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公開番号2024077026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2022188825
出願日2022-11-28
発明の名称放射線撮像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61B 6/00 20240101AFI20240531BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 放射線発生装置に対して、同期通信を行わず、かつ煩雑な同期ズレを補正する必要なくパルス透視を行うことを目的とする。
【解決手段】 放射線に基づく画像データを生成可能な撮像素子と放射線の照射データを生成可能な検出素子とを有する画素部と、画像データ及び照射データを読み出す読み出し手段と、読み出された画像データを補正処理する画像処理手段と、照射データに基づいて放射線の照射に関する時間を計測する計時手段と、計時結果と画像データの読み出し時間とに基づいて補正処理方法を管理する管理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
放射線に基づく画像データを生成可能な撮像素子と放射線の照射データを生成可能な検出素子とを有する画素部と、
前記画像データ及び照射データを読み出す読み出し手段と、
前記読み出し手段による前記画像データの読み出し時間を制御する駆動制御手段と、
読み出された前記画像データを補正処理する画像処理手段と、
前記照射データに基づいて放射線の照射に関する時間を計測する計時手段と、
前記計時手段の計時結果と前記読み出し手段による前記画像データの読み出し時間とに基づいて前記画像処理手段による補正処理方法を管理する管理手段と
を有することを特徴とする放射線撮像装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記補正処理は、オフセット補正処理であることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
【請求項3】
前記補正処理方法は、固定オフセット処理方法または間欠オフセット補正処理方法であることを特徴とする請求項2に記載の放射線撮像装置。
【請求項4】
前記画素部は前記検出素子を複数有し、前記読み出し手段による前記照射データの読み出しを行う検出素子を選択する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
【請求項5】
前記計時手段は、前記複数の検出素子の照射データの平均値、最大値、最小値のいずれかに基づいて放射線の照射に関する時間を計測することを特徴とする請求項4に記載の放射線撮像装置。
【請求項6】
前記補正処理方法は間欠オフセット処理方法であり、前記駆動制御手段は前記読み出し手段による前記画像データの読み出し動作を所定時間待機させる時間待機処理部を備えることを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。
【請求項7】
ユーザーによる前記補正処理方法の指定を受け付ける方法管理手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮像装置。
【請求項8】
前記補正処理方法は間欠オフセット補正処理であり、前記画像処理手段は、前記読み出し手段が読みだした画像データの補正を該画像データの読み出し前に取得した間欠オフセットデータを用いて補正することを特徴とする請求項3に記載の放射線撮像装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放射線発生装置と同期通信を行うことなく透視をおこなう、放射線撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
放射線発生装置との同期通信を行うことなく静止画撮影を行う装置は存在しており、ユーザーはケーブル長による撮影場所の制限なく撮影を行うことができた。一方で、動画同期通信ケーブル接続は煩雑であり、動画回診車等ではシステムアップの自由度の妨げとなっていた。
【0003】
特許文献1には、放射線発生装置と放射線撮像装置とが無線通信で同期をとり、動画撮影を行うことが記載されている。また、動画撮影中に同期ずれが生じた際の、同期補正方法についても記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-107783
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されているような方法では、同期ずれが生じていないか絶えず確認を行い、同期の補正を行わなければならなかった。
【0006】
そこで、本発明は、放射線発生装置に対して、同期通信を行わず、かつ煩雑な同期ズレ補正をする必要なく、パルス透視による動画撮影を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態に係る放射線撮像装置は、放射線に基づく画像データを生成可能な撮像素子と放射線の照射データを生成可能な検出素子とを有する画素部と、前記画像データ及び照射データを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段による前記画像データの読み出し時間を制御する駆動制御手段と、読み出された前記画像データを補正処理する画像処理手段と、前記照射データに基づいて放射線の照射に関する時間を計測する計時手段と、前記計時手段の計時結果と前記読み出し手段による前記画像データの読み出し時間とに基づいて前記画像処理手段による補正処理方法を管理する管理手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、放射線発生装置に対して、同期通信を行わず、かつ煩雑な同期ズレ補正をする必要なく、パルス透視による動画撮影を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1における放射線撮像システムの構成例を示すブロック図。
図1の放射線撮像システムの放射線検出部の構成例を示すブロック図。
実施例1における第1フレームから第2フレームまでのフローチャート。
実施例1における第1フレームから第2フレームまでのタイミング図。
実施例1における第1フレームから第2フレームまでの他のタイミング図。
実施例2における第1フレームから第2フレームまでのタイミング図。
実施例2における第1フレームから第2フレームまでのフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施例1)
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づき説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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