伝画像における物品領域の一部に前景画像を重ねることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記データ加工部は、前記物品取得ゲーム装置に設けられた撮影手段で撮影された撮影画像を用いて派生画像を生成することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記物品取得ゲーム装置に第1物品および1又は複数の第2物品が収容される場合において、
前記データ加工部は、前記第1物品の宣伝画像に対して前記1又は複数の第2物品の画像を含めることにより、前記第1物品の派生画像を生成し、
前記モデル学習部は、前記第2物品の画像を含む前記第1物品の派生画像に基づいて、前記判定モデルを学習させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記物品特定部は、前記撮影画像に含まれる被写体が、獲得対象となる物品以外の非対象物であるときには、前記判定モデルにより前記被写体の物品IDを特定したとしても前記特定された物品IDを無効化することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記物品取得ゲーム装置で撮影されたプレイ空間画像から、前記収容されている物品の前記撮影画像を抽出する画像抽出部を、更に備え、
前記モデル学習部は、更に、前記物品特定部により特定された前記物品IDを目的変数とし、抽出された前記撮影画像を説明変数とする第3の教師データに基づいて、前記判定モデルを学習させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
物品取得ゲーム装置において獲得対象となる物品の情報を記憶するデータベースから、物品IDおよび前記物品IDにより特定される前記物品の宣伝画像を取得する宣伝画像取得部と、
前記物品IDを目的変数とし、前記宣伝画像を説明変数とする第1の教師データに基づいて、前記物品の撮影画像から前記物品IDを特定する判定モデルを生成するモデル学習部と、を備える情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、景品等の物品を獲得する物品取得ゲームに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
多くのゲームセンターには、クレーンゲーム装置(物品取得ゲーム装置)が設置されている。クレーンゲーム装置の筐体内にはステージ(ゲームフィールド)が設けられ、ぬいぐるみやお菓子などの景品(物品)が載置される。プレイヤは、横方向ボタンおよび縦方向ボタンを駆使してクレーンを操作する。クレーンで景品を掴み、落下口に景品を移動できれば、プレイヤは景品を獲得できる。
【0003】
ゲームセンターなどの店舗は、どのクレーンゲーム装置にどの景品が収容されているかを把握する必要がある。そのため、店舗のオペレータがクレーンゲーム装置に景品を投入するときに、店舗端末を操作して投入した景品を登録する。この手入力による登録には、時間がかかる。
【0004】
本発明者らは、景品登録を自動化する方法として、AI(Artificial Intelligence)技術を用いることを検討した。クレーンゲーム装置に設置されているカメラで、投入された景品を撮影し、その画像を解析して景品IDを特定する。景品IDを自動的に特定すれば、手入力は必要なくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6844586号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
AI技術を用いた景品特定には、教師ありの機械学習によって得られる判定モデルを用いることが想定される。機械学習のための教師データとして、景品毎に学習用の大量のサンプル画像を用意する必要がある。また、クレーンゲーム装置用に提供される景品は、数千種類もある。このため、AI技術を用いて景品を特定する上では、判定モデルの学習のための準備負担が非常に大きい。
【0007】
本発明は、上記背景に鑑みて完成された発明であり、その主たる目的は、クレーンゲーム装置に収容される景品を特定する手段について実効性を高める技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のある態様における情報処理システムは、物品取得ゲーム装置において獲得対象となる物品の情報を記憶するデータベースから、物品IDおよび物品IDにより特定される物品の宣伝画像を取得する宣伝画像取得部と、物品IDを目的変数とし、宣伝画像を説明変数とする第1の教師データに基づいて、物品の撮影画像から物品IDを特定する判定モデルを生成するモデル学習部と、物品取得ゲーム装置の内部に収容されている物品の撮影画像および判定モデルに基づいて、収容されている物品の物品IDを特定する物品特定部と、を備える。
【0009】
本発明のある態様における情報処理装置は、物品取得ゲーム装置において獲得対象となる物品の情報を記憶するデータベースから、物品IDおよび物品IDにより特定される物品の宣伝画像を取得する宣伝画像取得部と、物品IDを目的変数とし、宣伝画像を説明変数とする第1の教師データに基づいて、物品の撮影画像から物品IDを特定する判定モデルを生成するモデル学習部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、物品取得ゲーム装置に収容されている景品を特定する手段を有効活用しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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