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公開番号
2025113516
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007710
出願日
2024-01-23
発明の名称
組電池
出願人
プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
10/0566 20100101AFI20250728BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ハイレート耐性に優れた組電池を提供する。
【解決手段】ここで開示される組電池は、積層方向Xに沿って配置された3つ以上の角形二次電池100を備える。3つ以上の角形二次電池100は、積層方向Xの両端にそれぞれ配置された2つの第1角形二次電池110と、2つの第1角形二次電池110の間に配置された1つまたは2つ以上の第2角形二次電池120と、で構成され、2つの第1角形二次電池110における非水電解液の質量は、それぞれ、第2角形二次電池120における非水電解液の質量よりも多い。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
積層方向に沿って配置された3つ以上の角形二次電池を備える組電池であって、
前記角形二次電池は、電極体と、非水電解液と、を備え、
前記電極体は、帯状の正極と、帯状の負極とが、帯状のセパレータを介して絶縁された状態で積層され、捲回されてなる扁平形状の捲回電極体であり、
3つ以上の前記角形二次電池は、前記積層方向の両端にそれぞれ配置された2つの第1角形二次電池と、2つの前記第1角形二次電池の間に配置された1つまたは2つ以上の第2角形二次電池と、で構成され、
2つの前記第1角形二次電池における前記非水電解液の質量は、それぞれ、前記第2角形二次電池における前記非水電解液の質量よりも多い(ただし、前記第2角形二次電池における前記非水電解液の質量とは、前記第2角形二次電池が2つ以上の場合、2つ以上の前記第2角形二次電池における前記非水電解液の質量の算術平均をいう。)、
組電池。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
2つの前記第1角形二次電池における前記非水電解液は、それぞれ、前記第2角形二次電池における前記非水電解液に比べて、3質量%以上多い、
請求項1に記載の組電池。
【請求項3】
前記負極は、負極集電体と、前記負極集電体に固着された負極活物質層と、を含み、
前記捲回電極体の捲回軸方向に対して垂直で、且つ前記捲回電極体の厚み方向に対して垂直な方向の長さを、前記捲回電極体の高さとしたとき、
前記捲回軸方向における前記負極活物質層の長さが、前記捲回電極体の前記高さよりも長い、
請求項1または2に記載の組電池。
【請求項4】
前記負極は、負極集電体と、前記負極集電体に固着された負極活物質層と、を含み、
前記捲回電極体の捲回軸方向における前記負極活物質層の長さが15cm以上である、
請求項1または2に記載の組電池。
【請求項5】
25℃において、前記角形二次電池の充電状態を50%に調整して、10秒間定電流放電させたときに、0.1~10秒における電圧降下量ΔVを電流値Iで除すことで求められる抵抗値をIV抵抗としたとき、
2つの前記第1角形二次電池の前記IV抵抗は、それぞれ、前記第2角形二次電池の前記IV抵抗よりも高い(ただし、前記第2角形二次電池における前記IV抵抗とは、前記第2角形二次電池が2つ以上の場合、2つ以上の前記第2角形二次電池における前記IV抵抗の算術平均をいう。)、
請求項1または2に記載の組電池。
【請求項6】
2つの前記第1角形二次電池の前記IV抵抗は、それぞれ、前記第2角形二次電池の前記IV抵抗に比べて、10%以上高い、
請求項5に記載の組電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両駆動用電源等では、複数の二次電池(単電池)を電気的に接続してなる組電池が広く利用されている。これに関連する従来技術文献として、特許文献1~3が挙げられる。
【0003】
例えば特許文献1には、積層方向に沿って配置された3つ以上のアルカリ蓄電池を備える組電池が開示されている。特許文献1には、積層方向の中央部に位置するアルカリ蓄電池の電解液量を、積層方向の両端部に位置するアルカリ蓄電池の電解液量に比べて、5~30質量%多くすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-047529号公報
特開2017-117666号公報
特開2010-170942号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両等に搭載される組電池では、例えば特許文献1に記載されるような蓄電・バックアップシステム用の組電池に比べて、相対的に優れたハイレート耐性が求められる。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、ハイレート耐性に優れた組電池を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明により、積層方向に沿って配置された3つ以上の角形二次電池を備える組電池が開示される。上記角形二次電池は、電極体と、非水電解液と、を備える。上記電極体は、帯状の正極と、帯状の負極とが、帯状のセパレータを介して絶縁された状態で積層され、捲回されてなる扁平形状の捲回電極体である。3つ以上の上記角形二次電池は、上記積層方向の両端にそれぞれ配置された2つの第1角形二次電池と、2つの上記第1角形二次電池の間に配置された1つまたは2つ以上の第2角形二次電池と、で構成され、2つの上記第1角形二次電池における上記非水電解液の質量は、それぞれ、上記第2角形二次電池における上記非水電解液の質量よりも多い(ただし、上記第2角形二次電池における上記非水電解液の質量とは、上記第2角形二次電池が2つ以上の場合、2つ以上の上記第2角形二次電池における上記非水電解液の質量の算術平均をいう。)。
【0008】
本発明によれば、ハイレート耐性に優れた組電池を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係る組電池を模式的に示す斜視図である。
図2は、図1の二次電池を模式的に示す斜視図である。
図3は、図2のIII-III線に沿う模式的な縦断面図である。
図4は、図3の電極体を模式的に示す斜視図である。
図5は、図1の組電池を模式的に示す平面図である。
図6(A)~(D)は、正極と負極の界面を表す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、適宜図面を参照しながら、ここに開示される組電池の好適な実施形態を説明する。本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、本発明を特徴付けない組電池や角形二次電池の一般的な構成および製造プロセス)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。ここに開示される組電池は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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