意匠ウォッチ

発行日2024-12-16
公報種別意匠公報(S)
登録番号1787000
登録日2024-12-06
意匠に係る物品食品保存容器
意匠分類C5-3200(飲食用容器又は調理用容器)
出願番号2024007940
出願日2024-04-17
意匠権者株式会社小久保工業所
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る物品(以下「本物品」という。)は、上方に開口する開口部を有する容器本体と、この容器本体の底に向かってそれぞれ突出する4つの脚部を有し、容器本体の内側に底から浮かせた状態で収容される平板状の載置台と、容器本体の開口縁の外周面に対し外側から摺接した状態で開口部を塞ぐ蓋体とを備え、ご飯などの食品を載置台に載せて容器本体に収容した状態で開口部を蓋体により塞いで保存(主として冷凍保存)する食品保存容器である。本物品は、保存していた食品をそのまま電子レンジで加熱調理することも可能である。本物品の容器本体、載置台、及び蓋体は、平面視で四隅がそれぞれ円面取りされた略矩形状に形成されている。本物品の容器本体は、その開口縁付近の外側周囲を蓋体の厚み程度外方へ断面略矩形状に突出した状態で延びる環状の突条を有し、開口部を塞いだ際に蓋体の下端が突条の上面に当接するようになっている。本物品の蓋体は、1つの隅においてその長辺及び短辺の下端をそれぞれ外方へ延長させた状態で4隅の径よりも小さい径で円面取りされた舌片を有し、蓋体開放時に舌片を持ち上げることで蓋体の開放がスムーズに行われるようにしている。また、本物品の載置台には、加熱調理時に食品から出る水分を容器本体の底に滴らせるための多数のスリットが設けられているとともに、容器本体から取り外す際に指が差し入れ可能な略半円弧状の切欠き孔が1つの隅に設けられている。そして、本物品は、容器本体の底面の中央部分より突出する略矩形枠状の突起部が嵌合可能な嵌合凹部を蓋の中央部分に有し、複数存在する場合、突起部の嵌合凹部への嵌合により安定した状態で積み重ねることが可能とされる。
意匠の説明各図において、実線で表した部分が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分であって、各図に表れる一点鎖線は、部分意匠として登録を受けようとする部分とそれ以外の部分との境界を表している。また、各図面に表されている細線は、平面と曲面及び曲面同士の境界を示し、立体表面の形状を特定するためのものである。参考斜視図1は、斜め上方から視ている。参考斜視図2は、斜め下方から視ている。分解した状態を示す参考斜視図1は、蓋体、載置台、及び容器本体を斜め上方から視ている。分解した状態を示す参考斜視図2は、容器本体、載置台、及び蓋体を斜め下方から視ている。

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