TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025099358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215965
出願日2023-12-21
発明の名称キーユニット、及び電子機器
出願人カシオ計算機株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H01H 21/00 20060101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】薄型化が可能なキーユニット、及び電子機器を提供する。
【解決手段】キーユニットは、フレームと、キートップを備える。フレームは、回動軸又は軸受を有する。キートップは、フレームの回動軸に嵌合する軸受、又は、フレームの軸受に嵌合する回動軸を有し、フレームに対して回動可能に取り付けられる。フレームに対向するキートップの上面とつながる第1側面、及び第1側面に対向するフレームの上面とつながる第2側面は、それぞれ、回動軸を中心とした同心円状の曲線を回動軸に沿って移動してできる柱面である。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
回動軸又は軸受を有するフレームと、
前記フレームの前記回動軸に嵌合する軸受、又は、前記フレームの前記軸受に嵌合する回動軸を有し、前記フレームに対して回動可能に取り付けられるキートップと、を備え、
前記フレームに対向する前記キートップの上面とつながる第1側面、及び前記第1側面に対向する前記フレームの上面とつながる第2側面が、それぞれ、前記回動軸を中心とした同心円状の曲線を前記回動軸に沿って移動してできる柱面である、
キーユニット。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記キートップの前記第1側面、及び前記フレームの前記第2側面は、前記回動軸と直交する平面と交差する曲線が円弧であり、均一な隙間を介して対向する、
請求項1に記載のキーユニット。
【請求項3】
前記フレームの前記回動軸と前記キートップの前記軸受、又は、前記フレームの前記軸受と前記キートップの前記回動軸は、ガタを有して嵌合し、
前記第1側面と前記第2側面の間の前記隙間は、前記フレームに対して前記キートップがねじれた際に前記第1側面と前記第2側面が接触する大きさである、
請求項2に記載のキーユニット。
【請求項4】
前記キートップの回動の先端に対向する別のフレームを備え、
前記キートップがその先端から前記別のフレームに向けて突出した係合凸部を有し、
前記別のフレームが前記係合凸部を係合する係合凹部を有し、
前記係合凹部が前記別のフレームの上面に連通した開口部を有し、
前記係合凸部を前記係合凹部に係合した状態で、前記係合凸部の上面が前記係合凹部の前記開口部を介して前記別のフレームの前記上面と略面一に配置される、
請求項1に記載のキーユニット。
【請求項5】
前記キートップの前記係合凸部が前記キートップの移動方向に対して傾斜した当接面を有し、
前記別のフレームの前記係合凹部が前記当接面と面で接触する受面を有する、
請求項4に記載のキーユニット。
【請求項6】
前記受面は異なる方向に傾斜した複数の受面を含み、前記当接面は前記複数の受面と同じ方向に傾斜した複数の当接面を含む、
請求項5に記載のキーユニット。
【請求項7】
前記キートップを押し込む前の初期状態で、前記キートップの前記上面と前記フレームの前記上面は略面一に配置される、
請求項1に記載のキーユニット。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一項に記載のキーユニットを有する電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、電子辞書などの電子機器、及びキーユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子辞書やノート型パソコンのキーユニットとして、例えば、複数の接点を有する板状のベース部材の上に回動軸を介して複数のキートップを所定の配列で重ねて取り付けたものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-86591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のキーユニットのように、板状のベース部材の上に複数のキートップを重ねて配置すると、キーユニットを十分に薄型化することは難しい。
【0005】
本発明の目的は、薄型化が可能なキーユニット、及び電子機器を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るキーユニットは、フレームと、キートップを備える。フレームは、回動軸又は軸受を有する。キートップは、フレームの回動軸に嵌合する軸受、又は、フレームの軸受に嵌合する回動軸を有し、フレームに対して回動可能に取り付けられる。フレームに対向するキートップの上面とつながる第1側面、及び第1側面に対向するフレームの上面とつながる第2側面は、それぞれ、回動軸を中心とした同心円状の曲線を回動軸に沿って移動してできる柱面である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、薄型化が可能なキーユニット、及び電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係るキーユニットを備えた電子辞書の外観斜視図である。
図2は、キーユニットの分解斜視図である。
図3は、図1の領域R3にあるキーユニットの一部を部分的に拡大して示す部分拡大斜視図である。
図4は、1つのキートップとその周辺構造を裏面側から見た斜視図である。
図5は、キートップをフレームと分離した状態を示す斜視図である。
図6は、キートップの後端をフレームに接続した状態を示す側面図である。
図7は、フレームの係合凹部に係合するキートップの係合凸部を示す斜視図である。
図8は、キートップの先端にある係合凸部を係合させるフレームの係合凹部を示す斜視図である。
図9は、フレームの係合凹部にキートップの係合凸部を係合した部分を上方から見た斜視図である。
図10は、変形例に係るキーユニットの要部を示す斜視図である。
図11は、図10の構造を矢印F11方向から見た側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、電子機器の一例である電子辞書100の外観斜視図である。図1では、電子辞書100の第1筐体2に対して第2筐体4を開いた状態を示す。第1筐体2は、扁平な矩形板状に形成されており、本発明の一実施形態に係るキーユニット10を備える。第2筐体4は、扁平な矩形板状に形成されており、ディスプレイ5を備える。キーユニット10は、ユーザによる入力操作を受け付ける。ディスプレイ5は、ユーザに対する各種情報を表示するとともにユーザによる入力操作を受け付ける。ディスプレイ5は、いわゆるタッチパネルである。電子辞書100は、例えば、第1筐体2の裏面を机などの上面に接触させて載置し、第2筐体4を図示のように開いた状態で使用する。
【0010】
電子辞書100は、第1筐体2と第2筐体4を接続したヒンジ部6を備える。ヒンジ部6は、第1筐体2の図示後端と第2筐体4の図示下端を回動可能に接続している。第2筐体4は、第1筐体2に対して開いた図1に例示した開位置と、第1筐体2の上面に第2筐体4を重ねた不図示の閉位置に配置することができる。第2筐体4の第1筐体2に対する開位置(回動角度)は任意に変更することができる。第2筐体4を開位置に開いた状態で、キーユニット10の操作が可能で、且つディスプレイ5を見ることができる状態となる。第2筐体4を閉じ位置に配置した状態では、キーユニット10の上にディスプレイ5が重なり、電子辞書100が折り畳まれた状態となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

カシオ計算機株式会社
機器ケース及び時計
2日前
カシオ計算機株式会社
教育補助装置、プログラム及び教育補助方法
2日前
カシオ計算機株式会社
電子時計
5日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置、管理システム、情報処理方法及びプログラム
6日前
東レ株式会社
積層多孔質膜
2日前
株式会社潤工社
同軸ケーブル
27日前
株式会社ExH
電流開閉装置
29日前
個人
鉄心用材料とその製造方法
1か月前
CKD株式会社
巻回装置
1日前
株式会社クオルテック
空気電池
1か月前
エイブリック株式会社
半導体装置
29日前
個人
マルチバンドコイルアンテナ
14日前
株式会社メルビル
ステージ
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
27日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
29日前
矢崎総業株式会社
電線
9日前
オムロン株式会社
電磁継電器
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
8日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
株式会社大阪ソーダ
複合固体電解質
8日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
6日前
住友電装株式会社
端子台
28日前
オムロン株式会社
スイッチ装置
27日前
ダイハツ工業株式会社
固定治具
8日前
株式会社ダイヘン
変圧器
20日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
29日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
28日前
中国電力株式会社
断路器操作構造
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
29日前
住友電装株式会社
コネクタ
1か月前
続きを見る