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公開番号
2025106142
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-14
出願番号
2024007005
出願日
2024-01-19
発明の名称
廃棄物固形燃料圧縮造粒装置
出願人
個人
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
F23G
5/02 20060101AFI20250707BHJP(燃焼装置;燃焼方法)
要約
【課題】流路の流量、摩擦力または廃棄物の混ざり具合を調整する、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置を提供する。
【解決手段】本発明の廃棄物固形燃料圧縮造粒装置は、原料管1およびスクリュー杆2を備える。前大径段部11および後小径段部12を含む原料管1の内部には、前大径段部11および後小径段部12が形成する流路が設けられる。スクリュー杆2の杆本体は、前大羽根段部21および後小羽根段部22を有する。原料管1の前大径段部11は、少なくとも1つの管段部が連結固定され、後小径段部12は、少なくとも1つの管段部が連結固定され、前大径段部11および後小径段部12が連結されて原料管1を構成する。スクリュー杆2は、原料管1の流路中に挿設する。原料管1の前大径段部11を構成する管段部は、テーパー状流路を有する管段部111を含む。スクリュー杆2の前大羽根段部の後段はテーパー状に形成されたテーパー段部211である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
原料管(1)およびスクリュー杆(2)を備えた、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置であって、
前大径段部(11)および後小径段部(12)を含む前記原料管の内部には、前記前大径段部および前記後小径段部が形成する流路が設けられ、
前記スクリュー杆の杆本体は、前大羽根段部(21)および後小羽根段部(22)を有し、
前記原料管の前記前大径段部は、少なくとも1つの管段部が連結固定され、前記後小径段部は、少なくとも1つの管段部が連結固定され、前記前大径段部および前記後小径段部が連結されて前記原料管を構成し、
前記スクリュー杆は、前記原料管の流路中に挿設されることを特徴とする、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記原料管の前記前大径段部を構成する管段部は、テーパー状流路を有する管段部(111)を含み、
前記スクリュー杆のうち前記後小径段部に近い側をより後方と定義すると、前記スクリュー杆の前記前大羽根段部の後段はテーパー状に形成されたテーパー段部(211)であり、
前記スクリュー杆は、前記原料管の前記流路中に挿設され、前記テーパー段部は、前記原料管の前記前大径段部の内部に沿った形状であり、前記テーパー状流路を有する管段部を有することを特徴とする請求項1に記載の廃棄物固形燃料圧縮造粒装置。
【請求項3】
前記スクリュー杆の前記後小羽根段部は、少なくとも1つの着脱式羽根部(221)または単羽根部スリーブ(222)に前記杆本体が嵌合して構成されることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物固形燃料圧縮造粒装置。
【請求項4】
前記原料管の前記前大径段部および前記後小径段部の管段部の接続箇所には、少なくとも1つの第1の遮断摩擦材料遮断リング(3)が挟まれて結合され、前記第1の遮断摩擦材料遮断リングの内径が前記前大径段部の内径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の廃棄物固形燃料圧縮造粒装置。
【請求項5】
前記スクリュー杆の前記前大羽根段部と前記後小羽根段部との接続箇所には、少なくとも1つの第2の遮断摩擦材料遮断リング(4)が挟まれて結合されることを特徴とする請求項1に記載の廃棄物固形燃料圧縮造粒装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置に関し、特に、流路の流量、摩擦力または廃棄物の混ざり具合を調整する、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
廃棄物固形燃料(RDF:Refuse Derived Fuel)とは、バイオマス、廃棄物などを破砕、分別、乾燥、添加剤混合、成形などの工程を経て製造した固形燃料を指すが、その主な特性は、寸法、熱量が均一であることであり(石炭の約2/3である)、輸送および保存が容易であり、常温下で6~12ヶ月保存しても腐らず、利用が容易であり、機械床炉などに直接応用し、主な燃料とするか石炭と混ぜて焼却することができるため、世界のバイオ燃料技術の主な発展トレンドの一つとなっている。廃棄物を直接焼却するシステムと比べ、廃棄物固形燃料を使用する燃焼システムは、そのエネルギーシステムの回収効果が好ましく、化石燃料消費の一部を代替し、二酸化炭素の排出量を減らす効果にも優れ(排出量は焼却処理の約25~50%である)、地球温暖化を緩和し、二次汚染の排出量を減らし、ダイオキシンの排出量を減らし、汚染防止設備への投資を減らすこともできる。
【0003】
例えば、特許文献1は、廃棄物固形燃料を生産する装置に用い、原料輸送管の流路中にスクリューを挿設し、原料を投入してスクリューの羽根部を介して搬送して前進させるとともに、堆積して押圧し、脱水した後に成形する。
【0004】
実際に使用すると分かるように、投入して圧縮製造した廃棄物には、例えば発泡材料など、圧縮困難な家庭の廃棄物が含まれ、流路内の流量がスムーズとならずに詰まって停滞してしまうことがあったが、従来の廃棄物固形燃料の圧縮造粒装置は、その流路およびスクリューが同一直径であり固定式の調整できない構造であり、実際の状況に応じて流量を調整することができなかった。そのため、取り外して適切な羽根スリーブまたはスクリューを交換してその流量を変えなければならなかったため、作業が面倒で手間がかかり、作業効率に悪影響を与えた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
台湾実用新案公告第M360746号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
こうした現状に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、従来技術の問題点を改善し、本発明を完成させた。
本発明の目的は、従来の廃棄物固形燃料圧縮造粒装置は、その流路およびスクリューが同一直径であり、固定式で調整できない構造であったため、実際の状況に応じて流量を調整することができずに詰まることを防ぐ、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態によれば、
原料管(1)およびスクリュー杆(2)を備えた、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置であって、
前大径段部(11)および後小径段部(12)を含む前記原料管の内部には、前記前大径段部および前記後小径段部が形成する流路が設けられ、
前記スクリュー杆の杆本体は、前大羽根段部および後小羽根段部を有し、
前記原料管の前記前大径段部は、少なくとも1つの管段部が連結固定され、前記後小径段部は、少なくとも1つの管段部が連結固定され、前記前大径段部および前記後小径段部が連結されて前記原料管を構成し、
前記スクリュー杆は、前記原料管の流路中に挿設されることを特徴とする、廃棄物固形燃料圧縮造粒装置が提供される。
【0008】
前記原料管の前記前大径段部を構成する管段部は、テーパー状流路を有する管段部(111)を含み、
前記スクリュー杆のうち前記後小径段部に近い側をより後方と定義すると、前記スクリュー杆の前記前大羽根段部の後段はテーパー状に形成されたテーパー段部(211)であり、
前記スクリュー杆は、前記原料管の前記流路中に挿設され、前記テーパー段部は、前記原料管の前記前大径段部の内部に沿った形状であり、前記テーパー状流路を有する管段部を有することが好ましい。
【0009】
前記スクリュー杆の前記後小羽根段部は、少なくとも1つの着脱式羽根部(221)または単羽根部スリーブ(222)に前記杆本体が嵌合して構成されることが好ましい。
【0010】
前記原料管の前記前大径段部および前記後小径段部の管段部の接続箇所には、少なくとも1つの第1の遮断摩擦材料遮断リング(3)が挟まれて結合され、前記第1の遮断摩擦材料遮断リングの内径が前記前大径段部の内径よりも小さいことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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