意匠ウォッチ

発行日2024-10-11
公報種別意匠公報(S)
登録番号1782153
登録日2024-10-03
意匠に係る物品ピーラー
意匠分類C6-313(飲食用具及び調理用器具)
出願番号2024007747
出願日2024-04-15
意匠権者株式会社小久保工業所
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る物品(以下「本物品」という。)は、野菜等の皮を剥くためのピーラーである。本物品は、使用状態を示す参考斜視図に示すように、上下方向に長い縦長の刃の上下両端部を回転可能に支持する上下一対の支持部を有する刃支持体と、ゴムに近い材質により形成され、使用時に片手で把持する把持体とを有している。本物品の刃支持体と把持体とは、参考分解斜視図1及び2に示すように、刃支持体の下端より下方へ延びる挿通片を把持体の内部に設けられた挿通穴に上端より挿通することで嵌合し、一体的に組付けられている。本物品の刃支持体は、上下の両支持部のうちの下側の支持部の背面側より刃の回転軌跡上に突出する突部を有し、上下の両支持部に支持された刃の下端部を突部に対し左側又は右側から当接させることで、使用時のそれ以上の刃の回転を規制して可動範囲を設定している。本物品の把持体は、その表面が周方向に6つに分割された6面体状に形成され、太い下部の厚肉部分から細い上部のくびれ部分まで徐々にボリュームが減少することで、6面体の各角部が掌に触れてしっかりと握りやすい形状となっている。また、本物品は、刃支持体の下端部左右両位置より左右両外方へそれぞれ略U字状に突出する芽取り部を有し、この各芽取り部が把持体に近いことと相俟って把持体を把持した手でコントロールし易くジャガイモの芽などが取り易くなっている一方、把持体の下端部に略真円形状に貫通する貫通孔を有し、壁面などに取り付けたフックに貫通孔を係止して吊下されるようになっている。
意匠の説明各図面に表されている細線は、平面と曲面及び曲面同士の境界を示し、立体表面の形状を特定するためのものである。参考斜視図1は、本物品を正面側から視ている。参考斜視図2は、本物品を背面側から視ている。また、参考分解斜視図1は、本物品を刃支持体と把持体とに分解した状態で正面側から視ている。参考分解斜視図2は、本物品を刃支持体と把持体とに分解した状態で背面側から視ている。更に、使用状態を示す参考斜視図は、刃支持体の上下の両支持部に刃を支持した状態で正面側から視ている。

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