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公開番号2024091202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2023018810
出願日2023-02-10
発明の名称金属イオン生成方法
出願人個人,個人,個人,個人
代理人個人
主分類C01B 32/05 20170101AFI20240627BHJP(無機化学)
要約【課題】従来技術の上記問題点を解消し、金属電子の流れを妨害しないように限りなく密接接着して金属電子の流れ導電性を改善向上し金属イオン生成の効率促進を図ることができる金属イオン生成材の製造方法の提供。
【解決手段】電気陰性度が2.4以下でイオン化傾向を持つ金属の多数の粉粒を水分含有の糊状接着剤と混煉する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成る金属イオン生成材の製造方法。


特許請求の範囲【請求項1】
電気陰性度が2.4以下でイオン化傾向を持つ金属の多数の粉,粒,繊維などを水分含有の糊状接着剤や繋ぎ粉剤と混煉する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成ることを特徴とする金属イオン生成材の製造方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
炭素含有率が90%以上の炭素粉を配合した接着剤や繋ぎ粉剤に電気陰性度が2.4以下でイオン化傾向を持つ金属の粉,粒,繊維などを混練する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成ることを特徴とする金属イオン生成材の製造方法。
【請求項3】
炭素含有率が90%以上の炭素粉とケイ素成分を多量に含む籾殻粉又は珪藻土粉を添加した接着剤や繋ぎ粉剤に金属の粉,粒,繊維などを混練する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成ることを特徴とする金属イオン生成材の製造方法。
【請求項4】
金属容器に同種金属の粉粒多量と炭素粉を接着剤又は繋ぎ粉剤に加え撹拌混合する第1工程と、前記撹拌混合済み材を容器に入れ該容器の塗工保護剤の焼成と前記接着剤又は繋ぎ粉剤の炭化を兼ねて加熱する(金属は還元される/焼鈍もされる)第2工程とから成ることを特徴とする金属イオン生成材の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、金属イオン生成材の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の製造方法は、鉄粉を水分含有の糊状接着剤を用いて接合。(特許文献1、2参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4710036号公報
特許第5258171号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術にあって密着接合ではなく、特に、水分や吸湿で時間が経てば鉄が酸化し酸化膜を作り劣化する/水に溶けるクエン酸粉粒を配合すれば溶けて隙間をつくれば溶接性は失われる鉄電子の移動が害される。更に、かんきつ類滓などの不純物の介在はそのまま抵抗物となって鉄電子が流れ難い問題がある。
即ち、従来技術は、鉄粉粒と炭素粉粒の接着接合に糊系接着剤を使った場合の接合接着であって局部電池形成のために接着剤なしで直接密着したり、水分をゼロ無くす工夫の記述も概念も見当たらない。
だから、接合部分が極限まで薄い接着膜で密接.密着した接合とはいえミクロンの間隙が生じ導電性に障害が生まれていた。
しかも接合接着部全てが均一で極限まで薄い接着膜とは限らない。
また、製造に使用する接合接着剤に含まれる水分の介在で酸化反応が起こり発錆し鉄の性状を失い不良導体になる。更に、製造後の保管時に湿気を吸い触れるための酸化で発錆し鉄は性状を少しずつ失うので、2価鉄イオンの生成機能と局部電池形成と生成量は大きく低下する。
【0005】
本発明の解決しようとする課題は、従来技術の上記問題点を解消し、金属と炭素との間の金属電子の流れを妨害しないように限りなく密接接着して金属電子の流れ導電性を改善向上し金属イオン生成の効率促進を図ることができる金属イオン生成材の製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため請求項1記載の金属イオン生成材の製造方法は、
電気陰性度が2.4以下でイオン化傾向を持つ金属の多数の粉,粒,繊維などを水分含有の糊状接着剤や繋ぎ粉剤と混煉する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成ることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の金属イオン生成材の製造方法は、
炭素含有率が90%以上の炭素粉を配合した接着剤や繋ぎ粉剤に電気陰性度が2.4以下でイオン化傾向を持つ金属の粉,粒,繊維などを混練する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成ることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3記載の金属イオン生成材の製造方法は、
炭素含有率が90%以上の炭素粉とケイ素成分を多量に含む籾殻粉又は珪藻土粉を添加した接着剤や繋ぎ粉剤に金属の粉,粒,繊維などを混練する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成ることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4記載の金属イオン生成材の製造方法は、
金属容器に同種金属の粉,粒,繊維など多量と炭素粉を接着剤や繋ぎ粉剤に加え撹拌混合する第1工程と、前記撹拌混合済み材を容器に入れ該容器の塗工保護剤の焼成と前記接着剤や繋ぎ粉剤の炭化を兼ねて加熱する第2工程とから成ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1記載の金属イオン生成材の製造方法では、上述のように、電気陰性度が2.4以下でイオン化傾向を持つ金属の多数の粉,粒,繊維などを水分含有の糊状接着剤や繋ぎ粉剤と混煉する第1工程と、前記混煉済み材を炭化させる第2工程とから成るため、以下の効果が得られる。
即ち、金属と炭素(炭化された糊状接着剤)間は通電導電性を阻害しない密着接合した材だから水液中に没した状態にすると水液を媒体にして金属/炭素(炭化された糊状接着剤)間で電位差が発生し局部電池を形成、金属の電子が炭素へ継続して不可逆的に流れ、炭素に金属電子が満杯になるまで及び/又は金属が完全に金属電子を失うまで奪取され続けるので金属には陽子が残り余って不安定になる。安定化するために金属イオンとなって水液の媒体中に溶出し続ける効果。
(【0011】以降は省略されています)

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