意匠ウォッチ

発行日2024-11-12
公報種別意匠公報(S)
登録番号1784311
登録日2024-11-01
意匠に係る物品食品用保存容器
意匠分類C5-3200(飲食用容器又は調理用容器)
出願番号2024007750
出願日2024-04-15
意匠権者株式会社小久保工業所
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る物品(以下「本物品」という。)は、上方に開口する開口部を有する容器本体と、この容器本体の底に向かって突出する略環状の脚部を有し、容器本体の内側に底から浮かせた状態で収容される平板状の載置台と、容器本体の開口縁の外周面に対し外側から摺接した状態で開口部を塞ぐ蓋体とを備え、食品などを載置台に載せて内側に収容した容器本体の開口部を蓋体により塞いだ状態で保存する食品用保存容器である。本物品の容器本体、載置台、及び蓋体は、平面視で略矩形状に形成されている。本物品の容器本体の周囲壁は、底面から開口縁へ向かうに従い徐々に外方へ拡張しており、開口縁が外方へ向かって若干量折り返されている。また、本物品の容器本体の周囲壁は、開口縁において一方の短辺の両端部より両長辺の一端部にそれぞれ跨った状態で周囲壁の外側から下方へ垂れ下がる垂れ下がり部を有しているとともに、開口縁においてその他方の短辺を両長辺の他端部と共に外方へ延長させた延長部を有している。本物品の容器本体の各垂れ下がり部は、容器本体の開口部を塞いだ際に蓋体の一方の短辺の両端部を下方から露呈させるためのものであり、各垂れ下がり部より露呈する蓋体の一方の短辺の両端部を押し上げることで、容器本体の開口部を塞ぐ蓋体を持ち上げて開放させるようにしている。一方、本物品の容器本体の延長部は、開口縁においてその他方の短辺を外方へ延ばした先端を下方に折り曲げて形成され、収納箇所から引き出す際に延長部に対し下方から指を掛けて引き出せるようにしている。また、本物品の載置台は、載置した食品からの水分などを容器本体の底に滴らせるための多数のスリットを有しているとともに、容器本体から取り外す際に指が差し入れ可能な略矩形状の切欠き孔を一方の短辺の中央に有している。更に、本物品の蓋体は、その下面に環状のフランジを有し、開口部を塞いだ際に容器本体の開口縁の内側に対し全周に亘って接触するとともに、両短辺に近接する2か所に空気流通可能な略矩形状の空気流通孔を有している。
意匠の説明各図面に表されている細線は、平面と曲面及び曲面同士の境界を示し、立体表面の形状を特定するためのものである。参考斜視図1は、斜め上方から視ている。参考斜視図2は、斜め下方から視ている。分解した状態を示す参考斜視図1は、蓋体、載置台、及び容器本体を斜め上方から視ている。蓋体の参考斜視図1は、斜め上方から視ている。蓋体の参考斜視図2は、斜め下方から視ている。載置台の参考斜視図1は、斜め上方から視ている。載置台の参考斜視図2は、斜め下方から視ている。容器本体の参考斜視図1は、斜め上方から視ている。容器本体の参考斜視図2は、斜め下方から視ている。

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