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公開番号
2024163233
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024151658,2023138883
出願日
2024-09-03,2019-06-28
発明の名称
情報処理装置、及び情報処理プログラム
出願人
株式会社MIXI
代理人
主分類
A63F
13/87 20140101AFI20241114BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】ゲームの視聴者が応援により主体的にゲームの展開に影響を与えることが可能な情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】サーバ16は、第1,第2プレイヤ端末14a,14b及び複数の視聴者端末15a~15cと、通信ネットワーク11を介して接続する。サーバ16は、応援情報取得部36と、制御部37とを備える。応援情報取得部36は、ゲームのプレイ画像を表示する視聴者端末15a~15cから、プレイ中のゲームのプレイヤに対する応援情報を取得する。制御部37は、応援情報に基づいて設定される期間、ゲームを展開する展開要素に変化を与える変化付与処理を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ゲームのプレイ画像を表示する複数の端末から、プレイ中の前記ゲームのプレイヤに対する応援情報を取得する応援情報取得部と、
前記応援情報に基づいて設定される期間、前記ゲームを展開する展開要素に変化を与える変化付与処理を行う制御部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記応援情報に基づいて、前記期間または前記変化を与える前記展開要素の少なくとも一方を制御する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記ゲームに設定された応援期間に取得した前記応援情報に基づいて、前記応援期間に対応するタイミングで、前記変化付与処理を行う請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記展開要素は、前記ゲームの所定のパラメータであり、
前記制御部は、前記応援情報に基づいて前記所定のパラメータの変化の大きさを制御する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記応援情報取得部は、前記ゲームの第1プレイヤに対する第1応援情報を取得し、
前記制御部は、前記第1プレイヤ、または前記第1プレイヤとともに前記ゲームをプレイする第2プレイヤに対し、前記ゲームを展開する展開要素に変化を与える請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記応援情報取得部は、前記第2プレイヤに対する第2応援情報を取得し、
前記制御部は、前記第1応援情報と前記第2応援情報との比較に基づいて、前記第1プレイヤまたは前記第2プレイヤのいずれかが有利となるように、前記ゲームを展開する展開要素に変化を与える請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記第1応援情報と前記第2応援情報とを定量的に比較した画像を前記複数の端末に提供する請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
ゲームのプレイ画像を表示する複数の端末から、プレイ中の前記ゲームのプレイヤに対する応援情報を取得する応援情報取得ステップと、
取得された前記応援情報に基づいて設定される期間、前記ゲームを展開する展開要素に変化を与える変化付与処理を行う制御ステップと、
を、コンピュータに実行させる情報処理プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
通信ネットワークを用いてゲームのプレイ画像を配信し、そのプレイ画像を端末で視聴するゲーム視聴形態がある。近年では、コンピュータゲームを競技ととらえたeスポーツ(エレクトロニックスポーツ)も広く認識されてきており、プレイ画像の視聴が楽しまれている。
【0003】
ゲームのプレイ画像を視聴することの魅力を高めることを目的として、例えば特許文献1には、ゲームで使用することで所与の効果を発揮する所与のオブジェクトを使用してゲ
ームをプレイするプレイ画像を、視聴者の視聴者端末に表示させるための情報を提供するコンピュータシステムが記載されている。このコンピュータシステムは、援助制御手段と特定付与手段とを備える。援助制御手段は、視聴者から競技者へオブジェクトを付与することで競技者を援助する援助指示を視聴者端末から受け付けて、援助に係る上記オブジェクトを競技者へ付与する。特典付与制御手段は、競技者による上記オブジェクトの使用の有無に基づいて、上記オブジェクトを付与した視聴者及び/又は競技者に特典を付与する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-171283号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のコンピュータシステムは、視聴者から競技者に付与されたオブジェクトの使用タイミングは競技者に委ねられており、視聴者がゲームに与える影響は限定的である。
【0006】
そこで、本発明は、ゲームの視聴者が応援により主体的にゲームの展開に影響を与えることが可能な情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の情報処理装置は、応援情報取得部と、制御部とを備える。応援情報取得部は、ゲームのプレイ画像を表示する複数の端末から、プレイ中のゲームのプレイヤに対する応援情報を取得する。制御部は、応援情報に基づいて設定される期間、ゲームを展開する展開要素に変化を与える変化付与処理を行う。
【0008】
制御部は、応援情報に基づいて、上記期間または上記の変化を与える展開要素の少なくとも一方を制御することが好ましい。
これにより、ゲームの視聴者が応援により主体的にゲームの展開に影響を与えることが可能となる。
【0009】
制御部は、ゲームに設定された応援期間に取得した応援情報に基づいて、応援期間に対応するタイミングで、変化付与処理を行うことが好ましい。
これにより、ゲームの視聴者の応援により、ゲームの展開を変化させるタイミングを認識しやすくなる。また、応援期間に多くの応援を送ることで、特定のタイミングでゲームに与える影響をより大きくすることができる。そのため、視聴者にとっては応援するプレイヤとの一体感が増して感じられ、プレイへ関与したという感情もわきやすい。
【0010】
展開要素は、ゲームの所定のパラメータであり、制御部は、応援情報に基づいて所定のパラメータの変化の大きさを制御することが好ましい。
このように、ゲームの視聴者の応援によって制御されるパラメータが定められているため、ゲームの視聴者も戦略的に応援を送ることで、応援するプレイヤに有利となるようにゲームの展開が進行するようにプレイヤを支援できる。
(【0011】以降は省略されています)
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