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公開番号2025013223
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024106552
出願日2024-07-02
発明の名称軸力推定装置
出願人国立大学法人埼玉大学,株式会社バンガードシステムズ
代理人弁理士法人レクシード・テック
主分類G01L 5/00 20060101AFI20250117BHJP(測定;試験)
要約【課題】小型のねじにも適用可能な、予め学習した判断基準によってねじ締結時の軸力を推定する軸力推定装置を提供する。
【解決手段】電動工具に関する実測データを取得するデータ取得手段11と、データ取得手段11によって取得された前記実測データを基に、予め学習した判断基準によって、前記電動工具によるねじ締結時の軸力を推定する軸力推定手段12と、を含むことを特徴とする軸力推定装置1。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
電動工具に関する実測データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段によって取得された前記実測データを基に、予め学習した判断基準によって、前記電動工具によるねじ締結時の軸力を推定する軸力推定手段と、
を含むことを特徴とする軸力推定装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記実測データは、ねじ締付トルク、及び、ねじ締付押し当て力の時系列データを含むことを特徴とする請求項1記載の軸力推定装置。
【請求項3】
前記実測データは、さらに、電動工具本体振動、及び、被締結体振動の時系列データを含むことを特徴とする請求項2記載の軸力推定装置。
【請求項4】
前記データ取得手段は、加速度ピックアップを含み、
前記電動工具本体振動、及び、前記被締結体振動の時系列データは、それぞれ、前記加速度ピックアップを用いて、前記電動工具本体の軸方向(z方向)、前記軸方向と垂直な左右方向(x方向)及び奥行き方向(y方向)の3方向についての加速度データとして取得されることを特徴とする請求項3記載の軸力推定装置。
【請求項5】
前記データ取得手段は、さらに、前記電動工具に関する属性データを取得し、
前記軸力推定手段は、前記データ取得手段によって取得された前記属性データ及び前記実測データを基に、予め学習した判断基準によって、前記電動工具によるねじ締結時の軸力を推定することを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の軸力推定装置。
【請求項6】
前記属性データは、前記電動工具に設定したねじ締付トルク、回転数、及び、ねじ締付押し当て力を含むことを特徴とする請求項5記載の軸力推定装置。
【請求項7】
電動工具と、軸力推定装置とを含み、
前記軸力推定装置は、請求項1~6のいずれか一項に記載の軸力推定装置であることを特徴とするねじ締結システム。
【請求項8】
呼び長さが1mm以上のねじに適用されることを特徴とする請求項7記載のねじ締結システム。
【請求項9】
電動工具に関する実測データを取得するデータ取得工程と、
前記データ取得工程において取得された前記実測データを基に、予め学習した判断基準によって、前記電動工具によるねじ締結時の軸力を推定する軸力推定工程と、
を含むことを特徴とする軸力推定方法。
【請求項10】
請求項9記載の軸力推定方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軸力推定装置、ねじ締結システム、軸力推定方法、プログラム及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ねじ締結時の軸力を測定する技術として、ねじの頭部から軸方向に設けた穴の内部に配置したひずみゲージを用いる方法が提案されている(特許文献1及び2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-202688号公報
特開平6-347349号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術は、ねじにひずみゲージを配置するための穴を設ける必要があることから、小型のねじへの適用が困難である。また、機械学習等で得た判断基準によってねじ締結時の軸力を推定する技術は、これまでなかった。
【0005】
そこで、本発明は、小型のねじにも適用可能な、予め学習した判断基準によってねじ締結時の軸力を推定する軸力推定装置、ねじ締結システム、軸力推定方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明の軸力推定装置は、
電動工具に関する実測データを取得するデータ取得手段と、
前記データ取得手段によって取得された前記実測データを基に、予め学習した判断基準によって、前記電動工具によるねじ締結時の軸力を推定する軸力推定手段と、
を含むことを特徴とする。
【0007】
本発明のねじ締結システムは、
電動工具と、軸力推定装置とを含み、
前記軸力推定装置は、本発明の軸力推定装置であることを特徴とする。
【0008】
本発明の軸力推定方法は、
電動工具に関する実測データを取得するデータ取得工程と、
前記データ取得工程において取得された前記実測データを基に、予め学習した判断基準によって、前記電動工具によるねじ締結時の軸力を推定する軸力推定工程と、
を含むことを特徴とする。
【0009】
本発明のプログラムは、本発明の軸力推定方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0010】
本発明の記録媒体は、本発明のプログラムを記録していることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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