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公開番号2024046996
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-05
出願番号2022152401
出願日2022-09-26
発明の名称加熱調理器
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類A47J 37/12 20060101AFI20240329BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】少量の油で、食材に油の風味を加えて調理することができる加熱調理器を提供する。
【解決手段】加熱調理器10は、油槽20と、ヒータ50と、少なくとも1つの油保持部35a,35bと、回転部材33と、駆動部30と、食材支持部40とを備える。油槽20は、油52を貯留する。ヒータ50は、油52を加熱する。油保持部35a,35bは、油52を保持する。回転部材33は、油保持部35a,35bに接続される。駆動部30は、回転部材33を回転させる。食材支持部40は、油槽20の上方に配置されている。食材支持部40は、食材48を支持する。駆動部30が回転部材33を回転させることで、油保持部35a,35bが、油槽20内と、食材支持部40の上方とを通過する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
油を貯留する油槽と、
前記油を加熱するヒータと、
前記油を保持する少なくとも1つの油保持部と、
前記油保持部に接続された回転部材と、
前記回転部材を回転させる駆動部と、
食材を支持する食材支持部とを備え、
前記食材支持部は、前記油槽の上方に配置されており、
前記駆動部が前記回転部材を回転させることで、前記油保持部が、前記油槽内と、前記食材支持部の上方とを通過する、加熱調理器。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記油保持部は、前記油槽内を通過する間に、前記油槽に貯留された前記油を保持し、前記食材支持部の上方を通過する間に、前記食材支持部に支持された前記食材へ前記油を落下させる、請求項1に記載の加熱調理器。
【請求項3】
前記油保持部が前記食材支持部の上方を通過する位置と、前記食材支持部との間に配置される油拡散部をさらに備え、
前記油拡散部は、前記油保持部が前記食材支持部の上方で落下させた前記油を受け、受けた前記油を拡散して前記食材へ落下させる、請求項2に記載の加熱調理器。
【請求項4】
前記食材支持部は、網状の部材である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項5】
前記食材支持部は、前記油槽に対して着脱可能に取り付けられる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項6】
前記油保持部の数は、1つ又は2つである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
【請求項7】
前記油保持部の数が2つ以上であり、2つ以上の前記油保持部は、互いに形状の異なる少なくとも2つの前記油保持部を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱調理器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された円形フライヤーにおいては、略円形の油槽内の油が加熱され、食材が油槽内を搬送される。加熱された油の中を食材が搬送されることにより、揚げ物調理が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-20769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された円形フライヤーにおいて、食材は油の中に浸漬した状態で調理される。しかしながら、特許文献1に記載された円形フライヤーで行われているような、食材を油に浸漬させて揚げ物調理を行う調理法(ディープフライ)では、大量の油が必要となる。大量の油が使用されると、調理のためのコストが高くなる。
【0005】
一方、食材に含まれる油脂成分を加熱することにより、油を加えることなく揚げ物に類似した食感の調理物を得る調理法(ノンフライ、エアフライ)が存在する。しかしながら、ノンフライによる調理物は、油の風味が加わっていないため、ディープフライによる調理物とは異なる風味となる。また、油脂成分の含有量が少ない食材に対しては、ノンフライによる調理が困難である。
【0006】
上記の問題点に鑑み、本発明は、少量の油で、食材に油の風味を加えて調理することができる加熱調理器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面の加熱調理器は、油槽と、ヒータと、少なくとも1つの油保持部と、回転部材と、駆動部と、食材支持部とを備える。油槽は、油を貯留する。ヒータは、油を加熱する。油保持部は、油を保持する。回転部材は、油保持部に接続される。駆動部は、回転部材を回転させる。食材支持部は、油槽の上方に配置されている。食材支持部は、食材を支持する。駆動部が回転部材を回転させることで、油保持部が、油槽内と、食材支持部の上方とを通過する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、少量の油で、食材に油の風味を加えて調理することができる加熱調理器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の一例に係る加熱調理器を示す斜視図である。
図1の加熱調理器の蓋部が閉鎖された状態を示す斜視図である。
油槽、回転部材、食材支持部を示す斜視図である。
図2のIV-IV断面図である。
2つの油保持部がそれぞれ油槽内及び食材支持部の上方へと移動した状態を示す断面図である。
油槽から食材支持部が取り外され、食材が油槽内に配置された状態を示す断面図である。
食材支持部の上方に油拡散部が配置された状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。以下に記載される説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「底」等の、位置と方向とを意味する用語が用いられる場合がある。しかしながら、これらの用語は、実施形態の内容を理解することを容易にするために便宜上用いられるものであり、実際に実施される際の方向とは関係しないものである。
(【0011】以降は省略されています)

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