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公開番号2025123954
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-25
出願番号2024019766
出願日2024-02-13
発明の名称システム、コンピュータプログラム、ゲーム用空気供給制御装置、および、制御方法
出願人株式会社カプコン
代理人個人
主分類A63F 13/28 20140101AFI20250818BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】よりゲームに即して空気調和装置を活用することのできるシステムを提供する。
【解決手段】コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるシステムであって、進行ステップでは、ゲーム機に対するユーザの操作に基づいて、ゲームを進行し、制御ステップでは、ゲームの状況に応じて、空気調和装置による調和空気の供給制御を行い、制御ステップでは、空気調和装置が調和空気を供給する前後において、ゲームに関する動作であってユーザがとりうる動作に変化が及ぶように、ゲームの状況に応じた供給制御を行う。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるシステムであって、
進行ステップでは、前記ゲーム機に対するユーザの操作に基づいて、ゲームを進行し、
制御ステップでは、前記ゲームの状況に応じて、前記空気調和装置による調和空気の供給制御を行い、
前記制御ステップでは、前記空気調和装置が前記調和空気を供給する前後において、前記ゲームに関する動作であって前記ユーザがとりうる動作に変化が及ぶように、前記ゲームの状況に応じた前記供給制御を行う、
システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記制御ステップでは、前記調和空気が、現在の前記ゲームの進行を示唆するものとなるように、および／または、以降の前記ゲームの進行に寄与する指示を表すものとなるように、前記ゲームの現在の状況に応じた前記供給制御を行う、
請求項１に記載のシステム。
【請求項３】
前記制御ステップでは、前記調和空気の供給開始後に、前記ユーザによる操作に基づいて進行した前記ゲームの状況に応じて、さらに前記供給制御を行う、
請求項１に記載のシステム。
【請求項４】
コンピュータを、さらにつぎのステップを実行するシステムであって、
受付ステップでは、前記ユーザの操作に基づいて、前記ゲームを進行させるための前記調和空気の供給要求を受けつけ、
前記制御ステップでは、前記受付ステップで受けつけた前記供給要求に基づいて、前記供給制御をさらに行う、
請求項１に記載のシステム。
【請求項５】
前記受付ステップでは、さらに、前記ユーザの操作に基づいて、前記供給制御の停止指令を受けつけ、
前記制御ステップでは、前記受付ステップで受けつけた前記停止指令に基づいて、前記供給制御の実行を停止する、
請求項４に記載のシステム。
【請求項６】
前記制御ステップでは、前記ゲームの状況が所定条件を満たした場合に、前記供給制御を実行する、または、前記供給制御の実行を停止する、
請求項１に記載のシステム。
【請求項７】
コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるコンピュータプログラムであって、
進行ステップでは、前記ゲーム機に対するユーザの操作に基づいて、ゲームを進行し、
制御ステップでは、前記ゲームの状況に応じて、前記空気調和装置による調和空気の供給制御を行い、
前記制御ステップでは、前記空気調和装置が前記調和空気を供給する前後において、前記ゲームに関する動作であって前記ユーザがとりうる動作に変化が及ぶように、前記ゲームの状況に応じた前記供給制御を行う、
コンピュータプログラム。
【請求項８】
つぎの各ステップを実行するゲーム用空気供給制御装置であって、
通信ステップでは、ユーザが操作するゲーム機からゲームの状況を受信し、
制御ステップでは、前記ゲームの状況に応じて、空気調和装置による調和空気の供給を制御し、
前記制御ステップでは、前記空気調和装置が前記調和空気を供給する前後において、前記ゲームに関する動作であって前ユーザがとりうる動作に変化が及ぶように、前記空気調和装置による調和空気の供給制御を行う、
ゲーム用空気供給制御装置。
【請求項９】
コンピュータに、つぎの各ステップを実行させる制御方法であって、
進行ステップでは、前記ゲーム機に対するユーザの操作に基づいて、ゲームを進行し、
制御ステップでは、前記ゲームの状況に応じて、前記空気調和装置による調和空気の供給制御を行い、
前記制御ステップでは、前記空気調和装置が前記調和空気を供給する前後において、前記ゲームに関する動作であって前記ユーザがとりうる動作に変化が及ぶように、前記ゲームの状況に応じた前記供給制御を行う、
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、システム、コンピュータプログラム、ゲーム用空気供給制御装置、および、制御方法に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
昨今、据え置き型のゲーム機あるいは携帯可能なゲーム機などが普及しており、そのようなゲーム機を用いて、さまざまなビデオゲームが室内などでプレイされている。ビデオゲームをプレイするユーザは、室内の温度が快適な状態下でプレイを楽しむべく、室内に設置された空気調和装置等を利用することがある。
【０００３】
そのような空気調和装置は、例えば特許文献１および特許文献２に示される従来の技術では、室温を快適にするために利用されるにとどまらず、ビデオゲームのプレイに臨場感を付け足すために利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１６－１６６９２８号
特開２０１０－０３４６８７号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、従来の技術では、例えばビデオゲームの映像が雪山であれば空気調和装置が冷風を供給するだけにとどまる。このように、従来の技術では、ビデオゲームの映像に合致したリアルな空間を提供するためにのみ、空気調和装置が利用される。したがって、従来の技術では、空気調和装置の活用が限定的であるといえる。
【０００６】
本開示の目的は、よりゲームに即して空気調和装置を活用することのできるシステム、コンピュータプログラム、ゲーム用空気供給制御装置、および、制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示は、
コンピュータに、つぎの各ステップを実行させるシステムであって、
進行ステップでは、前記ゲーム機に対するユーザの操作に基づいて、ゲームを進行し、
制御ステップでは、前記ゲームの状況に応じて、前記空気調和装置による調和空気の供給制御を行い、
前記制御ステップでは、前記空気調和装置が前記調和空気を供給する前後において、前記ゲームに関する動作であって前記ユーザがとりうる動作に変化が及ぶように、前記ゲームの状況に応じた前記供給制御を行う、
システムである。
【発明の効果】
【０００８】
本開示によれば、よりゲームに即して空気調和装置を活用することのできるシステム、コンピュータプログラム、ゲーム用空気供給制御装置、および、制御方法を提供することである。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
ゲーム用空気供給システムの構成を模式的に説明する図である。
ゲームサーバの構成を模式的に示す図である。
ゲーム機の構成を模式的に示す図である。
管理制御装置の構成を模式的に示す図である。
空気調和装置の構成を模式的に示す図である。
ゲーム用空気供給システムによって室内に調和空気が供給されている状態を示す模式図である。
会場内における空気調和装置の配置位置を示すための会場の見取り図である。
空気連動処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
［第１実施形態］
本実施形態のゲーム用空気供給システム１について、図１～図８を参照して説明する。なお、以下に説明される実施形態は、本開示の一例にすぎず、本開示の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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