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公開番号2024067875
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-17
出願番号2022178263
出願日2022-11-07
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所,個人
主分類A01C 15/00 20060101AFI20240510BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】 田植え機のような作業車両が、知られている。本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能がかくの如き作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。しかしながら、従来の田植え機のような作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【解決手段】 作業地の地図データおよび車体100の車体位置情報に基づいて、作業地における作業を行うコントローラー300を備えており、コントローラー300は、少なくとも地図データおよび車体位置情報を利用することにより、作業の開始および終了を判断し、作業の作業開始判断タイミングで作業記録を開始し、作業の作業終了判断タイミングで開始された作業記録を終了する田植え機である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
作業地の地図データおよび車体(100)の車体位置情報に基づいて、前記作業地における作業を行うコントローラー(300)を備えており、
前記コントローラー(300)は、少なくとも前記地図データおよび前記車体位置情報を利用することにより、前記作業の開始および終了を判断し、前記作業の作業開始判断タイミングで作業記録を開始し、前記作業の作業終了判断タイミングで前記開始された作業記録を終了することを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記車体位置情報は、前記車体(100)へ載置されたGNSS装置(400)により取得されたGNSS車体位置情報であり、
前記作業開始判断タイミングは、前記車体(100)が前記作業地へ入ったと判断されるタイミングであり、
前記作業終了判断タイミングは、前記車体(100)が前記作業地から出たと判断されるタイミングであることを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記作業記録は、作業地ごとに設けられた作業ファイルに対して行われ、
前記コントローラー(300)は、前記地図データおよび前記車体位置情報を利用することにより、現在の作業の作業地が過去の作業の作業地と同じであると判断した場合においては、前記過去の作業の前記作業ファイルに対して前記現在の作業の前記作業記録を連続的に行うことを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記作業は、作業地の施肥作業マップおよび前記車体(100)の前記GNSS車体位置情報に基づいて行われる、前記作業地における施肥作業であり、
前記コントローラー(300)は、前記施肥作業マップおよび前記GNSS車体位置情報を利用することにより、前記車体(100)が前記作業地の外に位置すると判断したときでも、あらかじめ定められた例外的施肥ルールが満足されている場合においては、施肥作業を例外的に行うことを特徴とする請求項3に記載の作業車両。
【請求項5】
前記例外的施肥ルールが満足されている場合とは、前記車体(100)が前記作業地の外周部から逸脱している距離があらかじめ定められたレベルを超えない場合であることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記例外的施肥ルールが満足されている場合とは、前記車体(100)が前記作業地の外周部から逸脱した時点からの走行距離があらかじめ定められたレベルを超えない場合であることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項7】
前記例外的施肥ルールが満足されている場合とは、前記車体(100)が前記作業地の外周部から逸脱した時点からの走行時間があらかじめ定められたレベルを超えない場合であることを特徴とする請求項4に記載の作業車両。
【請求項8】
前記コントローラー(300)は、あらかじめ定められた例外的施肥停止ルールが満足された場合においては、前記例外的に行われている施肥作業を停止することを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の作業車両。
【請求項9】
作業地の施肥作業マップおよび車体(100)のGNSS車体位置情報に基づいて、前記作業地における施肥作業を行うコントローラー(300)を備えており、
前記コントローラー(300)は、前記施肥作業マップおよび前記GNSS車体位置情報を利用することにより、前記車体(100)が前記作業地の外に位置すると判断したときでも、あらかじめ定められた例外的施肥ルールが満足されている場合においては、施肥作業を例外的に行うことを特徴とする作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、田植え機のような作業車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
田植え機のような作業車両が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-24541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、本発明者は、作業車両ユーザーのさまざまなニーズを考慮し、便利な機能がかくの如き作業車両へつぎつぎと実装される趨勢はますます加速すると考えている。
【0005】
しかしながら、上述された従来の田植え機のような作業車両については、便利な機能を利用するときの使い勝手が必ずしもよくないことに本発明者は気付いた。
【0006】
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、使い勝手を向上することができる作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の本発明は、作業地の地図データおよび車体(100)の車体位置情報に基づいて、前記作業地における作業を行うコントローラー(300)を備えており、
前記コントローラー(300)は、少なくとも前記地図データおよび前記車体位置情報を利用することにより、前記作業の開始および終了を判断し、前記作業の作業開始判断タイミングで作業記録を開始し、前記作業の作業終了判断タイミングで前記開始された作業記録を終了することを特徴とする作業車両である。
【0008】
第2の本発明は、前記車体位置情報は、前記車体(100)へ載置されたGNSS装置(400)により取得されたGNSS車体位置情報であり、
前記作業開始判断タイミングは、前記車体(100)が前記作業地へ入ったと判断されるタイミングであり、
前記作業終了判断タイミングは、前記車体(100)が前記作業地から出たと判断されるタイミングであることを特徴とする第1の本発明の作業車両である。
【0009】
第3の本発明は、前記作業記録は、作業地ごとに設けられた作業ファイルに対して行われ、
前記コントローラー(300)は、前記地図データおよび前記車体位置情報を利用することにより、現在の作業の作業地が過去の作業の作業地と同じであると判断した場合においては、前記過去の作業の前記作業ファイルに対して前記現在の作業の前記作業記録を連続的に行うことを特徴とする第2の本発明の作業車両である。
【0010】
第4の本発明は、前記作業は、作業地の施肥作業マップおよび前記車体(100)の前記GNSS車体位置情報に基づいて行われる、前記作業地における施肥作業であり、
前記コントローラー(300)は、前記施肥作業マップおよび前記GNSS車体位置情報を利用することにより、前記車体(100)が前記作業地の外に位置すると判断したときでも、あらかじめ定められた例外的施肥ルールが満足されている場合においては、施肥作業を例外的に行うことを特徴とする第3の本発明の作業車両である。
(【0011】以降は省略されています)

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