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公開番号2025096567
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025066564,2024049387
出願日2025-04-15,2016-03-15
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人
主分類H01S 5/02253 20210101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】レンズアレイが所定の向きから僅かに回転して実装された場合であっても、光源とレンズ部の位置関係に大きなずれが生じにくく、レンズアレイから出射する光の強度分布が変化しにくい発光装置を提供する。
【解決手段】基体と、行列状に複数のレンズ部を有するレンズアレイと、前記基体上に配置された複数の半導体レーザ素子と、を備えた発光装置であって、前記複数の半導体レーザ素子はレーザ光をそれぞれ出射し、各レーザ光は行方向より列方向に幅が広くなるビーム形状を前記複数のレンズ部の各光入射面において有し、前記複数のレンズ部は、個々のレンズ部の最大外径と列方向の頂点間距離とのいずれよりも小さい行方向の頂点間距離を有するとともに、行方向と列方向とにおいて同じ曲率を有する発光装置。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
凹部を有する基体と、
前記基体の前記凹部に配置される複数の半導体レーザ素子と、
前記基体と接合し、前記複数の半導体レーザ素子が配置される空間を封止する封止部材と、
第1方向に連結して並ぶ複数のレンズ部を有し、前記封止部材と接合するレンズアレイと、を備え、
前記複数のレンズ部は、前記第1方向において隣り合うレンズ部の頂点間距離が、前記レンズ部の最大外径よりも小さく、
前記複数のレンズ部と前記複数の半導体レーザ素子は一対一に対応し、各半導体レーザ素子から出射された光は、対応する前記レンズ部の頂点を通過し、
前記第1方向に連結して並ぶ複数のレンズ部のうち両端に配置されるレンズ部は、両端以外に配置されるレンズ部よりも前記第1方向の幅が大きい、発光装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数のレンズ部はそれぞれ、一部の周縁が平面視で円弧状である、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記複数の半導体レーザ素子が配置される複数の載置体と、
前記半導体レーザ素子が配置されない1または複数の中継部材と、
前記複数の半導体レーザ素子を前記基体に電気的に接続させるための複数のワイヤと、を備え、
前記複数のワイヤには、前記中継部材に接合されるワイヤが含まれる、請求項1または2に記載の発光装置。
【請求項4】
前記半導体レーザ素子が配置される前記載置体の上面と、前記ワイヤが接合される前記中継部材の上面は、実質的に同じ高さに位置する、請求項3に記載の発光装置。
【請求項5】
前記基体は、それぞれが前記凹部の側面であって互いに前記第1方向に対向する第1側面及び第2側面と、前記第1側面側に設けられる配線である第1配線と、前記第2側面側に設けられる配線である第2配線を有する、請求項請求項3または4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記複数の半導体レーザ素子のうち、前記第1側面に最も近い位置に配置される前記半導体レーザ素子は、前記ワイヤを介しかつ前記中継部材を介さずに前記第1配線と電気的に接続し、また、前記ワイヤを介しかつ前記中継部材を介して前記第2配線と電気的に接続する、請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
前記複数の半導体レーザ素子のうち、前記第2側面に最も近い位置に配置される前記半導体レーザ素子は、前記ワイヤを介しかつ前記中継部材を介さずに前記第2配線と電気的に接続し、また、前記ワイヤを介しかつ前記中継部材を介して前記第1配線と電気的に接続する、請求項5または6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記複数の半導体レーザ素子には、前記ワイヤを介しかつ前記中継部材を介して前記第1配線と電気的に接続し、また、前記ワイヤを介しかつ前記中継部材を介して前記第2配線と電気的に接続する前記半導体レーザ素子が含まれる、請求項5乃至7のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項9】
前記第1配線は、前記第1側面を貫通するリードであり、
前記第2配線は、前記第2側面を貫通するリードである、請求項5乃至8のいずれか一項に記載の発光装置。
【請求項10】
前記載置体の前記第1方向の幅は、前記レンズ部の前記第1方向の幅よりも小さい、請求項3乃至9のいずれか一項に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は発光装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
複数の光源から出射した光をコリメートレンズアレイによりコリメートする光源装置が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-102367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の光源装置では、コリメートレンズアレイを構成する各レンズ要素が、各レンズ要素に入射するレーザ光の断面形状に応じて、複数の曲率を有している。このため、コリメートレンズアレイが所定の向きから僅かに回転して実装されるだけで、光源とレンズ要素の位置関係に大きなずれが生じ、コリメートレンズアレイから出射する光の強度分布が変化してしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に開示される発光装置は、凹部を有する基体と、前記基体の前記凹部に配置される複数の半導体レーザ素子と、前記基体と接合し、前記複数の半導体レーザ素子が配置される空間を封止する封止部材と、第1方向に連結して並ぶ複数のレンズ部を有し、前記封止部材と接合するレンズアレイと、を備え、前記複数のレンズ部は、前記第1方向において隣り合うレンズ部の頂点間距離が、前記レンズ部の最大外径よりも小さく、前記複数のレンズ部と前記複数の半導体レーザ素子は一対一に対応し、各半導体レーザ素子から出射された光は、対応する前記レンズ部の頂点を通過し、前記第1方向に連結して並ぶ複数のレンズ部のうち両端に配置されるレンズ部は、両端以外に配置されるレンズ部よりも前記第1方向の幅が大きい。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態1に係る発光装置の模式的平面図である。
図1A中のA-A断面図である。
図1A中のB-B断面図である。
図1A中のC-C断面図である。
基体の模式的平面図である。
図2A中のD-D断面図である。
図2A中のE-E断面図である。
レンズアレイの模式的平面図である。
図3A中のF-F断面図である。
図3A中のG-G断面図である。
図3A中のH-H断面図である。
基体上に配置された半導体レーザ素子の模式的平面図である。
図4A中のI-I断面図である。
図4A中のJ-J断面図である。
図4C中の破線で囲んだ部分を拡大して示す図である。
封止部材の模式的平面図である。
図5A中のK-K断面図である。
図5A中のL-L断面図である。
実施形態2に係る発光装置の模式的平面図である。
図6A中のM-M断面図である。
図6A中のN-N断面図である。
図6A中のO-O断面図である。
実施形態3に係る発光装置の模式的平面図である。
実施形態4に係る発光装置の模式的平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
[実施形態1に係る発光装置]
図1Aは実施形態1に係る発光装置の模式的平面図である。また、図1Bは図1A中のA-A断面図であり、図1Cは図1A中のB-B断面図であり、図1Dは図1A中のC-C断面図である。図1Aにおいては、理解を容易にするため、最も左上のレンズ部下方に配置される半導体レーザ素子30等を透過的に示している。図1Aから図1Dに示すように、実施形態1に係る発光装置1は、基体10と、行列状に複数のレンズ部22を有するレンズアレイ20と、基体10上に配置された複数の半導体レーザ素子30と、を備えた発光装置であって、複数の半導体レーザ素子30はレーザ光をそれぞれ出射し、各レーザ光は行方向より列方向に幅が広くなるビーム形状を複数のレンズ部22の各光入射面LAにおいて有し、複数のレンズ部22は、個々のレンズ部22の最大外径Eと列方向の頂点間距離PYとのいずれよりも小さい行方向の頂点間距離PXを有するとともに、行方向と列方向とにおいて同じ曲率を有する発光装置である。
【0008】
以下、順に説明する。
【0009】
(基体10)
図2Aは基体の模式的平面図である。また、図2Bは図2A中のD-D断面図であり、図2Cは図2A中のE-E断面図である。図2Aから図2Cに示すように、基体10は、例えば、基部12と、基部12から突出する側壁14と、基部12と側壁14とにより形成される凹部10aと、を有する。基部12は凸部12aを有し、凸部12aは凹部10a内に形成されている。このような凸部12aを有する基部12を用いれば、基体10が凹部10aを有することにより生じ得る基部12の反り(この反りは特に基部12と側壁14とが異なる材料からなる場合に生じやすい。)を抑制することができるため、基部12に対する半導体レーザ素子30等の実装が容易となる。また、凸部12a上に半導体レーザ素子30などの部材を配置することにより、これらの部材をレンズアレイ20に近づけることができるため、レンズアレイ20(レンズ部22)の光入射面LAにおけるレーザ光の拡がりを抑制することも可能となる。なお、基体10、基部12、及び側壁14の形状や厚みは特に限定されるものではなく、例えば、基体10には、凹部10aを有する部材のほか、例えば平板状の部材(例:側壁14を有しておらず基部12のみからなる部材)を用いることもできる。
【0010】
基体10(基部12、側壁14)には例えば鉄、鉄合金、若しくは銅などの金属材料、AlN、SiC,若しくはSiNなどのセラミック材料、又はこれらの材料を組み合わせた材料を用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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