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公開番号
2025123014
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2024018829
出願日
2024-02-09
発明の名称
草刈り機構
出願人
学校法人光産業創成大学院大学
代理人
個人
,
個人
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個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A01D
34/73 20060101AFI20250815BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】刈った草が周囲に飛散しにくい新規な草刈り機構を提供する。
【解決手段】所定の回転軸周りに刈刃を回転させて草を刈る草刈り機構であって、前記回転軸を軸中心に回転可能な被駆動ギアを有する被駆動ギアユニットと、所定の動力源に駆動軸を介して接続されるともに前記被駆動ギアに外接して噛み合い、前記動力源から供給される動力を前記被駆動ギアに伝達して回転させる駆動ギアを有する駆動ギアユニットとを備え、前記被駆動ギアは、前記回転軸を通りかつ前記回転軸方向に貫通する貫通孔が形成された環状をなすものであり、その内側周面に刈刃が設けられている草刈り機構。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の回転軸周りに刈刃を回転させて草を刈る草刈り機構であって、
前記回転軸を軸中心に回転可能な被駆動ギアを有する被駆動ギアユニットと、
所定の動力源に駆動軸を介して接続されるともに前記被駆動ギアに外接して噛み合い、前記動力源から供給される動力を前記被駆動ギアに伝達して回転させる駆動ギアを有する駆動ギアユニットとを備え、
前記被駆動ギアは、前記回転軸を通りかつ前記回転軸方向に貫通する貫通孔が形成された環状をなすものであり、その内側周面に刈刃が設けられている草刈り機構。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記被駆動ギアユニットは、前記回転軸方向に沿って並んで設けられた、外径が互いに異なり、互いに独立して回転可能な複数の前記被駆動ギアを有するものであり、
前記駆動ギアユニットは、前記回転軸方向に沿って並んで設けられた、前記複数の被駆動ギアの各々に対応して外接する、外径が互いに異なる複数の前記駆動ギアを有するものであり、
前記複数の被駆動ギアは、前記回転軸方向において使用時に地面を向く先端側から基端側に向かうにつれて、外径が小さくなるように配置されており、
前記複数の駆動ギアは、前記回転軸方向において使用時に地面を向く先端側から基端側に向かうにつれて、外径が大きくなるように配置されている請求項1に記載の草刈り機構。
【請求項3】
前記複数の被駆動ギアは、刈刃の幅が互いに異なるものであり、前記回転軸方向において先端側から基端側に向かうにつれて、刈刃の幅が狭くなるように配置されている請求項2に記載の草刈り機構。
【請求項4】
前記複数の被駆動ギアのうち、
前記回転軸方向において先端側に位置する前記被駆動ギアには、前記回転軸と重複しないように刈刃が設けられており、
前記回転軸方向において基端側に位置する前記被駆動ギアには、前記回転軸と重複するように刈刃が設けられている請求項2に記載の草刈り機構。
【請求項5】
前記駆動ギアユニットが、前記複数の被駆動ギアの一部と他の一部を互いに逆向きに回転させる請求項2に記載の草刈り機構。
【請求項6】
前記回転軸方向において最も基端側に位置する前記被駆動ギアに形成された貫通孔には、刈られた草を吸引する吸引機構が接続されている請求項2に記載の草刈り機構。
【請求項7】
駆動軸が互いに異なる複数の前記駆動ギアユニットを備え、前記回転軸方向から視て、前記複数の駆動ギアユニットが互いに略回転対称となる位置に配置されている請求項1に記載の草刈り機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、草刈り機構に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の草刈り機としては、例えば特許文献1に示すように、複数の金属刃が外周に設けられた円盤を回転させることで、地面に生える草木を刈るものが知られている。また別の従来の草刈り機としては、ナイロンコードを高速で回転させて草木を刈るナイロンカッター式のものも知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-054476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで従来のような、外向きの刈刃を回転させるタイプの草刈り機や、ナイロンコードを回転させるタイプの草刈り機では、刈った草木が周囲に高速で飛び散ってしまうため、作業者や周囲の人に危険を及ぼす恐れがあるという問題がある。
【0005】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、刈った草が周囲に飛散しにくい新規な草刈り機構を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
すなわち本発明に係る草刈り機構は、所定の回転軸周りに刈刃を回転させて草を刈るものであって、前記回転軸を軸中心に回転可能な被駆動ギアを有する被駆動ギアユニットと、所定の動力源に駆動軸を介して接続されるともに前記被駆動ギアに外接して噛み合い、前記動力源から供給される動力を前記被駆動ギアに伝達して回転させる駆動ギアを有する駆動ギアユニットとを備え、前記被駆動ギアは、前記回転軸を通りかつ前記回転軸方向に貫通する貫通孔が形成された環状をなすものであり、その内側周面に刈刃が設けられていることを特徴とする。
【0007】
このようなものであれば、従来のように外向きの刈刃を回転させて草を刈るのではなく、動力源により回転される環状をなす被駆動ギアの内側周面に設けた刈刃により草を刈ることができるので、刈った草が周囲に飛散することを防止することができる。
【0008】
前記被駆動ギアユニットは、前記回転軸方向に沿って並んで設けられた、外径が互いに異なり、互いに独立して回転可能な複数の前記被駆動ギアを有するものであり、前記駆動ギアユニットは、前記回転軸方向に沿って並んで設けられた、前記複数の被駆動ギアの各々に対応して外接する、外径が互いに異なる複数の前記駆動ギアを有するものであり、前記複数の被駆動ギアは、前記回転軸方向において使用時に地面を向く先端側から基端側に向かうにつれて、外径が小さくなるように配置されており、前記複数の駆動ギアは、前記回転軸方向において使用時に地面を向く先端側から基端側に向かうにつれて、外径が大きくなるように配置されているのが好ましい。
このようにすれば、動力源により駆動ギアユニットが備える各駆動ギアをそれぞれ同じ速度で回転させた際に、被駆動ギアの径が小さい程その回転数を早くすることができる。そのため、回転軸方向に沿って先端側から基端側に向かうほど被駆動ギアの回転数を上げ、草木を細かく刈ることができる。
【0009】
前記複数の被駆動ギアは、刈刃の幅が互いに異なるものであり、前記回転軸方向において先端側から基端側に向かうにつれて、刈刃の幅が狭くなるように配置されているのが好ましい。
このようにすれば、回転軸方向に沿って先端側から基端側に向かうほど刈刃の幅が細くなるので、草木を細かく刈ることができるようになる。
【0010】
前記複数の被駆動ギアのうち、前記回転軸方向において先端側に位置する前記被駆動ギアには、前記回転軸と重複しないように刈刃が設けられており、前記回転軸方向において基端側に位置する前記被駆動ギアには、前記回転軸と重複するように刈刃が設けられているのが好ましい。
このようにすれば、先端側の被駆動ギアでは回転軸上が空洞となるため、刈り取る草木が太いものであっても取り込んで刈ることができる。一方で基端側の被駆動ギアでは、回転軸を通るように刈刃が設けられているので、先端側の被駆動ギアにより刈られて細くなった草木を、漏らすことなくさらに細かくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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