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公開番号2024180649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-26
出願番号2024184070,2024079708
出願日2024-10-18,2022-03-01
発明の名称ゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラム
出願人株式会社ポケモン
代理人個人
主分類A63F 13/79 20140101AFI20241219BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ユーザが起床することを楽しみにして睡眠できるゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラムを提供する。
【解決手段】ゲームシステム1は、ユーザの睡眠情報を受け付ける睡眠情報受付部16と、睡眠前のユーザの操作に応じ、フィールドに設置可能であり、パラメータが対応付けられたオブジェクトの設定を受け付ける設置受付部14と、少なくともユーザの睡眠情報とオブジェクトのパラメータとに基づいてフィールドに表示するキャラクタである表示キャラクタを決定するキャラクタ決定部17と、フィールドに設置されたオブジェクトと表示キャラクタとを含むフィールドの状況を示す表示画像を生成する画像生成部24と、ユーザの起床後、表示画像を出力する出力部28とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
プロセッサとメモリとを備え、睡眠に関する情報を利用するゲームの制御を行うコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記プログラムは、前記プロセッサに、
就寝タイミングでのユーザの第１の操作に応じて、開始時刻の情報を取得するステップと、
前記第１の操作の後、起床タイミングでの前記ユーザの第２の操作に応じて、終了時刻の情報を取得するステップと、
前記開始時刻の情報及び前記終了時刻の情報を取得したことにより前記ゲーム内の所定のゲーム処理を実行し、前記開始時刻の情報及び前記終了時刻の情報に基づいて、前記ゲーム内のフィールドに出現する出現キャラクタを出現させるステップと、
前記開始時刻から前記終了時刻までに含まれる所定の時刻を、前記出現キャラクタの出現時刻とするステップと、
前記出現キャラクタを含み、前記出現時刻の情報を含む所定長の動画を生成するステップと、
前記終了時刻の情報を取得した後に、前記動画を出力するステップと
を実行させるプログラム。
続きを表示（約 500 文字）【請求項２】
前記出現キャラクタを出現させるステップが、前記フィールドに対応する前記出現キャラクタを出現させる請求項１に記載のプログラム。
【請求項３】
前記出現キャラクタを出現させるステップが、前記開始時刻の情報及び前記終了時刻の情報に基づく睡眠時間に応じ、出現する前記出現キャラクタの数を決定する請求項１に記載のプログラム。
【請求項４】
前記動画を生成するステップが、前記出現キャラクタを含む前記フィールドの状況を示す動画を生成する請求項１に記載のプログラム。
【請求項５】
請求項１から請求項４のいずれか１項に係る発明において実行されるすべてのステップを実行する手段を備えるゲームシステム。
【請求項６】
プロセッサと、メモリとを備えるコンピュータに実行される方法であって、前記プロセッサが、請求項１から請求項４のいずれか１項に係る発明において実行されるすべてのステップを実行する方法。
【請求項７】
請求項１から請求項４のいずれか１項に係る発明において実行されるすべてのステップを実行する手段を備えるサーバ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラムに関する。特に、本発明は、ユーザの睡眠に関する情報を用いるゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラムに関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、アプリケーションを実行する情報処理システムであって、ユーザの睡眠に関する情報を算出するためのユーザ情報を取得する取得手段と、取得されたユーザ情報に基づいてユーザの睡眠に関する状態を判別する睡眠判別手段と、アプリケーションにおける所定の情報処理を、ユーザの睡眠に関する状態に連動させて実行する処理実行手段とを備える情報処理システムが知られている（例えば、特許文献１参照）。特許文献１に記載の情報処理システムによれば、ユーザの健康に関する情報を測定するシステムにおけるユーザの操作を簡略化することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
国際公開第２０１６／０２１２３５号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、特許文献１に記載の情報処理システムにおいては、ユーザの健康情報に基づいて所定の処理を実行することができるものの、例えば、ユーザの健康情報の詳細を提示する前提としてユーザを覚醒させるため、起床時のユーザにミニゲームを実行させることを要する。つまり、特許文献１に記載の情報処理システムにおいては、ユーザにとっては受動的な作用によってユーザは覚醒することになる。したがって、特許文献１に記載の情報処理システムにおいては、ユーザが心躍らせながら朝起床するということは実現困難である。
【０００５】
したがって、本発明の目的は、ユーザが起床することを楽しみにして睡眠できるゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、上記目的を達成するため、プロセッサとメモリとを備え、睡眠に関する情報を利用するゲームの制御を行うコンピュータに実行させるためのプログラムであって、プログラムは、プロセッサに、就寝タイミングでのユーザの第１の操作に応じて、開始時刻の情報を取得するステップと、第１の操作の後、起床タイミングでのユーザの第２の操作に応じて、終了時刻の情報を取得するステップと、開始時刻の情報及び終了時刻の情報を取得したことによりゲーム内の所定のゲーム処理を実行し、開始時刻の情報及び終了時刻の情報に基づいて、ゲーム内のフィールドに出現する出現キャラクタを出現させるステップと、開始時刻から終了時刻までに含まれる所定の時刻を、出現キャラクタの出現時刻とするステップと、出現キャラクタを含み、出現時刻の情報を含む所定長の動画を生成するステップと、終了時刻の情報を取得した後に、動画を出力するステップとを実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明に係るゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラムによれば、ユーザが起床することを楽しみにして睡眠できるゲームシステム、ゲーム方法、及びゲームプログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本実施形態に係るゲームシステムの概要図である。
本実施形態に係るゲームシステムの機能構成ブロック図である。
本実施形態に係るゲームシステムが備える格納ユニットの機能構成ブロック図である。
本実施形態が備える各格納部のデータ構成の図である。
本実施形態に係るゲームシステムにおける処理のフロー図である。
本実施形態に係る画像生成部が生成する動画の図である。
本実施形態に係る画像生成部及びヒント生成部が生成する動画の図である。
本実施形態に係るゲームシステムにおける処理のフロー図である。
本実施形態に係るキャラクタの一覧を表示する図である。
本実施形態に係る動画選択画面、及び画像選択画面の図である。
ユーザが覚醒中におけるゲームシステムのフロー図である。
本実施形態に係る移動制御部の制御処理のフロー図である。
本実施形態の変形例に係るゲームシステムの機能構成ブロックの一部の図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
［実施の形態］
＜ゲームシステム１の概要＞
本実施形態に係るゲームシステム１は、ゲーム内のマップに含まれる複数のフィールドそれぞれに様々なキャラクタがユーザの睡眠情報を用いて出現し、出現したキャラクタがユーザにとって興味深い姿勢をとり、その様子を動画若しくは静止画として出力及び／又は記録可能なゲームシステムである。ゲームシステム１においてユーザは、起床後、当該動画若しくは当該静止画を観察できる。
【００１０】
例えば、ユーザは、ゲーム内でユーザを表すユーザキャラクタを操作し、ゲーム内のマップの所望のフィールドにメインキャラクタと共に移動（旅）する。そして、ゲームシステム１は、ユーザの指示を受け付けて、移動先のフィールドに所定のオブジェクト（例えば、所定のアイテムやゲーム内でユーザキャラクタをサポートするサポートキャラクタ等）を設置若しくは配置する。そして、ユーザは就寝する。ここで、キャラクタにはキャラクタの特徴を表すキャラクタタイプが対応付けられ、フィールドには当該フィールドの特徴に応じて当該フィールドに出現しやすいキャラクタのキャラクタタイプが対応付けられている。また、オブジェクトには所定のパラメータが対応付けられている。更に、キャラクタにはフィールド内での所定の動作の実行に最低限必要な所定のパラメータが対応付けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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