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公開番号2024127928
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2024107014,2023099174
出願日2024-07-02,2022-10-28
発明の名称画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G16H 30/00 20180101AFI20240912BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】機械モデルを用いて得られた解析結果に対する信頼感をより向上させる。
【解決手段】画像生成装置(3)は、対象者を撮像した医用画像を解析する機械モデル(601)から出力された解析結果(41)と、医用画像内の領域であって、解析結果が出力される過程で着目された着目領域に関する着目領域情報(42)とを取得する取得部(32)と、着目領域情報に基づいて医用画像を変更した表示画像を生成する画像生成部(31)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
対象者の骨が写るX線画像を含む入力情報から機械モデルに基づいて出力された骨の状態に関する解析結果と、前記X線画像の少なくとも一部であるセグメンテーションされた領域を少なくとも一部に含む着目領域に関する着目領域情報とを取得する取得部と、
前記着目領域情報に基づいて前記X線画像を変更した表示画像を生成する画像生成部と、を備え、
前記表示画像は、前記解析結果と、前記着目領域情報とを、1つの画面に表示する表示画像である、画像生成システム。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記表示画像は、前記機械モデルに入力した前記X線画像に対して、前記着目領域情報が追加された加工画像を含む、請求項1に記載の画像生成システム。
【請求項3】
前記着目領域は、前記X線画像がセグメンテーションされた領域の全てを含む、請求項1に記載の画像生成システム。
【請求項4】
前記着目領域情報がヒートマップで示される、請求項1に記載の画像生成システム。
【請求項5】
前記加工画像は、前記着目領域情報が重畳された画像である、請求項2に記載の画像生成システム。
【請求項6】
前記画像生成部は、前記X線画像と前記加工画像が並列した前記表示画像を生成する、請求項2に記載の画像生成システム。
【請求項7】
前記X線画像と前記加工画像が操作により入れ替え可能である、請求項2に記載の画像生成システム。
【請求項8】
前記機械モデルは、前記対象者の骨の状態に関する推定を行うモデルであり、
前記X線画像は、前記対象者の骨が写っている画像であり、
前記解析結果は、前記対象者の骨の状態に関する推定結果を含む、請求項1に記載の画像生成システム。
【請求項9】
前記表示画像は、前記解析結果と前記着目領域情報とがそれぞれ異なる態様のヒートマップで示される、請求項8に記載の画像生成システム。
【請求項10】
前記推定結果は、前記対象者の骨折部位を推定した結果、および、該対象者が骨折する可能性、のうち少なくともいずれかである、請求項8に記載の画像生成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像生成装置、画像生成方法、画像生成プログラム及び記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、被験者のレントゲン画像のデータとレントゲン画像が撮影されたときの被験者の年齢の情報とを用いて、レントゲン画像のデータから得られた特徴量と被験者の年齢との対応を示すレントゲン年齢推定モデルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-148729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年は、学習済の機械モデルを用いてさまざまな画像を解析することが行われている。しかし、機械モデルを用いて得られた解析結果は、その根拠がわからないことが多い。本開示の目的は、機械モデルを用いて得られた解析結果に対する信頼感をより向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る画像生成装置は、対象者を撮像した医用画像を解析する機械モデルから出力された解析結果と、前記医用画像内の領域であって、前記解析結果が出力される過程で着目された着目領域に関する着目領域情報とを取得する取得部と、前記着目領域情報に基づいて前記医用画像を変更した表示画像を生成する画像生成部と、を備える。
【0006】
本開示の一態様に係る画像生成方法は、対象者を撮像した医用画像を解析する機械モデルから出力された解析結果と、前記医用画像内の領域であって、前記解析結果が出力される過程で着目された着目領域に関する着目領域情報とを取得する取得ステップと、前記着目領域情報に基づいて前記医用画像を変更した表示画像を生成する画像生成ステップと、を含む。
【0007】
本開示の各態様に係る画像生成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記画像生成装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記画像生成装置をコンピュータにて実現させる画像生成装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、機械モデルを用いて得られた解析結果に対する信頼感をより向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施形態1に係る画像生成装置の構成を示すブロック図である。
実施形態1に係る画像表示方法S1の流れを示すフローチャートである。
実施形態1に係る表示画像の一例を示す模式図である。
本開示の実施形態2に係る画像遠隔解析システムの構成を示すブロック図である。
ユーザが入力するためのブラウザ画像の一例を示す模式図である。
骨密度解析を依頼するX線画像データの一例を示す模式図である。
解析結果送信部が送信する解析結果のブラウザ画像の一例を示す模式図である。
図7に示す表示画像に導出根拠データを追加したブラウザ画像の一例を示す模式図である。
図8に示す領域503の画像の拡大模式図である。
現時点及び将来における患者の骨折の虞を表示するブラウザ画像の一例を示す模式図である。
図10に示す表示画像に導出根拠データを追加したブラウザ画像の一例を示す模式図である。
細胞病理解析結果とその導出根拠データを追加した表示画像の一例を示す模式図である。
スクロールして表示画像を1つの画面に表示する例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本開示の実施形態1に係る画像生成装置3の構成を示すブロック図である。画像生成装置3は、医用画像を解析する機械モデルから解析結果が出力される過程で着目された着目領域に関する着目領域情報に基づいて、解析結果の根拠を含むように医用画像を変更した表示画像を生成する装置である。画像生成装置3は、通信部50を介して、解析装置60、表示装置70との間で情報通信可能である。解析装置60は、機械モデル601を備える。機械モデル601は、例えば、画像及び数値の少なくとも1つを解析する、学習済(trained)の機械モデルである。表示装置70は、例えば、機械モデル601が解析した結果を表示する。
(【0011】以降は省略されています)

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