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公開番号2025113192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2025004040
出願日2025-01-10
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
出願人株式会社JVCケンウッド
代理人個人
主分類G01J 5/48 20220101AFI20250725BHJP(測定;試験)
要約【課題】適切に熱画像データを処理することができる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供すること。
【解決手段】画像処理装置10は、センサで撮像された熱画像データを取得する熱画像データ取得部14と、天候に関する天候情報を取得する天候情報取得部11と、天候の状況変化を検出する状況変化検出部12と、天候状況が変化した場合に、熱画像データのセンサ出力値を調整する制御部16と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
センサで撮像された熱画像データを取得する熱画像データ取得部と、
天候に関する天候情報を取得する天候情報取得部と、
前記天候の状況の変化を検出する状況変化検出部と、
前記天候の状況変化を検出した場合に、前記熱画像データのセンサ出力値を調整する制御部と、を備えた、
画像処理装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記天候情報が降水状況を示す降水情報を含み、
前記制御部は、前記状況変化検出部が前記降水状況の変化を検出した場合に、前記センサ出力値を調整する、
請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記状況の変化前と、変化後とで、前記熱画像データのセンサ出力値を比較して、前記変化前の前記センサ出力値が小さい場合に、前記センサ出力値に対するゲインを調整する、
請求項1、又は2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記状況の変化前と、変化後とで、前記熱画像データのセンサ出力値を比較して、前記変化前の前記センサ出力値が小さい場合に、前記センサ出力値に対するダイナミックレンジを調整する、
請求項1、又は2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記状況の変化前と、変化後とで、前記熱画像データのセンサ出力値を比較して、前記変化前の前記センサ出力値が小さい場合に前記センサ出力値に対するダイナミックレンジを調整し、前記天候情報が晴天時に取得された前記センサ出力値の平均値になるまで前記センサ出力値に対するゲインを調整する、
請求項1、又は2に記載の画像処理装置。
【請求項6】
センサで撮像された熱画像データを取得するステップと、
天候に関する天候情報を取得するステップと、
前記天候の状況変化を検出するステップと、
前記天候の状況変化を検出した場合に、前記熱画像データのセンサ出力値を調整するステップと、を備えた、
画像処理方法。
【請求項7】
コンピュータに対して、画像処理方法を実行させるプログラムであって、
前記画像処理方法は、
センサで撮像された熱画像データを取得するステップと、
天候に関する天候情報を取得するステップと、
前記天候の状況変化を検出するステップと、
前記天候の状況変化を検出した場合に、前記熱画像データのセンサ出力値を調整するステップと、を備えた、
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載されたカメラ及びレーダのセンシング結果に基づいて、物標を検出する物標検出装置が開示されている。この物標検出装置では、車両のワイパー及びウォッシャのいずれかの可動状況に基づいて、降雨状況を判定している。物標検出装置は降雨状況に基づいて、カメラ及びレーダの信頼度を調整している。物標検出装置は、ワイパーの稼働頻度に基づいて、降雨量を導出している。そして、降雨量が多いほど、カメラの信頼度を減少し、レーダの信頼度を増加するように、信頼度を調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-46251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、監視カメラや車載カメラとして、赤外線カメラが用いられることがある。赤外線カメラでは、ボロメータなどを有しており、温度分布に応じた熱画像を撮像することができる。例えば、遠赤外線カメラでは、雨の影響により画面全体が低照度になってしまうことがある。また、雨天時には、地面、路面の温度、人、車などの温度が均一になってしまう。よって、雨天時には、熱画像データのコントラストが低くなってしまう。
【0005】
本開示は、上述した課題に鑑み、熱画像データを適切に処理することができる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本実施形態の一態様にかかる画像処理装置は、センサで撮像された熱画像データを取得する熱画像データ取得部と、天候に関する天候情報を取得する天候情報取得部と、前記天候の状況の変化を検出する状況変化検出部と、前記天候の状況変化を検出した場合に、前記熱画像データのセンサ出力値を調整する制御部と、を備えている。
【0007】
本実施形態の一態様にかかる画像処理方法は、センサで撮像された熱画像データを取得するステップと、天候に関する天候情報を取得するステップと、前記天候の状況変化を検出するステップと、前記天候の状況変化を検出した場合に、前記熱画像データのセンサ出力値を調整するステップと、を備えている。
【0008】
本実施形態の一態様にかかるプログラムは、コンピュータに対して、画像処理方法を実行させるプログラムであって、前記画像処理方法は、センサで撮像された熱画像データを取得するステップと、天候に関する天候情報を取得するステップと、前記天候の状況変化を検出するステップと、前記天候の状況変化を検出した場合に、前記熱画像データのセンサ出力値を調整するステップと、を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本実施形態によれば、熱画像データを適切に処理することができる画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
撮像システムの全体構成を模式的に示すブロック図である。
画像処理方法を示すフローチャートである。
ゲイン調整前の画像を示す図である。
ゲイン調整後の画像を示す図である。
実施の形態2の画像処理方法を示すフローチャートである。
実施の形態3の画像処理方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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