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公開番号
2024166215
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024151570,2022086022
出願日
2024-09-03,2019-02-01
発明の名称
繊維強化複合材料並びに同繊維強化複合材料の形成方法及び使用方法
出願人
アーライト、インコーポレイテッド.
代理人
個人
主分類
D02J
1/18 20060101AFI20241121BHJP(糸;糸またはロープの機械的な仕上げ;整経またはビーム巻き取り)
要約
【課題】本発明は、繊維強化複合材料並びに同繊維強化複合材料の形成方法及び使用方法を開示する。
【解決手段】1又は複数の炭素繊維束群を垂直方向に分割してそれぞれ1又は複数の高さに配置し、それぞれの群の中の前記炭素繊維束を開繊することと、前記1又は複数の炭素繊維束群をそれぞれの高さで、固定化物質と共に、且つ、商業用炭素繊維製造工程に則して固定化してテープ形態に保持することと、を含む方法を提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
1又は複数の炭素繊維束群を垂直方向に分割してそれぞれ1又は複数の高さに配置し、それぞれの群の中の前記炭素繊維束を開繊することと、
前記1又は複数の炭素繊維束群をそれぞれの高さで、固定化物質と共に、且つ、商業用炭素繊維製造工程に則して固定化してテープ形態に保持することと、
を含む方法。
続きを表示(約 600 文字)
【請求項2】
前記炭素繊維製造工程とは別の工程で前記テープ形態にマトリックス樹脂を浸み込ませてプリプレグを形成することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記1又は複数の炭素繊維束群が第1炭素繊維束と第2炭素繊維束を含む第1炭素繊維束群及び第3炭素繊維束と第4炭素繊維束を含む第2炭素繊維束群を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1炭素繊維束と第2炭素繊維束が前記垂直分割工程の前に相互に隣接していない、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第1炭素繊維束と第2炭素繊維束が前記垂直分割工程の前に相互に隣接している、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記垂直分割工程が表面処理の間、又はその前に開始される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記垂直分割工程がサイジング剤塗布の間、又はその前に開始される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記固定化物質がサイジング剤である、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
1又は複数の結合剤がサイジング剤に組み込まれて前記テープ形態を固定化する、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記固定化物質が含浸剤である、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は繊維強化複合材料並びに同繊維強化複合材料の形成方法及び使用方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【0002】
[関連出願の相互参照]
本出願は2018年3月6日に出願された米国特許仮出願番号第62/639409号の利益を要求して2019年2月1日に出願された国際出願番号第PCT/US2019/016280の米国国内移行出願であって、2020年9月2日に出願された米国特許出願番号第16/977562(現在は放棄済)からの継続出願であり、2021年1月15日に出願された米国特許出願番号第17/150572の特許出願の開示全体を参照により援用する。
【背景技術】
【0003】
繊維強化複合材料は一般的に樹脂と強化用繊維を含む。多くの場合にこの樹脂と強化用繊維は、これらの構成要素が組み合わさったときに繊維強化複合材料がその樹脂と強化用繊維との中間の特性を有するように異なる特質を有する。例えば、この樹脂は強度が比較的に低くてもよいが比較的に高い伸長特性を有してもよく、一方でこの強化用繊維は強度が比較的に高くてもよいが比較的に脆くてもよい。複合材料に由来する部材はこの樹脂よりも高い強度を有し、また一方でこの強化用繊維と比べて比較的に頑丈である場合がある。
【発明の概要】
【0004】
1つの実施形態では繊維強化複合材料の形成方法を開示する。この方法は2本以上の炭素繊維束を(a)固定化樹脂と共に、且つ、(b)商業用炭素繊維製造工程に則して固定化してテープ半製品を形成すること、及び前記炭素繊維製造工程とは別の工程でこのテープ半製品にマトリックス樹脂を浸み込ませてプリプレグを形成することを含む。
【0005】
別の実施形態では繊維強化複合材料の形成方法を開示する。この方法は12K以上のフィラメント数と1,000フィラメント/mm以下のフィラメント密度を有する炭素繊維束を(a)固定化物質と共に、且つ、(b)商業用炭素繊維製造工程に則して固定化してテープ半製品を形成すること、及び前記炭素繊維製造工程とは別の工程でこのテープ半製品にマトリックス樹脂を浸み込ませて繊維強化複合材料を形成することを含む。
【0006】
さらに別の実施形態では繊維強化複合材料の形成方法を開示する。この方法は1又は複数の炭素繊維束群を垂直方向に分割してそれぞれ1又は複数の高さに配置すること、前記1又は複数の炭素繊維束群をそれぞれの高さで(a)固定化樹脂と共に、且つ、(b)商業用炭素繊維製造工程に則して固定化して1又は複数のテープ半製品を形成すること、及び前記炭素繊維製造工程とは別の工程で前記1又は複数のテープ半製品にマトリックス樹脂を浸み込ませてプリプレグを形成することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態に従う炭素繊維製造工程の模式的側面図を示す図である。
【0008】
第1の実施形態に従う炭素繊維製造工程の模式的上面図を示す図である。
【0009】
第1の実施形態に従う炭素繊維の垂直方向分割工程の模式的で断片的な斜視図を示す図である。
【0010】
第2の実施形態に従う炭素繊維製造工程の模式的側面図を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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