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公開番号2024056987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024024500,2021509838
出願日2024-02-21,2019-08-23
発明の名称植物栽培用光源及び植物栽培装置
出願人ソウル バイオシス カンパニー リミテッド,SEOUL VIOSYS CO.,LTD.
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類A01G 7/00 20060101AFI20240416BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】有効物質の含量が高い植物を容易に栽培できる植物栽培用光源を提供すること。
【解決手段】植物栽培用光源は、植物の明周期と暗周期によってオンまたはオフになり、前記植物栽培用光源は明周期にオンになって複数個のピークからなるスペクトルを有する光を前記植物に出射し、前記植物内の所定物質の含量を高める。
【選択図】図1a
特許請求の範囲【請求項1】
植物の明周期と暗周期によってオン又はオフになる植物栽培用光源において、
前記植物栽培用光源は明周期にオンになって、複数個のピークからなるスペクトルを有する光を前記植物に出射し、前記植物内の所定物質の含量を高め、
前記明周期の一部の区間を第1区間、残りの区間を第2区間とすると、
前記明周期の第2区間で出射した前記光のピークの少なくとも一つは、前記第2区間よりも先行したり後行したりする第1区間において提供されず、
前記第2区間で提供されるが、前記第1区間で提供されない少なくとも一つのピークを除いた残りのピークは、前記第2区間と前記第1区間で実質的に互いに同じ波長で表れる、植物栽培用光源。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記第2区間では提供されるが、前記第1区間では提供されない少なくとも一つのピークは、約300nm以下の波長で表れる、請求項1に記載の植物栽培用光源。
【請求項3】
前記第2区間では提供されるが、前記第1区間では提供されない少なくとも一つのピークは、約280nm~約295nmの波長の波長を有する、請求項2に記載の植物栽培用光源。
【請求項4】
前記第2区間は、第1区間よりも短く提供される、請求項3に記載の植物栽培用光源。
【請求項5】
前記第2区間は、約6時間提供される、請求項4に記載の植物栽培用光源。
【請求項6】
前記第2区間のあいだ前記光源は連続して光を出射する、請求項3に記載の植物栽培用光源。
【請求項7】
前記植物は、十字花科植物である、請求項1に記載の植物栽培用光源。
【請求項8】
前記十字花科植物は、赤ダイコン、レッドキャベツスプラウト、カブ、白菜、ブロッコリー、花大根、アブラナ、コールラビ、チンゲン菜、カラシ菜、ビタミン菜、ケール、レッドキャベツの少なくとも一つである、請求項7に記載の植物栽培用光源。
【請求項9】
前記の所定物質は、クロロフィル、フラボノール、およびアントシアニンの少なくとも一つである、請求項1に記載の植物栽培用光源。
【請求項10】
前記第2区間では提供されるが、前記第1区間では提供されない少なくとも一つのピークを除いた残りのピークは、可視光線波長帯域に提供される、請求項1に記載の植物栽培用光源。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、植物栽培用光源に関するものであり、詳しくは、植物の光合成に最適化された光を出射する光源に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
植物栽培用の照明器具として、太陽光の代わりとなる多様な光源が開発され使用されている。既存の植物栽培用照明器具としては、白熱灯、蛍光灯等が主に使われていた。しかし、既存の植物栽培用照明器具は、単純に植物の光合成だけのために所定波長の光を植物に照射するだけで、それ以外の追加的な機能はないものが大部分だった。
【0003】
植物は、多様なストレスに抵抗する過程で人に有用な物質を合成できるため、人に有用な物質が多量に含有されている植物を栽培できる光源および栽培装置、栽培方法等が多様に要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、有効物質の含量が高い植物を容易に栽培できる植物栽培用光源を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施例によると、植物栽培用光源は植物の明周期と暗周期によってオン又はオフになり、前記植物栽培用光源は明周期にオンになって、複数個のピークからなるスペクトルを有する光を前記植物に出射し、前記植物内の所定物質の含量を高め、前記明周期の一部の区間を第1区間、残りの区間を第2区間とすると、前記明周期の第2区間で出射した前記光のピークの少なくとも一つは、前記第2区間よりも先行したり後行したりする第1区間において提供されず、前記第2区間で提供されるが、前記第1区間で提供されない少なくとも一つのピークを除いた残りのピークは、前記第2区間と前記第1区間で実質的に互いに同じ波長で表れる。
【0006】
本発明の一実施例において、前記第2区間では提供されるが、前記第1区間では提供されない少なくとも一つのピークは、約300nm以下の波長で表れ得る。
【0007】
本発明の一実施例において、前記第2区間では提供されるが、前記第1区間では提供されない少なくとも一つのピークは、約280nm~約295nmの波長、例えば、285nmの波長を有し得る。
【0008】
本発明の一実施例において、前記第2区間は、約6時間未満で提供され得、又は約3時間提供され得る。
【0009】
本発明の一実施例において、前記第2区間のあいだ前記光源は連続して光を出射することができる。
【0010】
本発明の一実施例において、前記植物は、十字花科植物であり得る。十字花科植物は、赤ダイコン、レッドキャベツスプラウト、カブ、白菜、ブロッコリー、花大根、アブラナ、コールラビ、チンゲン菜、カラシ菜、ビタミン菜、ケール、レッドキャベツの少なくとも一つであり得る。
(【0011】以降は省略されています)

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