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公開番号
2025069380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-30
出願番号
2025017404,2022509575
出願日
2025-02-05,2020-08-13
発明の名称
変更されたビットストリームを生成および処理する方法およびデバイス
出願人
ドルビー ラボラトリーズ ライセンシング コーポレイション
,
ドルビー・インターナショナル・アーベー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10L
19/00 20130101AFI20250422BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】メディアコンテンツに並列して、イアコン/システム音を同時に処理できるビットストリームを生成する方法を提供する。
【解決手段】受信器と埋め込み器とを備えるソースデバイスにおける変更されたビットストリームを生成する方法は、受信器によって、符号化メディアデータを含むビットストリームを受信するステップと、埋め込み器によって付加メディアデータのペイロードを生成し、ペイロードをビットストリーム中に埋め込むことによって、埋め込み器からの出力として、符号化メディアデータおよび付加メディアデータのペイロードを含む、変更されたビットストリームを取得するステップと、変更されたビットストリームをシンクデバイスに出力するステップとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受信器および埋め込み器を備えるソースデバイスによって、MPEG-D USACベースの変更されたビットストリームを生成する方法であって、
a)前記受信器によって、符号化メディアデータを含むビットストリームを受信するステップと、
b)前記埋め込み器によって、付加オーディオデータのペイロードを生成し、前記ペイロードを前記ビットストリーム中に埋め込むことによって、前記埋め込み器からの出力として、前記符号化メディアデータおよび前記付加オーディオデータの前記ペイロードを含む、変更されたビットストリームを取得するステップであって、生成された前記ペイロードは、前記ペイロードを前記ビットストリーム中でUSAC型ビットストリーム拡張機構を介して搬送することによって前記ビットストリーム中に埋め込まれ、前記USAC型ビットストリーム拡張機構は、一意の識別子を含むUSAC型ビットストリーム拡張要素、または配列拡張要素であり、前記付加オーディオデータは、非圧縮オーディオデータである、ステップと、
c)前記変更されたビットストリームをシンクデバイスに出力するステップと、
を含む方法。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
ステップb)は、前記付加オーディオデータについての情報を生成し、前記情報を前記ビットストリーム中に埋め込むことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
生成される前記情報は、前記付加オーディオデータの構成についての情報、前記付加オーディオデータが前記変更されたビットストリーム中に存在することについての情報、デフォルトのラウドネス値についての情報、遅延アラインメントのための値についての情報、遅延適合化についての情報、パニングについての情報、および前記付加オーディオデータのタイプについての情報のうちの1つ以上を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
ステップb)は、前記符号化メディアデータと前記付加オーディオデータとの間の相対
ゲインに関する情報を生成し、前記相対ゲインに関する情報を前記ビットストリーム中に埋め込むことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
生成された前記情報および/または生成された前記相対ゲインに関する情報は、生成された前記情報および/または生成された前記相対ゲインに関する情報を前記ビットストリーム中で前記USAC型ビットストリーム拡張機構を介して搬送することによって、前記ビットストリーム中に埋め込まれる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ステップc)において、前記変更されたビットストリームは、Bluetooth接続を介して前記シンクデバイスに出力される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
受信器と、ビットストリームパーサと、コアデコーダと、ミキサとを備えるシンクデバイスによって、MPEG-D USACベースの変更されたビットストリームを処理する方法であって、
a)前記受信器によって、符号化メディアデータ、付加オーディオデータのペイロード、およびUSAC型ビットストリーム拡張機構を含む、変更されたビットストリームを受信するステップであって、前記USAC型ビットストリーム拡張機構は、一意の識別子を含む新たなUSAC型ビットストリーム拡張要素、または配列拡張要素であり、かつ、前記付加オーディオデータは、非圧縮オーディオデータである、ステップと、
b)前記ビットストリームパーサによって、前記変更されたビットストリームを解析して前記符号化メディアデータおよび前記付加オーディオデータの前記ペイロードを得るステップであって、前記解析は、前記変更されたビットストリーム中の前記USAC型ビットストリーム拡張機構を特定することに基づく、ステップと、
c)前記コアデコーダによって、前記符号化メディアデータをコア復号して、コア復号されたメディアデータを取得するステップと、
d)前記ミキサによって、前記コア復号されたメディアデータおよび前記付加オーディオデータをミキシングして、出力信号を取得するステップと、
e)前記出力信号を出力するステップと、
を含む方法。
【請求項8】
前記変更されたビットストリームは、前記付加オーディオデータについての情報をさらに含み、前記方法は、ステップa)の後かつステップb)の前に、前記情報に基づいて、前記変更されたビットストリームを処理するステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記情報は、前記付加オーディオデータの構成についての情報、前記付加オーディオデータが前記変更されたビットストリーム中に存在することについての情報、デフォルトのラウドネス値についての情報、遅延アラインメントのための値についての情報、遅延適合化についての情報、パニングについての情報、および前記付加オーディオデータのタイプについての情報のうちの1つ以上を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記変更されたビットストリームは、前記符号化メディアデータと前記付加オーディオデータとの間の相対ゲインに関する情報をさらに含み、ステップd)における前記コア復号されたメディアデータおよび前記付加オーディオデータのミキシングは、前記相対ゲインに関する情報に基づく、請求項7に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願への相互参照
本願は、2019年8月15日付け出願の米国仮特許出願第62/887,111号、および2019年8月15日付け出願の欧州特許出願第19191919.0号に基づく優先権を主張するものであり、各出願の開示内容を全て本願に援用する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【0002】
本開示は、概括的には、変更された(modified)ビットストリームを生成する方法およびソースデバイスに関し、より詳細には、付加されるメディアデータのペイロードを、符号化されたメディアデータを含むビットストリームの中に埋め込むことによって、変更されたビットストリームを生成することに関する。本開示はまた、当該変更されたビットストリームを処理する方法およびシンクデバイスに関する。
【0003】
いくつかの実施形態が本明細書において特にその開示を参照して説明されるが、本開示がそのような使用分野に限定されず、より広い状況において適用可能であることが理解される。
【背景技術】
【0004】
本開示全体における背景技術のいずれの記載も、そのような技術が広く知られているとか、あるいは当該分野において一般常識の一部をなしていると認めるものであるとは、決して考えられるべきでない。
【0005】
近年、AACファミリーベースのコーデックをBluetooth(BT)エコシステムの一部として確立することが検討されてきた。この状況において、Bluetooth
SIGは、例えば、移動型デバイス(BTソース(source))上で受信されたビットストリームを、接続されたスピーカシステム(BTシンク(sink))にパススルー(pass-through)することを要求するような使用事例を定義し得る。BTエンドポイント全体においてサービスから使用されるデータフォーマットは符号化されたオーディオであり得るので、イアコン(earcon)および/またはシステム音を移動型デバイスからBTスピーカに伝える簡単な方法はない。そのようなイアコンには、着信音、メール通知音、打鍵(key-press)音などが含まれ得る。
【0006】
現在利用されているシステムにおいて、サービスから受信したオーディオは、通常、デバイス内で非圧縮ドメイン(PCM)に復号される。非圧縮ドメインにおいて、オーディオは、変更および/またはミキシングすることができる。パススルー動作モードが有効である場合、BTソースデバイス上で、BTソースからBTシンクに転送されるエクスペリエンス(experience)にシステム音を有効化および/またはミキシングすることが容易にはできない場合がある。
【0007】
なおもパススルーを有効にすることによってこの制約を克服する1つの可能性は、両方のデバイス間にさらなるリンクを開設することであろう。しかし、このセットアップは、機能するためにBluetoothコーデックのさらなるリンクおよびエンコーダ-デコーダ対が必要であるという短所を有する。これは、不必要なさらなるシステム複雑性を伴い、かつ、BTソースおよびシンクデバイスの両方にさらなる計算複雑性を負担させ、バッテリにも負担をかけ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、ビットストリームを介して、特にMPEG-D USACベースのビットストリームを介して、メディアコンテンツに並列して、イアコンおよび/またはシステム音を同時に生成および処理することが従来から必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の側面によると、変更されたビットストリームをソースデバイスによって生成する方法が提供される。ソースデバイスは、受信器と、埋め込み器とを備え得る。当該方法は、a)受信器によって、符号化メディアデータを含むビットストリームを受信するステップを含み得る。当該方法は、b)埋め込み器によって、付加メディアデータのペイロードを生成し、当該ペイロードをビットストリーム中に埋め込むことによって、埋め込み器からの出力として、符号化メディアデータおよび付加メディアデータのペイロードを含む、変更されたビットストリームを取得するステップをさらに含み得る。さらに、当該方法は、c)変更されたビットストリームをシンクデバイスに出力するステップを含み得る。
【0010】
提案のように構成されることで、本方法は、符号化メディアデータを含み、かつ、ソースデバイス(例えば、移動型電話などのBluetoothソースデバイス)によって、シンクデバイス(例えば、BluetoothラウドスピーカなどのBluetoothシンクデバイス)に対してパススルーされるビットストリームの中に、システム音またはイアコンを挿入することを可能にする。これにより、ソースデバイスおよびシンクデバイスとの間にさらなる接続を確立する必要なく、かつ、符号化メディアデータを復号および再符号化する必要なく、システム音/イアコンをシンクデバイスに渡すことが可能になる。さらに、本方法は、システム音/イアコンおよび符号化メディアデータを同時に処理することを可能にする。
(【0011】以降は省略されています)
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