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公開番号2024059438
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167114
出願日2022-10-18
発明の名称画像処理システム、画像処理システムの制御方法、画像処理装置、画像処理方法
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 5/222 20060101AFI20240423BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 収音装置に入り込む騒音を軽減させるための技術を提供すること。
【解決手段】 冷却部を有する画像処理装置と、該画像処理装置の位置と収音装置の位置とに基づいて該画像処理装置の騒音の許容値を示す騒音許容パラメータを決定するサーバ装置と、を有する画像処理システムにおいて、該画像処理装置は、該冷却部の出力を、該騒音許容パラメータを用いて制御する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
冷却部を有する画像処理装置と、
前記画像処理装置の位置と、収音装置の位置と、に基づいて、該画像処理装置の騒音の許容値を示す騒音許容パラメータを決定するサーバ装置と
を有し、
前記画像処理装置は、
前記冷却部の出力を、前記騒音許容パラメータを用いて制御する
ことを特徴とする画像処理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記サーバ装置は、
前記画像処理装置の位置と前記収音装置の位置との間の距離と、撮影する内容に応じた騒音の許容値を示すパラメータと、に基づいて、前記騒音許容パラメータを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項3】
前記サーバ装置は、
画像処理装置ごとに、該画像処理装置の位置と前記収音装置の位置との間の距離に基づく騒音値を求め、該騒音値の総和と該距離とに基づいて、該画像処理装置に対応する騒音許容パラメータを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項4】
前記サーバ装置は、
画像処理装置ごとに、該画像処理装置の位置と前記収音装置の位置との間の距離と、撮影する内容に応じた騒音の許容値を示すパラメータと、該画像処理装置の数と、に基づいて、該画像処理装置に対応する騒音許容パラメータを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項5】
前記サーバ装置は、
前記画像処理装置の位置と該画像処理装置に最も近い収音装置の位置との間の距離と、撮影する内容に応じた騒音の許容値を示すパラメータと、に基づいて、前記騒音許容パラメータを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項6】
前記サーバ装置は、
収音装置ごとに、前記画像処理装置の位置と該収音装置の位置との間の距離と、撮影する内容に応じた騒音の許容値を示すパラメータと、に基づいて、該収音装置に対応する騒音許容パラメータを求め、該求めた騒音許容パラメータのうち1つを選択し、
前記画像処理装置は、
前記冷却部の出力を、前記選択された騒音許容パラメータを用いて制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項7】
前記画像処理装置は、
前記冷却部の出力と、該出力に対して発生する騒音と、の関係を表す出力騒音特性と、前記騒音許容パラメータと、に基づいて、前記冷却部の目標出力を決定し、前記冷却部の出力が該目標出力となるように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項8】
前記画像処理装置は、撮像装置により撮影された撮影画像に対して前景背景分離を行い、
前記サーバ装置は、前記前景背景分離により得られる前景に基づいて仮想視点映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項9】
前記画像処理装置は、前記冷却部の出力であるファンの回転速度を、前記騒音許容パラメータを用いて制御することを特徴とする請求項1に記載の画像処理システム。
【請求項10】
冷却部を有する画像処理装置と、
前記画像処理装置の位置と、収音装置の位置と、に基づいて、該画像処理装置の騒音の許容値を示す騒音許容パラメータを決定するサーバ装置と
を有する画像処理システムにおいて、
前記画像処理装置は、
前記冷却部の出力を、前記騒音許容パラメータを用いて制御する
ことを特徴とする画像処理システムの制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、騒音に係る制御技術に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、複数のカメラを用いた撮影システムで撮像した画像から、ユーザが指定した仮想視点から見た画像を作り出し、仮想視点映像として再生することができる仮想視点映像生成システムがある。
【0003】
例えば、特許文献1には、撮影対象領域を複数の方向から撮影するための複数のカメラと、複数の画像処理装置と、画像生成装置と、が開示されている。この複数の画像処理装置は、それぞれ複数のカメラに接続されており、カメラから得られる画像からオブジェクト領域を抽出する。また、画像処理装置によるオブジェクト領域の抽出結果に応じた画像データは画像生成装置に送信される。画像生成装置は、送信されたオブジェクト領域の抽出結果に基づいて、仮想視点映像を生成することができる。
【0004】
一方、テレビ番組やミュージックビデオの撮影においては、収音作業者がカメラの映り込みを回避しつつ、対象物に指向性の高いガンマイクを向けることで、動きのある対象物が発する音波の収音を実現している。
【0005】
特許文献2によれば、画像に基づき検出した収音対象物の位置、特徴に基づき、収音指向性を制御することにより、精度よく音響信号を得ることができる。また、特許文献3によれば、周囲の騒音を測定し、騒音の許容増加量を計算し、算出した許容増加量に応じて機器冷却のためのファン回転数の制御が可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2019-050593
特開2021-012314
特開2013-171919
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述の仮想視点映像生成システムのような画像処理システムにおいては、対象物が発する音波の収音を、マイクを用いることで実現しているが、対象物の周囲を取り囲むようにカメラや画像処理装置などの電子機器が配置されている。
【0008】
画像処理装置やカメラなどの電子機器は、演算量に応じて消費電力を消費し、CPU、GPUなどの演算処理部が発熱することが知られている。演算量が多い場合はより演算処理部の発熱が大きくなり、電子機器内の温度や演算処理部の温度が、動作を保証する規定温度に到達してしまうことが考えられる。その場合、冷却ファンによる強制空冷をすることが考えられるが、その際に騒音(機材騒音)が発生するので、画像処理システムの場合、マイクへの機材騒音の入り込みが問題となる。本開示では、収音装置に入り込む騒音を軽減させるための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一様態は、冷却部を有する画像処理装置と、前記画像処理装置の位置と、収音装置の位置と、に基づいて、該画像処理装置の騒音の許容値を示す騒音許容パラメータを決定するサーバ装置とを有し、前記画像処理装置は、前記冷却部の出力を、前記騒音許容パラメータを用いて制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本開示の構成によれば、収音装置に入り込む騒音を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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