意匠ウォッチ

発行日2025-01-27
公報種別意匠公報(S)
登録番号1789935
登録日2025-01-17
意匠に係る物品小物入れ
意匠分類F2-7231(筆記具、事務用具等)
出願番号2024015742
出願日2024-07-30
意匠権者山田化学株式会社
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本願意匠に係る物品(以下「本物品」という。)は、ふせん等の文具や筆記具といった小物類を収納可能とする小物入れである。本物品は、平面視で略矩形状を呈する底板と、この底板の短尺な前後両辺よりそれぞれ起立し、互いに高さの異なる前後両壁と、底板の長尺な左右両辺よりそれぞれ起立し、前後両壁を連結するように高い後壁の上端から略水平に延びた後に低い前壁の上端に向かって斜め下方に傾斜する上端をそれぞれ有する左右両側壁とを備え、上方に開口している。本物品は、底板、前後両壁及び左右両側壁により仕切られた内部空間を左側壁からの左右方向の長さが略5対2となるように2つに区画する縦区画壁を備えている。また、本物品は、底板、前後両壁及び左側壁により仕切られた内部空間左側部分の後壁からの前後方向の長さが略3対3対2対2になるように4つに区画する3枚の横区画壁を備えている。更に、本物品は、底板、後壁、縦区画壁及び最も後の横区画壁により仕切られた内部空間左側部分最後端を左右方向へ略均等に2つに区画する最後端縦区画壁を備えている。本物品の縦区画壁は、下端の前後両端位置より下方へ突出する前後一対の突起が底板の前後の差し込み孔に差し込まれて保持される。本物品の各横区画壁は、下端の左右両位置より下方へ突出する左右一対の突起が底板の左右の差し込み孔に対し差し込まれるとともに、上部の左位置より外側方へ突出する突起が左側壁の差し込み孔に略コの字状の保持具を介して差し込まれる一方、上部の右位置より外側方へ突出する突起が縦区画壁の差し込み孔に差し込まれることで保持される。更に、本物品の最後端縦区画壁は、最も後の横区画壁及び後壁に対し保持されている。そして、本物品の各縦区画壁及び各横区画壁は、当該各縦区画壁及び各横区画壁がそれぞれ対応する左右両側壁の対応位置において当該左右両側壁よりも上端がそれぞれ突出しない高さに設定され、内部空間を6つに区画することで用途や長さ等に応じて小物類が区分けされた状態で個々に収納可能となっている。本物品の左右両側壁は、その全周囲の縁を残して内側に若干凹む凹部を有し、この凹部が下端に行くに従い若干内方へ位置するように僅かに傾斜している。また、本物品の底板の四隅には、底板を設置面から若干浮かせる略矩形枠状の足片が設けられている。
意匠の説明各図面に表されている細線は、平面と曲面及び曲面同士の境界を示し、立体表面の形状を特定するためのものである。参考斜視図1は、斜め上方から見ている。参考斜視図2は、斜め下方から見ている。本物品は、ポリエチレンなどの合成樹脂により成形されている。

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