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公開番号
2025111627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025071514,2023565767
出願日
2025-04-23,2021-12-08
発明の名称
光ノード装置、及び光ノード装置の制御方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04B
10/25 20130101AFI20250723BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】信号品質の劣化を効果的に抑える管理装置、光ノード装置、光ネットワークシステム、制御方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。
【解決手段】管理装置10は、光-アナログ-光変換により波長変換を行うノードを備えたフォトニクス・ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と波長資源の使用状況とを管理するパス管理部11と、パスを構成するノードにおける波長変換を含むパスの波長変換情報を管理する波長変換管理部12と、管理された波長資源及び使用状況に基づいて、ノードにおける波長変換を制御するとともに、管理されたパスの波長変換情報に基づいて、ノードにおけるアナログ補償を制御する制御部13と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
光-アナログ-光変換により波長変換を行う光ノード装置を備えた全光ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と前記波長資源の使用状況とを管理するパス管理手段と、
前記パスを構成する前記光ノード装置における波長変換を含むパスの波長変換情報を管理する波長変換管理手段と、
前記管理された波長資源及び使用状況に基づいて、前記光ノード装置における波長変換を制御するとともに、前記管理されたパスの波長変換情報に基づいて、前記光ノード装置におけるアナログ補償を制御する制御手段と、
を備える管理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記パスの波長変換情報を前記光ノード装置に通知することにより、前記パスにおける前記光ノード装置が、前記光ノード装置よりも前の経路において波長変換された全てのパスに対しアナログ補償を行うよう制御する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項3】
前記パスの波長変換特性を示す波長変換特性情報を管理する波長変換特性管理手段を備え、
前記制御手段は、前記波長変換特性情報に基づいて、アナログ補償を行うパスの候補を決定し、前記決定したパスに対しアナログ補償を行うよう前記光ノード装置を制御する、
請求項1に記載の管理装置。
【請求項4】
前記波長変換特性情報は、前記パスにおける波長変換前の伝送距離、前記パスにおける波長変換後の伝送距離、前記パスの推定信号劣化度、前記パスにおいてアナログ補償を行うノードの識別情報を含む、
請求項3に記載の管理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、全波長帯を複数に分割し、NF(Noise Figure)特性が平均化されるように前記波長変換を行うよう制御する、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管理装置。
【請求項6】
全光ネットワークを構成する光ノード装置であって、
光信号を受信する光受信手段と、
前記受信した光信号を光-アナログ-光変換により波長変換する波長変換手段と
前記波長変換された光信号を送信する光送信手段と、
前記全光ネットワークを管理する管理装置からの通知に応じて、前記波長変換手段において波長変換及びアナログ補償を実行するよう制御するノード制御手段と、
を備える光ノード装置。
【請求項7】
前記波長変換手段に入力される光信号をモニタするモニタ手段を備え、
前記ノード制御手段は、前記管理装置から通知されるパスの波長変換情報に基づいて、自装置を含むパスであって自装置よりも前の経路において波長変換された全てのパスを前記モニタ手段によりモニタし、前記モニタ結果に基づいてアナログ補償を行うよう制御する、
請求項6に記載の光ノード装置。
【請求項8】
光-アナログ-光変換により波長変換を行う光ノード装置を備えた全光ネットワークと、前記全光ネットワークを管理する管理装置とを備え、
前記管理装置は、
前記全光ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と前記波長資源の使用状況とを管理するパス管理手段と、
前記パスを構成する前記光ノード装置における波長変換を含むパスの波長変換情報を管理する波長変換管理手段と、
前記管理された波長資源及び使用状況に基づいて、前記光ノード装置における波長変換を制御するとともに、前記管理されたパスの波長変換情報に基づいて、前記光ノード装置におけるアナログ補償を制御する制御手段と、
を備える光ネットワークシステム。
【請求項9】
光-アナログ-光変換により波長変換を行う光ノード装置を備えた全光ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と前記波長資源の使用状況とを管理し、
前記パスを構成する前記光ノード装置における波長変換を含むパスの波長変換情報を管理し、
前記管理された波長資源及び使用状況に基づいて、前記光ノード装置における波長変換を制御するとともに、前記管理されたパスの波長変換情報に基づいて、前記光ノード装置におけるアナログ補償を制御する、
制御方法。
【請求項10】
光-アナログ-光変換により波長変換を行う光ノード装置を備えた全光ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と前記波長資源の使用状況とを管理し、
前記パスを構成する前記光ノード装置における波長変換を含むパスの波長変換情報を管理し、
前記管理された波長資源及び使用状況に基づいて、前記光ノード装置における波長変換を制御するとともに、前記管理されたパスの波長変換情報に基づいて、前記光ノード装置におけるアナログ補償を制御する、
処理をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、管理装置、光ノード装置、光ネットワークシステム、制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンに代表される携帯端末の急速な普及と、端末の高度化による高精細画像等の大容量データ通信により、ネットワークに流れるトラフィックは急速な伸びを続けている。ある調査によると、国内の2020年度のブロードバンド契約者の総ダウンロードトラフィックは約19Tbpsで年率約57%の割合で増大を続けており、今後もトラフィックの増大が見込まれている。これに対し、大容量通信を支えるコアネットワークでは、複数の異なる波長の光信号を1本の光ファイバに多重して伝送する波長分割多重技術(Wavelength Division Multiplexing:WDM)、DP-QPSK(Dual Polarization Differential Quadra-ture Phasa Shift Keying)、16-QAM(16-Quadrature Amplitude Modulation)等の高度変調方式など、大容量化のニーズにこたえる技術の開発が進められてきた。さらに、無線通信における5Gサービスの進展に伴い、大容量化だけでなく、ネットワークの低遅延化のニーズも高まっている。これらのニーズに対して、近年ではNTTが主導するIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想では、大容量かつ低遅延のネットワークを実現するオールフォトニクス・ネットワークが提唱されている。オールフォトニクス・ネットワークは、関連するスイッチングノードにおける電気変換を伴うネットワークと異なり、すべてのパスにおいて光のまま伝送する。このため、電気のスイッチの容量に束縛されることなく大容量で通信が可能なだけでなく、電気変換に伴う遅延がなく、低遅延化も図ることができる。
【0003】
しかしながら、光ファイバ内においては、同一の波長が使えないため、異なる方路からスイッチングノードに来た同一波長のパスを同一ファイバに収容できず、効率的なパス制御ができない問題がある。これに対しては、スイッチングノードにおいて、波長変換器を用いて波長を切り替え、同一ファイバに収容する方法がとられる。
【0004】
また、光ネットワークにおける信号品質に関連する技術として、例えば、特許文献1や2が知られている。特許文献1には、PDL(Polarization Dependent Loss:偏波依存性損失)補償技術が開示され、特許文献2には、分散補償技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2015-186230号公報
特開2010-206539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これまでの関連する技術では、オールフォトニクス・ネットワークにおいて適用される波長変換まで考慮されていないため、パスにおける信号品質の劣化を効果的に抑えることは困難である。
【0007】
本開示は、このような課題に鑑み、信号品質の劣化を効果的に抑えることが可能な管理装置、光ノード装置、光ネットワークシステム、制御方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示に係る管理装置は、光-アナログ-光変換により波長変換を行う光ノード装置を備えた全光ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と前記波長資源の使用状況とを管理するパス管理手段と、前記パスを構成する前記光ノード装置における波長変換を含むパスの波長変換情報を管理する波長変換管理手段と、前記管理された波長資源及び使用状況に基づいて、前記光ノード装置における波長変換を制御するとともに、前記管理されたパスの波長変換情報に基づいて、前記光ノード装置におけるアナログ補償を制御する制御手段と、を備えるものである。
【0009】
本開示に係る光ノード装置は、全光ネットワークを構成する光ノード装置であって、光信号を受信する光受信手段と、前記受信した光信号を光-アナログ-光変換により波長変換する波長変換手段と前記波長変換された光信号を送信する光送信手段と、前記全光ネットワークを管理する管理装置からの通知に応じて、前記波長変換手段において波長変換及びアナログ補償を実行するよう制御するノード制御手段と、を備えるものである。
【0010】
本開示に係る光ネットワークシステムは、光-アナログ-光変換により波長変換を行う光ノード装置を備えた全光ネットワークと、前記全光ネットワークを管理する管理装置とを備え、前記管理装置は、前記全光ネットワークにおけるパスに使用可能な波長資源と前記波長資源の使用状況とを管理するパス管理手段と、前記パスを構成する前記光ノード装置における波長変換を含むパスの波長変換情報を管理する波長変換管理手段と、前記管理された波長資源及び使用状況に基づいて、前記光ノード装置における波長変換を制御するとともに、前記管理されたパスの波長変換情報に基づいて、前記光ノード装置におけるアナログ補償を制御する制御手段と、を備えるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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